インタビュー終了後、オーガナイザーWAN-CHANからジャッジに質問が投げかけられました。


<おどり場>
はい、ありがとうございました。

<WAN-CHAN>
最後にもう1つ僕から質問しても良いですか?
これを聞いたり読んでくれる人達のヒントになればなーと思ったんですけど、漠然とした質問になるんですけど皆さんが今までで1番思い切った挑戦したことか、
1番苦労したこと、ダンスに関わることで何かパッと思い浮かぶものってあります?

<KOUKI>
…苦労したこと?

<WAN-CHAN>
ただ他の回で、色々他にも質問した時に結局ダンス好きだったらあんま苦労と思わないみたいな方もいるとは思う、感じ方としてはあると思うんですけど、例えば客観的に見て
今思えば思い切ったなぁとか、自分の中でどっか勇気がいったなこの判断はみたいなことって今まであったりしますか?

<KOUKI>
どこまで目指すかじゃないですか?ダンスをやってって。
ダンスにゴールは無いと思うんですけど人生を歩まなきゃいけないじゃないですか。

ダンスとどう人生を共に歩んでいくかの分岐は絶対に出てくると思うんで、やっぱそこでその年代年代によって多分色んな分かれ道があると思うんですけど。
僕は今の時代みたくそんなにダンス流行ってる時代じゃないんで、やっぱり第一分岐はやっぱ就職するかしないかってとこ。

<WAN-CHAN>
うん、めっちゃそういう世代です。

<KOUKI>
そこの分岐だったんで、やっぱ就職しないっていうのは思い切ったなーていう、そこはありましたね。
何も考えず就職しなかったんだろうなって。
考えてたつもりなんだけど、そんなに考えて無かったって言う、今となれば。笑

今となればダンスをやりたいから周りを固めたみたいな感じは。

<WAN-CHAN>
でもその時の気もちとしては思い切った感はあるじゃないですか。
どっか決断をしたっていう

<KOUKI>
はい。

<WAN-CHAN>
良いのかなーみたいな不安も

<KOUKI>
いや、ありますよね、親に大学まで行かしてもらって、で就職しないっていう。笑

<TAIKI>
僕も同じっすね。

<KOUKI>
結構やっちまってるなって思いますよね。

<YUI>

<KOUKI>
でもその勉強してたことが今に返ってきてるから勉強してて良かったなーって。
ダンスじゃない部分でもやっぱしっかり、ダンス好きなことに没頭してほしいしそれ1番で動いてほしいし考えてほしいんだけど、どっか余裕があればやっぱ違うところも
見るのはすごく大事なんだなーていう。

それが今すぐ結果出なくてもやっぱり何か勉強したりとかっていうものは必ずマイナスには絶対にならないので。
プラスになんなくてもマイナスになることはないと思うんですよ。
だから色んなこと、ダンス以外にも色んなことに興味持ってアグレッシブに色んなことに挑戦してってほしいなっていうのはやっぱり年取ったなって思います。笑

<WAN-CHAN>

多分キッズが多いですが大人も含めてまずコンテストに出ようって言うことも1つの勇気のいる決断だったと思うし、チームを組むとか。

例えばそのために先生、あの先生習いたいんだとか、例えば習い事いくつかやっててダンスに絞るとか、逆にダンスやってるけど1個増やすとか色んな決断があると思うんで
それぞれみんな多分そういう何か決断をする苦労というか悩みはあるんだろうなーと思って。

今ジャッジにお呼びしている3人はダンスでお仕事ができてる方々だと思うんで、でも簡単じゃなかったと思うんですよ。
なんも考えずほえぇっていう訳ではなくてそれぞれにやっぱり決断があってここに来てると思うんで、なんかそういうのはないかなーて。

僕は結構そういう決断で後悔をし続けた人生なので。笑
何かそういう、みんなにとって、よし!じゃぁそういう決断もあるんだーみたいな勇気づけるエピソードは無いかなーなんて思ったんですけどどうでしょう、TAIKIさん。

