★登竜門★ vol.31

審査員インタビュー

KAZANE

【総評】(U-15チーム部門、U-12ソロ部門、U-15ソロ部門)
(※密回避と時間短縮のため各表彰ごとに1名に総評をお願いしました。)

 

お疲れ様でしたー。
入賞した皆さんおめでとうございます。

★登竜門★すごい久々にジャッジさせていただいて★登竜門★毎回色んなスタイルのチームがいて、結構同じジャンルの中でも似てるような踊りのチームとかソロの子も多いんですけど
★登竜門★ていつも色んな振り幅、すごい振り幅でいろんなスタイルがいて個人的にはすごいジャッジしててワクワクしました、はい。

そうですね、総評はちょっと大まかに分けて、2つに分けてちょっとお話したいんですけど、まず1個目はソロコン、U-12、15のソロに関してのことで
もう1個はそこにソロとチーム全般に合わせたことをちょっと2つでちょっとお話させていただけたらと思ってます。

ソロコンなんですけど、これもちろんU-12、15もそうですけど、他の部門でもそうなんですけど、ソロコンテストってすごい難しいんですよ。
っていうのはジャッジが難しいんじゃなくて出てるみんながホントにすごいなって思います、はい。

出てる人達はホントに自分達はすごいハードルが高いことをやってるんだっていうのを分かってほしいっていうか。
ソロをパパって作って出れば良いじゃんって感じで思う人もいると思うんですけど、すごい難しいんで、ここにまず挑戦してることがめちゃくちゃ素晴らしいっていうのを
すごい自分でも思ってて良いと思います、はい。

私的にすごいソロコンで大事だなって思うのが2つあって、それがまずソロであること。
ソロなんで何しても良いんですよ、やりたければ。

もうやりたければ上手から下手に向かってでんぐり返しとかしてても良いんですよ、そんくらいソロっていうのはもうその子しかできないことなんで。
なんかものとか出しても良いんじゃないかと思うくらい、やりたければっていうくらいソロであるっていうのは自由が多分、なんでもいい、やりたいって思う、見せたい
これが私ですって審査員に伝える場なんでやりたいことはやった方が良い。

って言うのともう1つは作品ってこと。
ただじゃぁ自由に踊れるんだったらバトルでも良いし自由に踊ってるだけでも良い、友達とかと自由に、セッションみたいな、それもソロになるんで。

それと違うのはやっぱコンテストなんで作品としてジャッジは評価をしてるんですよ、自由で良いけど作品にならなきゃいけないってとんでもなくハードルが高くて。
それをやり遂げるってすごい難しいことなんですけど、そこにみんなの発想力とかダンス力、クリエイティブさが評価されてるんで今こうやって結果が出るわけです。

でもし私的には総評っていうか、自分がソロコンのネタを作ってて迷った時とかにすごい客観的になっていただきたいのが、そのまずここで踊ってるものが
自分がやりたいことであるかどうか。
それがもらった振りでも全然良いです。

先生に付けてもらった振りでも自分でソロで作ってる振りでもなんでも良いんですけど、もうそこにちょっとでも偽りになる時点でそれはすごいもったいないことを
しちゃってる気がして。
本当にそれをやりたければ感情表現もそこにしっかり乗っかれるし、表情もそうですけど、練習意欲も湧くし。

まずそれがすごいやりたいかどうかを1回客観的になった方が良いっていうのと、あとは人が見てるって言うこと。
自分の中で楽しければ良いやだったらここに立つ必要は無くて、多分審査員の人とかお客さんに向かってパフォーマンスをしなくちゃいけないんで、自分の映像とかを
客観的に見たりとかしてそれが自分にとってどう思うのかなって言う。

この2つがしっかりできてれば多分結果は出ると思うんですけど、自分の中ですごく満足いくパフォーマンスが100%出来る気がするんで。
ソロコンって多分迷うこと多いと思うんですけど、まずそこのやりたいことなのかっていうのと、見ている人に伝わってるのかっていうところにちゃんとフォーカスを置ければ
すごい楽しいと思います、踊ってて。

