ドラドラ2020 4th PERIOD
審査員インタビュー
SHUHO
■総評(U-12チーム部門)
お疲れ様でーす。
コンテストということでコンテストってやっぱ準備期間て言うんすかね、そこに向けてので結構大きく決まるので、当日のコンディションだったり、場所見え方、ジャッジ
もちろん結果ってのが変わるものではあるんですけど、それまでの準備がどれだけちゃんとできてるかっていうのはものすごくこのステージで意外と出るっていう意味で言うと
ホントにこういうコロナの状況でこれだけのクオリティーでみんなが出来てるっていうのがもうホントそれだけでもう素晴らしいなと思いました。
やっぱね練習もなかなかみんなで集まって沢山今まで通りにはできないかもしれないですけども、それでもこれだけのクオリティーで出来てるっていうのは
ホントにそれだけでもう優勝って感じですかね、自分にとっては。
アドバイスとしては、これはダンスって採点競技ではあるんですけど、言ったらジャッジによって変わります。
場所によっても見え方も変わるし、だからあんまこう深く考えすぎない方が良いかなと思います。
自分も合わない時は合わないし、そういう時はしょーがないなと思うんですけど、でもステージの上に立ったら1個気を付けてほしいのは自分らが絶対勝つべき
優勝するべきチームもしくはダンサーだと思ってまずステージに立つことが1番大前提で、ステージに立ってどうしようかな、勝てるかなーていう方は絶対勝てないっす、はい。
嘘でも良いので自分がこの場に立つべきダンサーだっていう風に思って絶対ステージには立ってほしいなと思います。
嘘でも全然良いんです。
ただ、そう信じれるかどうかはそこまで練習してきた人だけなんすよ。
だからホントに自分が振り返って、あ一生懸命練習してきたし、これ以上はできないなって思えるくらい練習したからそこで思えることだと思うんすよ。
その場で一生懸命思おうと思っても振り返ってみたら、あれちょっとさぼっちゃったなお菓子食べちゃったなとか、そういうのが、後ろめたさが思いっきりステージに
出ちゃったりするんすよね。
あ、練習できなかったなーとか、さぼっちゃったなーとか、あまりやる気でねぇなとかそういうのって結構出ちゃうんすよね。
なのでホントにステージでこの緊張感とか圧に負けたくないのであればしっかりやってくるしかないっていう、それはもう大人も子供も上手い人も下手な人も全然関係ないっす。
なのでホントにそういう部分を大事にして、普段の取り組みが全部ここに出ると思って取り組んでくれるともっともっと良いパフォーマンスが出来ると思うんで
それをちょっと目指して、こんな状況ですけどね、気持ちだけでもそういう風に思ってくれると良いかなと思いました。
はい、お疲れ様です。
■総評(U-12ソロ部門、OPENチーム部門、OPENソロ部門)
お疲れ様でした。
ソロ部門から言うと、すごく基礎がしっかりしててダンスがしっかりしてる子が結構入ってるなっていう印象でした、この結果見たら。
ソロって全部、まぁチームもそうなんですけど、ホントに自分の踊りが分かってないと見せられないっていう。
大体完璧な人はいないんで自分の特徴とか良い部分みたいのをちゃんと分かって踊らないと、ソロは見てる方も結構つまんないというか
そうなっちゃうのでやっぱそこの自分の向き合い方って結構大事かなっていつも思いますね。
だから選曲もそうだし衣装もそうだし、自分のキャラクターとか踊りとかにハマってない曲を意外と使ってたりとかそういう人も多くて、そういうのはちょっと
もったいないなっていう印象はあります、いつも。
それが結構合致してる人は おぉすごい良いなぁみたいな、キャラとも合ってるしみたいな、自分を出すって言うのも大事なんですけど、自分を見て客観視できる人の方が
逆に強いのかなっていう風にいつも思います。
自分もどういう風に見えんだろうなとか、いつもね考えてはいるんすけど、でも結局自分のやりたい踊りはやるんですけど、ただその中でも自分が得意なもの不得意なものとか
そういうものをちゃんと自分の中で分かるっていうのはめちゃくちゃやっぱダンサーとしては大事だし、自分と向き合うのって1番面倒くさいし、結構勇気がいるっていうかね、
自分を見て自分の悪いとこを言ったら自分でへこんじゃうみたいなね、あとでなんか泣いちゃうみたいななっちゃったりするんですけど、
でも結構そういうのを大事にしてほしいなと思いますね。
なので1個の勝ち負けとかにこだわるより自分で見てどうだったのかって結構大事かなーて思うのでそういう部分もちょっとやってくれると良いのかなと思います。
チームの方は見せたいものがハッキリしてないチームが結構多かったので、どういう踊りを見せたいのかっていう部分がもうちょっとクリアに見えてくると良いかなと思います。
