★登竜門★ vol.12

審査員インタビュー

 

ゆーさく

yusaku

 

 

 

 

 

 

【総評】

お疲れ様でした。 何を話そうかなと考えていたのですが…

 

最近は知ってくれている人も増えてきたのですが、ほとんどの方が僕のこと知らないと思います。

自分自身プロデュースしているチームでハウスもやってロックもやってソウルもやってヒップホップもやって全部僕がチーム見てますけど、どのジャンルも僕は先生に習ったことは一度もないんです。

全部自分でやって来て、自信も最初はなかったです。

だから初めてヒップホップのチームを見るときにも「自分にはヒップホップの経験は一切ないけど、絶対賞を取れる作品を自分のセンスで作ろうと思う。でも、これでもし半年たって結果が出なかったら僕じゃない先生のところに行った方が良い。」とか、今まで自分ですべて責任を取ってきたら嬉しいことにジャッジのところに並べるようになったんです。

なので、今までダンスをガンガン踊って来てここに立ってる人たちと違う観点から意見を言えるかなと思ってお話します。

 

僕みたいな人は少数派なので、全然違うって先生とかに言われたら先生の言うことを聞いた方が一番優勝とかには近いと思いますけれども、コンテストとかに勝つには絶対に作戦があります。

作戦を立てて出た方が自分でも納得が出来ます。

今日ソロの子が多いので言いますけど、例えばソロでも自分で振りを作っている子がいるとして、先生やお母さんにここはこの方が良い、あの方が良いと色々言われてどんどん変えていっちゃって最終的に自分の振りじゃなくなるときっていうのがあると思うんです。

それだと(結果が)ダメでもへこまないし、優勝してもなんで評価されたのか分からないんです。

だから、子供たちには今色々な場所で機会があると思うので、自分で(作品を)作るセンスを磨くことをソロやバトルで養っていくと中学生になっても高校生になってもダンスを続けると思います。

やらされているっていう状態だったり自分で作っているものがないと絶対辞めてしまうんです。今まで見て来てそう思います。

ソロについては、ダメなときの自分を分かる。良かったときも良かった自分を分かるというのが大事だと思います。

 

チームに関しても作戦があると思っていて。

先生たちも自分でやってるこたちも、色々なジャンルがあってどんなことで勝負したら良いのか分からなくなると思うんです。

だけど、例えば今日だったらU-9/U-12って部門が分かれていてある程度大きい子は来ないなっていうのが事前に分かったりとかジャンルもヒップホップ/ハウス/ジャズとかある程度決まっている中にチアリーディングが入ってきたり大道芸が入ってきたりしたら、出す側の作戦としては全然違うことを考えなきゃいけないじゃないですか。

だけど意外と考えてみると「ああいうチームが今勝ってるということはこういうところ狙えるな」とか「あのチームとあのチームのあそこには絶対勝つ振りを作ろう」とかそういう作戦があるんですよ。

 

それが分かると「(結果に)何で!?」と思わなくなるんです。 自分の中で作戦があるかっていうところを大事にしてほしいと思うんです。

今日はこれを魅せる。それで、今日はあの子に負けたな、とか今日この感じで出てあそこのチームに負けているようじゃダメだよな、っていうのをチームでも先生ともママたちとも共有すると、チームが上手く行きます。

上手く行くと長く続くから、長く続いているチームは結果も含めて上手く行っているんです。

やっぱりダンスに限らずチーム・グループっていうのは長く続けるって大変だから、それが出来る環境をサポートするのが保護者の方々の出来ることです。

子供たちと、ママたちパパたちと、先生と、スタジオがあればスタジオと、”チーム”で全部が上手く行ってるところは結果が出るし、結果が出なかったとしてもいい終わり方します、絶対。

なので、みなさんがずっとダンスを続けてもらえたらこちら側としても将来が楽しみです!

そんな事を言わせてもらえれば・・・個人的にはスッキリしました(笑)

ありがとうございました!

 

【優勝したチームの勝因】

ソロについては、やっているスタイルや魅せることっていうのはそれぞれの良さがあるのでその中で魅せ方とか、踊りとか、リズム取りとか、そういうところの穴がない子が入賞圏に入って来てさらにその中でどこまで出せるかっていうところだと思います。

なので、まずは穴がなくなるように、踊っている最中の間がないように、っていう風に作ってから良いところを付けていった方が良いと思います。

チームは、バランスっていう意味で言うとチーム内での音取りの仕方とか、どういう風に踊るか、あとはスキルバランスが整ってるチームが登竜門とか制限のあるコンテストには一番大事だと思います。

それ以上に上に行くためには、良いところを打ち出して行ったりもっともっとということになると思うのですが、まずはやはりチームバランスを色んな意味で整えるのが大事だと思います。

 

【入賞しなかったけど気になったチーム・ダンサー】

U-9ソロ部門…CHAA♥

やりたいことがハッキリしていて、それをストレートに出せていたので良かったです。

U-12ソロ部門…Nene

スキルは入賞圏内だったと思いますが、踊りの中でポージングなどがお気に入りのがあるのかもしれないけど今まで踊っていた流れと違う感じが入ってきちゃうのが、入賞出来なかった理由だと思います。

U-15ソロ部門・・・ERIKA

完全にパワーの出し方を曲を無視してしまっていて、もったいなかったけどダンスは上手いのは分かりましたが、作品となると見られなかったですね。

U-9チーム部門・・・Toy Soldier

自分では上位でしたが、女の子がすごく良いのに男の子の”踊り”が前を向いていないのが女の子とギャップになってしまっていて、その辺りが統一出来ていれば入賞していたかもしれないです。

U-12チーム部門・・・CHICK-FLICK

ノリが入っているが、見ている人がノルっていう意味でのノリがなくて見ててのれる感じが欲しいです。

体も使えるし雰囲気やノリを入れようというのはすごく伝わるのですが、見てる側は初めて見るのでノリを切りすぎて見づらいなというのがありました。

U-15チーム部門・・・F.T.W

振りが好きです。

音取りも独特というか、今日出てた中では少数派の取り方をしていて好きだったのですが、音取りのアピールとしてさりげなく取っているのかしっかり取っているのかというところの差が見えなくて少し伝わりが弱かった気がします。

そこが出来ていたらめっちゃ良かったと思います。