ドラドラ2019 1st PERIOD

審査員インタビュー

DAIKI

 

■総評

はい、お疲れ様でしたー。
年1くらいでこれはジャッジさせてもらってるんですけど、1番思ったことと言えば、テンションのコントロールが出来ると良いのかなぁと思いました。

コンテストってなるとすごい一生懸命本気で踊るっていうのが、まぁわりかし美徳というか、一生懸命にやるって思われがちですけど、
さっき技をすれば加点が入るって訳じゃなくてっていう話があったと思うんですけど、あれと一緒で曲は結構抑揚があるじゃないですか。
あれに対してずっと本気で踊りを、ずっと同じテンションの踊りだけを見せられてもイマイチ入ってこないんですよね。

けど一昨年くらいまではそれで勝てたんですよ。
圧倒的な体の強さと迫力で勝てたんですけど、もうそんなこともなくて、そこら辺をしっかりやってくれれば振付今のままでも勝てるんじゃないのかなぁてチームが
1個や2個じゃなかったですね。そこを意識してほしいです。

あとはLOCKでもHIPHOPでもHOUSEでも、それこそJAZZでもそうなんですけど、こういうストリートダンスのコンテストに出るのって、
やっぱり最終まずリズムをある程度作ってくれないとスッて入ってこないんですよ、初見だし、どうしても。

それが音楽に合ってる合ってないが大事。
よくジャッジで音楽をもっと愛せとかいう人いっぱいいると思うんですけど、あれって音楽聞いて作った振りが、ちゃんとリズムが共感できるかできないかなんすよ、うん。

なんで、すごいことやってても、なんか違うんだよなーとか、そこそんな詰める?とか、そうなってくると、なるべく受け入れようとして見てるんですけど、それでも無理ってなっちゃう、うん。

OPENかな?ソロで相川七瀬がいたと思うんですけど、すごい入ってきやすかったです。ずっとJAZZが続いたから。なんかそういう感じがしたな、はい。
普通の感想になっちゃった。

FINAL行く時、これからFINAL目指そうって人は一生懸命踊るだけだったら本当に競技になっちゃうから、競技じゃなくて、子供に言っても難しいかもしれないですけど、
文化として人に何かを伝えるっていうことを、ずっと同じテンションで喋っても伝わらない。

今日良かったね!!って言う人がいても良いと思うし、いや、今日途中良くなかったんすよねぇっていう人がいても良いと思うし、その抑揚が見てて、おーってなるから
それが音楽に合わせられるから、その表現良いねみたいな、なってくるんで。

そこら辺意識できれば優勝の確立というか上がる人いっぱいいたんで、1回自分のショー見直して、ここはもうちょっと抜いても良いんじゃない?とか
その代わりここ頑張ろう!とか、そういうのがもっといっぱいあると入賞に近づけるんじゃないかな、少なくともジャッジを選ばない踊りになると思います。

頑張ってください。
お疲れ様でしたー。