ドラドラ2023 FINAL
審査員コンテスト後インタビューISOPP/HICKY/YOSHIO/avecoo/バファリン
※コンテスト後のインタビューは対談形式で行いました。
<町田おどり場建設スタッフ=以下、おどり場>
本日はありがとうございました。
<審査員全員>
ありがとうございました。
<おどり場>
ドラドラ2023 FINAL、まず最初にお一人ずつ総評の方を聞いていきたいなと思っております。
このインタビューなんですけど、対談形式で出来たら行いたいので、例えば誰かの言ってる発言に対して他の人が質問したりとか相槌したりっていうのがあったら嬉しいなーっていう感じでございます。
<ISOPP>
これ誰が言ったとかは声で分かるんですか?
<おどり場>
はい。
<ISOPP>
声変えちゃダメ?笑
(一同笑)
<バファリン>
変えようとしてる。笑
<YOSHIO>
やりたがるよねー!笑
<バファリン>
変えようとしてるんすか?笑
変える必要ないじゃないですか。
<ISOPP>
困らせてやろうと思って。笑
<バファリン>
なるほどね。
<HICKY>
で後で報告して、この時はーって。笑
(一同笑)
<おどり場>
別で文字起こしする人がいるんで。笑
<ISOPP>
なるほどなるほど。
<バファリン>
はい。
<おどり場>
誰からいきますか?
<バファリン>
誰からでも大丈夫ですよ、選んでください、むしろ。
<おどり場>
じゃぁバファリンさんから。
<バファリン>
はい、お願いします。(良い声)
<ISOPP>
声変えてるじゃん。笑
<バファリン>
お願いします。(いい声)
<おどり場>
ガッツリ総評を。
<バファリン>
えーー私ー(高い声)
いや、あのー総評ですか、普通にシンプルにどの、多分こないだもFINALやらせてもらったんですけど、ものすごくレベルが上がっていってるという、年々年々上がっていって。
前はあ、ちょっとキツイなっていうチームもいたりした気がしたんですけど、もうホントに全部が全部結構みんな隙がないような感じになってきてる気がして。
よりその中で勝ってるところはもっともっと隙がないというか、感じになってきて。
だからここ勝つってなってくるとホントに自分のやってるジャンルに対しての愛とか理解度とか深みみたいなところまで行かないとキッズダンスコンテストなのに勝てないんじゃないかって
なってしまってるような気がして。
正直俺はU-15とかで出てるチームとか正直大人のコンテストでも通用するじゃんって思っちゃうような俺の中で結構いて、はい。
であとは自分の付けた1位2位と皆さんの出た結果のズレが結構あったんで、結構あったっすね。
結構今までの中ではだいぶあった方で、俺の中では、あ、こんなずれるんだみたいな。
まぁそれは中々優勝って難しいよなって改めてそれで感じましたね、バトルもそうですけど。
うん、なんかこんな変わるんだっていうのはありました、はい、くらいです。
<おどり場>
はい、ありがとうございます。
時計回りにいきますか、ISOPPさんお願いします。
<ISOPP>
僕もズレは結構あったんですけど、だからそれが面白いところでもあり。
レベルは高い、それはもちろん参加者もみんな分かってることだと思うんですけど、強いチームの共通点がステージの脇から登場して踊り終わってステージのわきに帰るまで抜けない、抜けがない、何も
っていうところが強いっすね。
やっぱみんな誤差すごいんですよ1点差とか、自分中で1点差とかすごいんですけど、何がそんなに決定的に違うかってモード、世界観にズバコン入ってる奴らって袖からもう決まってるんですよね、もう。
でその2分半くらいの時間をもう1秒も無駄にせんと踊りきりよるんで。
身体能力とかってやっぱ年齢もわりと近い人達ばっかりなんでそんな身長もさほど変わらん、筋肉もさほど変わらん中でスキルもそんなに差がないっていう中で何が決定的に違うかって
その世界観に何%入ってるかくらいの、どれくらい入りこんでるかっていう、それをどんだけあそこのステージで見せれてるかなっていうところの違いがガツンとくるんで。
技術だけやったらさっきのチームの方が上やったのにこっちのチームの方が下手やのになんでこんなに引き込まれるんやろうっていうチームやっぱ結構いて、そういうのはやっぱザ・ワールドがすごい、そいつらは。
バランスが良い、スキルも良いし目線も良いし表情も良いしっていう抜けがないっすね、隙がないというか。
そういうチームが結構入賞してたなーっていう印象やったっすね。
だからキッズダンサーにそこまで求めるんもちょっと酷ですけれど、でもやっぱりレベルがここまで高くなってきたらそうなってもしょうがないなという。
逆にさっきバファリンさんも言ったみたいに大人のコンテストの方がそこまで追及できない。
でもキッズってやっぱ練習する時間もあるし1つにドカーンてやれるから、練習出来るから、もういけるところまで追及していってほしいなと思うし、それ見てみたいっていう気持ちはありますね。
な感じでした、はい。
<おどり場>