<TAIKI>
そうですね今の話すごい深いというか通じてて人のためにやることと自分のためにやることの区別を付けるのに結構時間かかりましたね。
レッスンにしても人のためにやってると思うし、イベントとかもそうだしっていうのと自分が目立ちたいとか自分が勝ちたいとか。

結構俺そういうとこヘタクソで周り見えなくて怒られるみたいな感じで、それはまぁちょっと大人になるにつれて色んな人のおかげで気づけたことではありますかね。
でも僕レッスンが好きでやってるので、それが自分の好きとそれがマッチした時がすごいやっぱ幸せを感じるので、そういうものを見つけてったらモチベーション下がったりとか
落ち込んでもダンス続けていけるかなみたいな。

色んなパターンがあると思うんですけど、マッチする何か。
なんかそういうのを、さっきもおっしゃってた色んなことをやっとくことで繋がると思うんで。

ダンスに悩んでるってことは多分他のことが見えてなかったりすると思うんですよね、他の人の考え方とか他の仕事のこととか友達がどういう気持ちでいるのかとか。
そういうとこをやっぱ日々気にするというか感じとりながらすべてのことをやってくとダンスに還元されてより楽しくなるかなと言うのはやっぱ気づきましたね、大人になって。

<WAN-CHAN>
深い。

でもダンスを通じて色んな経験ができたりですよね。
僕もいっぱい失敗してきたんで、怒られまくって生きてきてるんで。

<TAIKI>
これジャッジも仕事として呼んでもらってますけど、みんなのダンスを見ることで勉強させてもらってる部分も大きいので色んな意味で感謝が大きいです、はい。

<WAN-CHAN>
すごい良い感じでまとまっちゃいましたけど、YUIさんどうですか?

<YUI>
そうですね、このお2人の深い素晴らしいお話の後に言えることがあるのかっていう感じなんですけど、またちょっと視点ていうか変わってしまうんですけど、今思えば大きな
決断って言うのは2回あって、自分の中で。

高校卒業した後にダンスの専門学校に2年いったんですけど、その後にオーディションとか私の時代は結構公開のオーディションが多かったので100人200人単位で
集まるようなオーディションに何回か挑戦して受けるようになって、初めて大きな仕事が1個決まった時にまだ全然バイトもしてたんですけど、カツカツだけど、
よし、バイト辞めてダンスだけでやってやろうっていうタイミングが自分の中であって。

<WAN-CHAN>
おー決断だ。

<YUI>
そう決断、まさに、21とかの時なんですけど、もう全然辞めたらやっていけないんだけど、全然やってけないんだけど、いや、ここで守りに入るじゃないけど

<WAN-CHAN>
腹をくくってみたいな。

<YUI>
そうです、もうホントにやるしかない、1回ここで挑戦してみようって、1個決まったらどんどん決まるかもしれないと思って、すごい悩んだんですけど、そん時やってるバイト辞めて
ダンスだけでやっていこうみたいな。
その年の最初のツアーとかもうホントにカツカツすぎて今でもよく覚えてるんですけどっていう感じの時はすごい今思えば大きな決断をしたなっていうか。

でもそこでしたからこそその時は結果良くてどんどんレッスンが増えたりツアーやらせてもらったりとか、今思えばあん時ちょっときつかったけど決断して良かったなみたいな
1個目のタイミングがありました。

もう1個はダンス結構お仕事でやらせてもらってる中で妊娠して出産してっていうタイミングが来たので。
その後に、でもどうしてもダンスを辞めるってことは自分ではあんまり考えられなくて。

でもその時はあまり自分の周りにはそうやって産んですぐに復帰してる人があまりいなくて。

だからみんなどうしてるんだろう、どうすればいいんだろうって思いながら、やっぱり周りにも迷惑かけるし周りの方の協力がないと戻れないからどうしようって悩んだんですけど
結果ホント環境にも恵まれてて思い切って子供に寂しい思いさせるかもしれない、泊りとかでお仕事行っちゃうけど、どうしてもやりたいなと思ってやって、
で今結局協力してもらいながらダンスが出来てるのがすごい有難いなというか。

