ドラドラ2021 7th PERIOD
審査員インタビュー
Mana
■総評(OPENチーム部門、U-15ソロ部門)
(※密回避と時間短縮のため各表彰ごとに1名に総評をお願いしました。)
お疲れ様です、本日ジャッジをさせていただきましたManaです。
皆さんお疲れ様でした。
ありがとうございます。失礼します。
今この残っていただいてる方々が中学生以上の2部門なのでそちらを中心にお話できたらなぁと思いますが。
U-12とか他の部門について先程お2人がジャッジコメントで音楽についてすごく熱く語ってくれたので是非ちゃんと見返して聞いてみてください。
私は2人が話していなかった体の使い方だったりとか自分の身体表現への向き合い方みたいなのをお話できたらなぁと思うのですが。
まずここにチームだったら3分、ソロだったら90秒っていうこのすごく限られた時間の中でステージで戦わなきゃいけないってなった時に、ちょっと特にJAZZのソロの子達を
思い浮かべて見てたんですけど、すごくすごく得意なことを詰め込んでやっぱり戦いっていうのには挑まなきゃいけないかなぁといつもコンテストを見て思うんですね。
例えば10回練習したことを10個技入れるのと、100回練習したものを1個技を入れるのとでは大分説得力だったりとか伝わり方が違うなと思っていて。
限られたその自分の持ち時間の中で見せ切らなきゃいけないって思った時には、自分の何が強みなんだろうっていう所に1回自分の中でしっかり考えてみると
もっともっと良い表現が生まれるんじゃないのかなと思っていて。
自分の体付きだったりとか中学生以上になるともう大分身長も体格も大分大分もう日に日に変化してくると思うんですね。
すごく私もそういう時期あったしきっとみんなも今そうだと思うんですけど、毎日毎日変わる成長期の中で今どの動きが苦手でどこの部分が得意でっていうところを
もっともっと毎日研究することが出来たらすごく自分の表現の幅が増えるなぁと思っています、特にこの成長期の子達のいつも体使いを見てて。
例えば作品だったりとか自分の見せるってことにおいての組み立てをする時に、鏡を見て、振りをもらってる人もいるかもしれないですけど、ちょっと自分これカッコ悪いなって
思う瞬間あるじゃないですか。
っていうのはどうしたらいいだろう、出来ないなと思って不安で立つっていうことは見てる方も不安です、すごく。
っていうのを1個ずつ無くしていくっていうのがこの戦いにおける、コンテスト作品を作るっていう意味で私はいつも、カッコイイ音楽を選ぶカッコイイ作品を作るとかって言うのは
先生の仕事だったりとかするんですけど、踊り手のみんなが1番やらなきゃいけないことは日々の自分の体の変化に気づくこと。
大分それだけで多分先生もすごく楽になる。
自分でちゃんとそれが消化出来てれば、これ苦手なんです、右より左ですって言われれば、あっそうなんだじゃぁそっちの方が得意なんだねっていうコミュニケーションもとれます。
っていうのを日々キャッチボール出来るように私は心掛けてはいるんですが、特にソロの子達を見てて思いました。
JAZZの子達は大技っていうかテクニックの部分だったりっていうのは入れるとおぉーてなったりはするんですけど、特に優勝したMiaちゃんとかでも抜いても良いくらい、もっと
技の部分を。
っていうくらい入りの表情からこの子はなんでこんなくたっとした目ができるんだろうと思ってすごく引き込まれるんです、ダンスに。
それってきっと自分のイメージだったりとか好きなものだったりっていうのが内側から出てるなぁと思って。
そうなると技技技って全然見せれなくてもその子のもちろん、お顔も体も指先も足先も使いかたが綺麗なだけですごく引き込まれるから、自分の強みとしている部分っていうのの
研究を重ねていくともう自分の好きな事と得意なことの詰め合わせ、宝石箱みたいな感じの作品になるんじゃないのかなって思うんですよ。
それを1回見直してみたりするとチームもソロも満足してこれを見て!って自信を持って伝えられるのかなーって思いました、はい。
チームがそれがOPENのチーム部門は伝えたいことの共有っていうのが、体の部分にプラスαで自分達が見てる人に、審査員に伝えたいっていうものをどれだけ、体の運びもそうだけど
チームの中で共有出来てるかっていう部分が勝ち目、勝ち負けが分かれたのかなぁと思ったりしました、はい。
でソロはそんな感じでっていう感じで見てたので
私はおしゃべりを練習したことがないのでこうやってえーとどうやったら伝わるかな?ていう風になります。
だから練習したことないものっていうのはやっぱり苦手じゃないですか。
でも頑張って伝えるっていうのは多分今これおしゃべりとしてホント30点とかだと思うんですけど、これを研究、研究するとダンスもきっと伝え方伝わり方っていうのが
上手くなるのかなって思いました、はい。
大丈夫ですかね?こんな感じで。
伝わりましたか?
はい、頑張ってください。
私も頑張りまーす。
ありがとうございました。
お疲れ様でした。