ありがとうございます。
<avecoo>
はい、avecooいきます。
個人的に久しぶりの、去年1回も審査員やってなくってめっちゃ久しぶりだったので普通に楽しかったです、はい。笑
見てて自分はJAZZとかJAZZ FUNKっていうジャンルをやってるので普通に思ったのが、これJAZZだけ、だから技が出来るキッズが当たり前になっちゃってるから
ダンスだけでこれ勝つ子がブワーって出てくんだろうなっていうのがすごく考えて。
ターンがトリプルとか回れんのが当たり前っていうのはもちろんなんですけど、じゃなく技抜きで見せれる子っていうのがこれから出ていったらもっとやばくないなるんだろうなみたいな。
だからそこはキッズの多分JAZZを教えてる先生とかもすごくそこが悩みどころっていうのはすごくよく話をしてて。
こういうジャンルって取りにくい、でも技とかテクニックがガンガン出来ればそこはやっぱ目を引くっていうのもあるから。
ただダンスなんだけどちょっとまた違う部分もあるって個人的には思うからそれをどうやったら出来るんだろうなっていうのと、それが出来るチームとかメンツが出てきたらめっちゃまた新しくなるんだろうなって
勝手に考えてました、以上です、はい。
<おどり場>
ありがとうございます。
<YOSHIO>
はい、じゃぁ僕いきます、YOSHIOいきます。
<おどり場>
お願いします。
<YOSHIO>
見ててどのジャンルっていうか、U-12も15もOPENサイドも結局誰でも優勝出来たなーって感じ、単純にみんな当たり前に上手いし。
でもその中でやっぱそっから先に行って見てる俺らジャッジのセンスだから上手いんだけど、さっき言われてたように隙があるとか、多分そういうのもそうなんだけど、時代の流れで
昔は音楽性だけだったところが今は技術が高くなってるとか、今度技術ばっかりになって今度音楽性がなくなっちゃったっていうところで。
やっぱり上手く両立していくところがやっぱりどの道見やすいかなって言うのは思いましたね。
上手くなくてもやっぱ面白い、だから上手より最強とか最高とかって言われる方がやっぱりうん、上、上質なわけで。
だからそこはやっぱり技術が上手くなろうが音楽性が高くなろうが最高とか最強なチームがやっぱり勝つから。
それだけ世の中全体的にレベルがダンスがっていうのがもう知られてて、やってない子がいない学校は多分いないでしょうっていうレベルなんで、多分人口的にも。
その中でやっぱり、じゃぁどこで競争するかつったら技術になっちゃうんだろうなっていうところで。
そこをやっぱり1個違う道に行く子とかっていうのはやっぱり視野が広いなとか思うから。
やっぱそういう子って自分での発想が感受性がとか、与えられたものだけじゃなくて、自分で考える力があったりとかって感じる力があるチームがこれから伸びてくなとかって思うし。
みんなも言ってたけど、やっぱリンク性に繋がってくると思うんで。
そういった意味ではそこ、ホント技術がどっこいどっこいなんだけど、聞き方見せ方感じ方っていうのがやっぱ特殊、特別、一歩出てるところが勝つんじゃないかなと思いましたけどね、うん。
<おどり場>
ありがとうございます。
では最後HICKYさんお願いします。
<HICKY>
HICKYいきます。
FINALなのでレベルが高いのは当たり前なところから入ってると思うので、1番の人から。
やっぱり総合力、ただ踊ってるだけではもうFINALに来れてないので、色んなことを加味して自分達も分かっていてっていうところの競い合いになってると思うんですけど。
僕も最近もう1回改めて考えてんのはそこの中に重さ深さっていうものがやっぱりあると心に響いてくる。
ただ上手いだけじゃなくてもうちょっと奥に刺さってくるというか、やっぱそういうところが1位、2位、3位、だから10人ステージに上がって来てもらって衣装のまま来てもらったんで
思い返しながらだったんですけど、そういうところがやっぱ上がってきてるなっていうのと。
やっぱり前に来たがる人達がいっぱいいるんですけど、前行って横行って斜め後ろに行ったりとか、また横いってまた真ん中に戻るとか、舞台大きいのもすごい分かっていて意識したりとか
そういう工夫をしてるところとかもあったりするのでそういうところ勉強になったりするし、そういうところの趣向、ISOPPさんも言ったんですけど、この年に求めてんのすごいんですけど
だけどだからこっちも真剣に喋んないと、それくらいのレベルになってるから、そういうところがやっぱ上位に上がってくるとこ、得点高いところはやっぱりそういうところでしたね。
<YOSHIO>
世の中が上げちゃったからしょうがない。
酷だけどそういう世界になっちゃったからもうしょうがないんだよね、きっとね。
<バファリン>
そうですね。
<おどり場>
ありがとうございます。
では最後もう一点だけお聞きしたいんですけども、入賞しなかったけど良かったチームだったりとかを1、2組、1人2人いただけると良いかなと思います。
<HICKY>
ソロでも良いんですか?