それを表現するのはもちろんスキルでもあると思うし、衣装、曲だと思うんですけど、定まってない感じがしてもう少しこういう踊りを自分らは好きでこういう踊りを
見せたいんですみたいのがもう少しクリアに分かると良いかなと思います。
そうするとすごく評価、ジャッジも人間なんでしやすいし、そういう部分で言うとホントにさっきも言ってたプロデュース力も大事だし、それを表現するスキルも大事なので
結局日々の積み重ねでしかないし、ダンスなんてホントにもう継続しかないんで結局ね。
1番継続した人が1番上手くなるのに決まってるんで、そういう部分を大事に、ただ、ただ練習しても意味無いのでさっき言ったみたいに自分と向き合ってどういう風に、
何を練習したらいいのかわかんないって言うのが1番まずいと思うので。
練習することなんて山ほどあるし逆に山ほどある人の方が絶対上手くなると思うんで、そういうのをどんどん見つけられるような、普段のメンタリティーとかそういうものを
モチベーションも保ってやってくれるともっともっと良いパフォーマンスできると思うので。
特にコロナでねそんなに出る機会ないと思うので自分と向き合う時間はたっぷりあると思うからこういう時期を大事に頑張ってほしいなと思いました。
お疲れ様でーす。
■総評(U-15ソロ部門・U-15チーム部門)
はい、お疲れ様でーす。
U-15はすごい今日の3部門の中では1番面白かったです。
レベルもすごく高くて、こういうダンスを見せたいっていうのがすごいクリアに見えるチームが多くて、振りの完成度とかも割と高めで、あとは個々のスキルとかそういうのでちょっと
差が付いたのかなっていう印象でした。
みんなすごい良いパフォーマンスができてたと思いますし、すごくパワーが来たので見ててすごく良かったです。
入賞した子と入賞しない子で言うとすごい大きな差が意外と、スキル的なものもあるんですけど、体が出来てる出来てないってのが結構おっきいかなと思いました。
体きく人とちょっと弱いなって思う人の差が結構あるような気がして、コントロールだけじゃなくてそういうのも結構大事にしてほしいなと思ってて
ダンスって自分の体を使ってそもそもやるものなんですけど例えると侍みたいなもんすね、侍。
刀を振る技術がダンスの技術って感じ。
だけど切れない刀でいくら切ってもピンてなって全然きかねぇみたいな切れないみたいな、なんかそんな印象ですね。
刀を研ぐ作業っていうのは刀を振ったりとか切ったりする作業よりも全然時間がかかるし正直つまんないと思うんですよね。
だけど切れる刀で切ってほしいなっていう印象ですね。
やっぱそれがすごく研ぎ澄まされてる子はすごく強くて、結局体で表現できるレベルが他の人より1段階高いだけで高いもっと技術を積めると思うんすよね。
柔軟性がちょっと足りないとか筋力が足りないとか意外とそういうとこってむちゃくちゃ大きく出るんすよね。
そういうのっていきなり筋トレして次の日いきなり強くなるわけでもないし。
だから日々の鍛錬って意外と、意外とっていうかほぼそこで決まるかなと思います。
自分も結構トレーニングとかするんですけど全然やっぱ違うし、刀で言いましたけど。
あとは結構これもよく話するんですけど基礎をもっともっとしっかりやってった人の方が後々伸びが違いますね。
結構有名な話で木こりの話で、さっきの話とちょっと近いんですけど、同じタイミングでよーいドンで木を切りはじめるっていう、同じ斧で、なんですけど
1人の人は即バンバンバンバンて切り始めて、もう1人の木こりは全然切らないんですよ。
何してたかって言うと斧を研いでたんですよね。
でバッカンバッカン切っていって最終的にはその人の方が切ってるっていう。
で切れない斧で切っていっても進まないんすよね全然。
それがダンスの技術みたいな感じですね。
やっぱり技術とか知識とか体づくりが全てにおいて1日1日のアドバンテージが変わってくる。
だから上手い人と下手な人が出てくるんですよ。
別に才能の差ではないと思うんで、才能がなければそこを磨いていけば良いので、結局そういう部分を意外と大事にしてる人が最終的にドーンて行くんですよね。
まだみんなは若い、当たり前なんすけど若いのでこれからもっともっと全然積み重ねられると思うし、それをきっとやってった人の方が最終的には必ず
ドーンて行くのでそういうのをちょっと普段から心がけて。
結局普段の心がけで決まるって話なんですけど、これは3部門通して自分が言ったことなんですけど結局そこなので。
だから普段の取り組み、コンテストに向けて!とかじゃなくて、そういう次元じゃないっす。
もっとそういう根本的な本質的な部分を見たらもっともっと良くなるなっていう人達ばっかりなので、そこを1個次の決勝大会までに1段階高められたら
もっと良いパフォーマンス出来るんじゃないかなと思いました。
お疲れ様でした。