★登竜門★ vol.11
審査員インタビュー
Ruu
【総評】
お疲れ様でした。
登竜門のコンテストということで、優勝経験のない子たちが出てたと思います。 この年代の子たちを私自身も教えているのでどうしてもちょっと厳しい目で見てしまいました。
でも、こうして舞台上で見てみるとダンスとどういう風に向き合っているのかな、というのを感じることが出来ました。
本気でダンスが上手くなりたくてコンテストで勝ちたいのか、ダンスを楽しもうとやってるのか、というのに大きな差はあると思うのですが…
その中で、ダンスを楽しくやるのは良いと思うしそのまま続けてほしいなと思います。 でも勝ちたいんだったらやっぱりまだまだ学ぶことは沢山あると思うし、ダンサーさんとかをいろいろな場面でダンスをもっともっと知ることが大事なんじゃないかなと思いました。
例えば同年代でコンテストで勝ってる子たちはどういう風に練習してるのかな、どういう舞台に立って踊っているのかなっていうのをもっともっと知って、どうやって近づくのか、何を盗めるのかもっともっと極めて考えてやっていくのが大事なのかなと思いました。
今勝ってるチームとかも今までにいっぱい負けてやっと勝てるようになって、こういうところにも出てそれでどんどんステップアップしていくと思うので、今日負けた子たちはこの負けを無駄にしないように「こういう負けもあったな、次はどうしよう」と改善をしてみなさんさらに上を目指してこれからも頑張っていってください！
【優勝したチームの勝因】
振付や曲に対して入り込んでいる感じをわざとらしくなく、自然に表現出来ているところがすごく良かったなと思いました。
表面だけや表情だけになってしまってバランスが崩れてしまっているチームもいたのですが、優勝したチームは自然体なのにインパクトが薄いわけではなく、表現したいことを表現出来ていました。
それはダンスのスキルとか見せ方のバランスが良いということに繋がってくるので、そういうチームが良かったのだと思いました。
【入賞しなかったけど気になったチーム・ダンサー】
U-15チーム部門…LOUD
日本人離れした雰囲気やキャラの濃い子や華のある子がいて、チームのオーラがありました。