決断っていうかなんかあの時そうやって決めて良かったなっていうかホントに周りに感謝なんですけどっていう大きな決断。

<WAN-CHAN>
大きな決断してますねー。
結婚、出産の前からお友達なので存じておりますが。笑

<YUI>
ホントにね、見ていただいて。笑

<WAN-CHAN>
いやーでも決断、僕は決断が…自分の話しちゃうんですけど、僕は決断がすごく苦手ですぐ悩んで1回立ち止まっていったん躊躇するタイプなので後悔がすごくあるんですよ。

なのでこれを読んでくれてるみんなには、よく言うじゃないですか、どっち選んでも後悔はあるならやって後悔した方が良いみたいな、ホントにそれを人生自分の身を削って
経験してる感じなんでYUIさんのエピソードみたいにそういう時に思い切って踏む1歩って結構デカいじゃないですか。

<KOUKI>
うん。

<WAN-CHAN>
ただ、若い頃って見えないけど意外と後で考えればそこでポシャってもまだなんとかなるよねっていう道あったりするし、やっといた方が良いよ!っていうことを言いたいがために
皆さんに色んなエピソード聞けたらと思ったんですけど

<KOUKI>
後悔はねーやっぱしたくないからねー。
あん時やっておけば良かったっていうのはすごくもったいないと思うし

<WAN-CHAN>
反省はしても後悔はするなみたいなのは言うじゃないですか。
まさにそうだよなーて思って。

大体みなさんあれじゃないですか。
レッスンがちょっと増え始めてバイトともバランスが難しくなってきて思い切ってグッて行く瞬間てさっきも言ってましたけどあるじゃないですか。

思い切りますよね、まずはちょっと些細だとしてもどっかで踏ん切りつけないと、このままでも生徒増えなかったらどうしようとか不安もありながらじゃないですか。
今大分レッスンが増えてみんな色んなやり方がある時代ですけど皆さん苦労してる時あったと思うんで。

KOUKIさんは自分のスタジオを作るとまた違う決断とか苦労とかありますよね。

<KOUKI>
いやー、でもホント立ち上げの時はいやーきついなーていうのがやっぱりあったんすけどきつくても続けてればやっぱりやって良かったなーてなるし
違う面も見えてくるし。

やっぱりインストラクターで雇われてた身が雇う側になったり、違う顔を持たなきゃいけなくなったり現実見なきゃいけなくなったりとか下の子応援しなきゃいけないとか。
ホント視野は広がりましたねーやっぱり。

で子供達も見れるようになって見る機会が増えてどうやって伸ばしていくかとか指導者側の視点だったり指導の仕方だったり、同じような指導じゃやっぱりダメだし。
年代によって言葉も変えなきゃいけないし、テンションも変えなきゃいけないし対応も変えなきゃいけないし。

子供達だけじゃないし親御さんとの兼ね合いも出てくるから色んなホントにダンスだけじゃない部分が増えたっちゃ増えたっすね。

ただダンスだけやってればいいみたいな感じではないっすけど、でもやっぱり軸としてやっぱりダンスはあるのでそこがブレなければ。
行ったり来たりしなくてもちゃんとしっかり自分の芯を持ってれば、信じてやれば良いかなって思いますね。

<WAN-CHAN>
これは決して絶対に全員ダンスを本気でやってそっちに向けた決断をしろって言いたい訳ではないでーす。
色んな決断でどんな道に行こうがどっか決断する勇気は必要だよーっていう時のヒントになればなっと思いました。

すみません突然ぶっこみましたが。

<KOUKI>
いえいえ、全然全然。
信じる道を行った方が後悔しないと思います。

<WAN-CHAN>
ジャッジをやってる方々はみんなそういう決断をしてきてると思いますし、みんなのパパママとか家族もどっかそういう決断をして今に至るって言うのをヒントにこれからも
頑張ってください、皆さん

ジャッジの皆さんもお付き合いいただきありがとうございます。

<審査員全員>
ありがとうございます。

<WAN-CHAN>
今日はWAN-CHANがしめます。
ありがとうございました。

<審査員全員>
ありがとうございました。