ドラドラ2018 2nd PERIOD

審査員インタビュー

YOSHIO

 

■総評

はい、じゃぁ皆さんお疲れ様でしたー!!
賞入った人も賞入らなかった人も含めてみんな上手いですよ。何度も言うようですがみんな上手いです。

それでもダンスが好きなんだなぁってところで良いんですけど、ダンスって言うのは音楽があって踊りがあると思うんで、音楽をもうちょっと聞いたりすると良いかもしれないなと思います。
バスドラで乗ったり、スネアで乗ったり、歌があったりって色んな感情が入ってくるんですけど、ちょっと僕のスタイル自体がストリートっていう、ストリートダンスっていうところ…わかるかな?わかるよね、もちろん。

踊りだけじゃなくてってところがすごくあって、それを覚えるとやっぱりファッションが広くなったり。オシャレだもんね、みんなね。
音楽調べるとそういうところに結びついたりとかするじゃない?

英語にするとどっちもダンスって出ちゃうんだけど「踊る」っていう漢字と「舞う」っていう漢字があって、「舞う」だとリズムはいらなくて感情だけでいける、コンテンポラリーじゃないけど。
でもダンスって俺は「踊る」の方の、舞うじゃなくて、リズムがあって全てがあってチームワークがあってってあるんだけど、そこでプラスで俺はストリートっぽい雰囲気が大好きで。

ソロ部門で制服で出てきた女の子、バーって出てきて髪外して、俺は勝手ににそこに日常の色んなものからとりあえずダンスで抜け出すみたいな、単純にそういうコンセプトだけでもすごい伝わるものがあって、上手い下手よりも。
単純にグッとくるか来ないか、音楽に良いかって、難しいことをやんなくたって単純にそのスネアがバンってハマればその空気感で「お、気持ち良い」てなるし。

上手い子はやっぱりいますよいっぱいみんな。
だけど上手いだけだとどのジャンル、スポーツとかでもそうだけど、上手いだけだとある程度いけるけど上手い以上のものだったりってあるじゃない?

そういうのを探すっていうのがダンスを通じて仲間を通して、なんかいろんなものが色んなところに落ちてるんで。
それをどんどん、どんどん入れてくとさっき言ったようにオリジナリティだったりとかっていうのに繋がってくる。

もちろん見てて「あれ?どっかでみたような振りだな」とかあったり、いっぱい見ててもお客さんも分かると思います。
お父さん、お母さんなんて特にダンスすげぇ見てると思うんで、そういった目線ではぜひぜひ親御さんたちは音楽を聞かせてあげてください、色々。

でぜひみんなも「やべぇレコードもらって嬉しい」って言うような育ち方をしてください。そこにダンスはきっとあります。
ジャンルは超えてもリズムはずっとあるんで、どんな音でどんな風に踊るかっていうのをもっともっと広げていってください。

お疲れ様でした!