自信があるないって話とかすごいよくされる方もいるんですけど、自信って練習量とかもそうなんですけど、そこすごいあると思うんですよね。
やっぱ自分が楽しいと思うものじゃないと自信満々に踊れないてのは当たり前なんで。

その自信にも繋がると思うんで勝手に、私見てー今これこんな好きな曲でこんなに踊れてる私を見てーみたいにもなるし、そういう出し方が苦手な子でも自分が嫌いなことを
やってない限り多分絶対楽しんで踊れるんで。

ソロコンはすごくそこを意識するだけですごい変わるなって言うのを今日見て更に思いました。
総評っていうかもしソロで悩んでたらっていうちょっとお話にはなってしまったんですけどそれがちょっとソロの話です。

でこのU-12、15ソロとU-15チームの結構総評思ったことが一緒だったんで今度はちょっとそっちをお話させていただきます。

ぶっちゃけ1つです、1つ。
さっきジャッジのとこに行く時に他のジャッジの人も話してたんで、そうそうって思ってたんですけど、これホントみんな全員なんですけど、カウントで踊りすぎ。

ちょっと意味分かんないかもしんないですけど、練習する時に多分ワンツーとかって揃えながら練習すると思うんで意味わかんないと思うんですけど
カウントで踊りすぎッて言うのは曲の変化がすごいあったりとかしてるのにカウントで練習しちゃってるんでずーっと同じリズムを取ってるように見えちゃう。

音が伸びてる時も止まってる時も手の出し方が一緒。
音がたまにズーンってなってる音もカッてなってる音もワンで片付けられちゃってる。

踊って合わせる時とかに曲を口ずさんだり、ターンタタ、ダダダダダとか音とかで練習するだけで全然違うと思います。
メロディーとか、ボーカルが入ってるなら歌っちゃうとか。

そこがすごく今日1番気になって、他の部門もそうです。
ここだけじゃなくて、やっぱ結局音ありきのダンスなんでカウントで踊ってたら別に音無くても良いじゃんって思っちゃう。

でも音があるってことはやっぱそこにもっと音に対する変化があるべきなんですけど、みんなやっぱカウントで踊っちゃうんで移動とかもワン、ツーみたいな
それがワンとツーの間のここがもう何も無いみたいになっちゃってるんで。

このワン、ツーとかの移動じゃないところの表現が多分音を聞いてると出来るようになるんで上手だなって思ったチームはすごい曲が見えました。
曲を踊りでどんどんどんどん前に出してるように見えた。

曲がすごい頑張って踊りに付いて行きますみたいになってるように見えてすごいそれが1番感じましたね。
むしろ今日そこしかないんじゃないかなくらいありました。

それが多分出来ると変化もそうですし振付じゃないところの見せ方も上手になるし表情が勝手につくと思うんで、音に入ってれば。
顔超笑おうとしなくても多分勝手に笑っちゃうとか勝手にそういうちょっとシリアスな顔になったりとかっていうのはあるし、しかもチーム、チームでしたらそれを更にメンバーが
合わせてれば良いんです。

ソロはもう自由ですけどチームだったらそのニュアンスをメンバー全員が揃えてればもうそれだけで空気感バシッて揃うんで。
すごいダンスとか基礎とかスキルとかはもうそういうのを置いといていったんその練習の仕方をカウントで踊るんじゃなくて曲で練習するだけで
かなり雰囲気がすごい良くなるっていうか

ダンス、ダンスってのが湧き出ると思うんでそこをちょっと練習で意識してもらうだけでもっと楽しんで踊れるんじゃないかと思いました。

すーごい話過ぎました。
ごめんなさい。笑
すごい話過ぎた。

でもなんか多分、これからも多分、私も25なんですけど、中学生とか小学生とかを、私4歳からダンスやってるんでやっぱここの今皆さんがいる位置を通ってるんで
すごい思うのが大人になってもダンスに関わってく、別にそれが現役じゃなくても何でも良いんですけどダンスが好きでいたいなら多分練習方法がすごいワクワクするようなものに
なるだけで絶対楽しくなるんで、そういうところで今日お話をさせていただいたんで
別に100%正解ではないんで参考になることがあればぜひ参考にしてください。

今日はありがとうございました。