ドラドラ2019 1st PERIOD
審査員インタビュー
suzuyaka
■総評
みなさんお疲れ様でした。
まずチーム部門の総評なんですけど、3分ってやっぱ長いですよね。
見てて、3分って結構な分数があるので、ほとんどのチームで思ったのは冒頭はすごく良くて、あ面白いチーム来たなとか、あ上手だなとか思うんだけど、
やっぱりどんどんどんどん下がっていっちゃったりとか、ずーっと同じに見えちゃったりとかして、それがすごく多くてもったいなかったなと思って。
曲が変わっったらやっぱり曲によって振付にも緩急があったりとかもするし、ビートがすごく強くなったらやっぱ踊りのパワーとかも変わったりとかすると思うけど、
そういう音とか、そういう振付をキャッチできてなくてもったないなってチームがすごくいっぱいあって。
でも逆に言うと冒頭すごく良いんです。
だから、あ、このチームはどんなチームなんだろうって気になるチームが入賞してないチームもいっぱいあって。
だからその作品の流れっていうのを先生とかと一緒にもっともっと追求していけると良いなぁと思ったチームがホントに沢山いました。
なので終わった後に総評とか聞きに来てくれる子がいると思うんだけど、申し訳ないけどチームはほぼその感想しか言えないくらい、ホントにほとんどのチーム思いましたので、
ぜひ緩急、作品の踊りの緩急もそうだし、作品の緩急もそうだし。
あと音をしっかり聞いて、音の流れもそうだし、なんか踊りだけじゃなくてそういうのも理解できると、もっともっと良いなと思ったので参考にしてください。
ソロはJAZZの子がかなり多かったので、ちょっとJAZZの子に向けてコメントを言うと、雰囲気がすごくあって技ができてっていうJAZZの子が今すごく増えてて、
コンテストとか出てくるので、ある程度ちゃんと雰囲気もあって技も安定してる子の戦いって感じだけど、なんか技に頼りすぎちゃってる子がすごく多くて。
例えばフィギュアスケートじゃないからさ、色んな技をやったから、はい加点、加点、加点ていうコンテストじゃないから
やっぱりもっとダンスが、ダンスが見たかったなーていうのが、もちろん入賞してる子も惜しかった子もみんな含めてすごくいっぱいあって。
例えばこの音に、すごくこの良い音に技をハメたいって思ったらその技を映えさせるために、どう作品を作っていく、振付していくっていうことを是非考えてほしいんだけど
やっぱり自分のできる技を連打してくる。
そうすると、うん、もう技いっぱいできるのは分かったから、ダンス踊ってほしいなー、みたいな感じに思っちゃった子がすごいいっぱいいて。
出来る、ダンス出来ない訳じゃないのに技の印象しか残らないからそれってとてもとてももったないので、是非色んなことが出来ると思うんだけど
じゃ今回のネタはこの技とこの技にかけよう、で、この良い音にハメよう、じゃぁ他はどういう風に踊ろう、っていう風に考えて踊ってみてくれたりすると、
なんかもっと良いなーって思いました。
技出来るのはすごいことなんだけど、それだけに是非頼らないで、やっぱりダンスをもっともっともっと見たいって思いました。
なので、そうそうそう。
もっとダンスが上手になると思うし、技にみんな集中してる感じがすごいもったいなくて、もっとエナジー出してほしかったなっていう気もしました。
そんな感じです。
頑張ってください。