<おどり場>
はい、大丈夫です。
パッと思い付いた方からで全然大丈夫です。
<YOSHIO>
秋田のチーム俺、断然秋田のチーム。
<HICKY>
うん。
<YOSHIO>
男の子と女の子のLOCKかな?
<HICKY>
あーね。
<ISOPP>
あーあそこね
キャラがすごい良かった。
<バファリン>
佐久間さんのですか?
<YOSHIO>
なのかな?
<バファリン>
多分。
<YOSHIO>
言ってたね。
<バファリン>
な感じがしましたね。
<YOSHIO>
ただ、やっぱロッキンってさっき言ったけど、技術上手くなったけど、技術よりやっぱFUNKがなきゃしょうがないんだよね。
あれはやっぱり見え方的にはすごくFUNKだったから俺はすごく得点高かったよ。
<おどり場>
jeeksですか?
U-15チームのjeeks。
<YOSHIO>
U-15かな?秋田のね。
<avecoo>
U-15の多分9番。
<YOSHIO>
俺はなんか多分彼は大人になったら何かになる。笑
ダンサーじゃなくてもなんか面白い人間になりそう。
<ISOPP>
うん、面白い人間になりそうな。
<バファリン>
終わった後の顔がすげー真顔だったのが面白かった。笑
<YOSHIO>
(笑)
<バファリン>
自分あれでしたね、U-12チームのchi co raっていうチーム好きでした、タンクトップの2人組、なんかジャマイカみたいな感じの。
<YOSHIO>
あーね、世界観あったね。
<バファリン>
はい、好きでしたm難しい音の取り方すんなって思って。
<おどり場>
(笑)
<バファリン>
とがってんなって思いました。
<YOSHIO>
(笑)
あれとがってんのかな。笑
<avecoo>
尖ってる。笑
<バファリン>
そう思ったら楽じゃないですからね、あの音楽。
<YOSHIO>
まーね。
<バファリン>
頑張ってこっちが聞かなきゃ聞こえないみたいな取り方をしてたんで。
だからすげーなって思って。
俺絶対やんないんで、単純で良いじゃんっていう。
ドドドって音ドドドって取ったらえぇやんってある大御所に言われてそうっすよねってなって。
<YOSHIO>
(笑)
分かる分かる。
<バファリン>
そうですよねーってなって、シンプルで良いやって。
<YOSHIO>
今ね、音無くてもみんな音を作り出すからね。
だから初め見てる時そこ音ないじゃんっていうところがすごい細かくなったりとかするから。どちらかっつーとそういうのに近いのかもしれないね。
<バファリン>
はい。
あとすごい不思議なのが技がJAZZ確かにすげーいっぱいいるじゃないですか、技めっちゃ出来るみたいな。
技なしでダンスってめっちゃ極端に言ったら音楽に合わせて体動かすじゃないですか。その子にとってこの音がバク宙に聞こえた場合ってそれはもうダンスしかないじゃないですか。
でも技じゃないですか。
その判断って。
<YOSHIO>
俺ぶっちゃけリズムと音楽に合ってればリズムにまず合ってればダンス、で、リズムから外れたら舞だと思ってて。
<バファリン>
あー。
でもこの技もリズムに入ってたらじゃぁ踊りだってことですよね?
<YOSHIO>
そうそう、それがでも外れてたら舞だっていう話。
間の取り方とか音を壊すんだけど、ドゥンとパンがある中で、そう。
そこから外れたらどんなに上手いことやってもアホに見えんじゃん。
<バファリン>
はい。
<YOSHIO>
紙一重だからダンスって。
でも変なことやっても音にハマってたらどんなにダサくてもちゃんと踊りに見えるじゃん、単純に。
だから消音にしてみると舞になるの。
<ISOPP>
はいはいはい。
<YOSHIO>
だけど消音にしてもリズム感が見える人はダンスなの。
<バファリン>
なるほどね。
<ISOPP>
はいはいはい。面白い。
<YOSHIO>
だから俺はHIPHOPだからストリート業界において唯一あるものがビートなの、リズムは他のジャンルにもいっぱいあるんだけど。
ビートっていうのはこういうこのカルチャーなものにしかなくて。
<バファリン>
うんうん。
<YOSHIO>
LOCKなビートもあるけど、バス、ドラムベースっていう、低音をきかせた音楽ってストリートミュージックが発祥だから。
まずはやっぱそこの美学よね。
今日もやっぱHOUSEとかさ踊ってる子いっぱいいたけど、曲はHOUSEじゃないじゃん。
(一同)
あー
<YOSHIO>
そういうところなんだよね。
だから結局それはまーリズムに合ってるから踊りなんだけど、さっきの深さとかにはちょっとつながるんだけど、俺の中ではやっぱHOUSEをやってて色んな曲にHOUSEをアプローチするのはもちろん良いんだけど
それはそれで良いんだけど、HOUSEっていうジャンルを打った時にそこに、そこが美学になるわけ。
曲がちゃんとHIPHOPの曲をじゃぁ使って、違う曲を使っても良いんだけど、ちゃんとHIPHOPに見えれば良いんだけど、そこの、今は根の根なのね。
HIPHOPがどんどんポップスになってるじゃん。
だからPOPもどんどんもうオールドスクールがポップスになってるじゃない。
<バファリン>
リズムっていうのってリズムが見えるってこういう風に出来るかってことですか?シンプルに。
<YOSHIO>
そう、だから小節かカウントかに近いかもしれない、もしかしたら。
<バファリン>
結構POPとかだと、むしろ昔の人なんかは意味分かんないところで止まって変なとこで動いてみたいな、もちろんリズムなんか見えないじゃないですか。
<YOSHIO>
うん。
だけどビートなんだよね。
だからそこがFUNKとオールドスクールの代わりになってくるの。
ブガルーになると今度リズムになってくるでしょ?スウィングになってくるでしょ?
<バファリン>
まーそうっすね、ヒット打ったりっていうのはありますけど。
その判断ってだから人それぞれでやっぱ変わってくるってことですよね。
<YOSHIO>
そうそう。
<バファリン>
これが踊りに見える人も。
<YOSHIO>
うん、でもそれロボットダンスとかになって、それがBREAKにするか、でも所々合わせるじゃない。
そこのパフォーマンスとして見れるのか、パフォーマーになるかダンサーになるかで変わってくるかだと思う。
<ISOPP>
うん、だからアニメーションが勝ちにくいのはそこっすよねー。
<YOSHIO>
そこだよねって思う。
だからじゃぁどうやってハメる。
逆に言えばあえてビートを外して途中にまたビートに乗っかるっていう手法もいっぱいあるじゃない?ダンスとかリズムってさ。
歌うたっててもあえてリズムをとらないでとかって、夜もヒッパレとかあんな個性強い歌手が集まってくるとポップス歌わせてもオリジナルになっちゃう。
<バファリン>
サーカスだもんね。
<YOSHIO>
うん、だからそこのオリジナルの差っていうのはやっぱ美学だと思って、うん。
本人がLOCKだと思えばポップスをやってもLOCKなんだって言えるんだけど。
<バファリン>
はいはい。
<YOSHIO>
そこが説得力の差だと思う。
聞いてる人がさ、見てる人がさ、HOUSE踊ってるけどHOUSEじゃないって今回俺が思ったらHOUSEなんだけどHOUSEビートじゃないと思ったら俺はそう感じるし、だけど本人がHOUSEだったら本人はもうそうでしょ。
でもこれが絶対に合うか合わないかつったら、意見が、プラスとマイナスだからさ、見る側と見せる側に実際なると思う。
だから判断を今回はそれをする側だから今回は判断したけど、だからそこの感覚じゃないかな。
多分それをみんな突き詰めてないから勝手にHIPHOP、これがHIPHOPだってやった時にないじゃん、中身っていいう風になっちゃう、うん。
だからそこの感覚だと思うね、カルチャーから入るのかダンスから入るのかで、多分切り口で多分育ち方は違うじゃない?同じ白人育っても場所で。
同じ黒人育てても違う土地で育てたら全然違う言語も違うからさ、うん。
そういった意味では日本のHIPHOPも出来てるし、日本のオールドスクールってのが出来てる中でもうその美学になってるのね。
だから多分審査対象にこういう動きがないといけない、こういう風に体を使わなきゃいけないってルールが出来るでしょ?
自由だけど自由ってルールの塊じゃん、自分ルール。
だからそれが今後またダンスから音楽にまた、今ダンスだからさスポーツに近い状態、感覚でやってると思うけど、それがまたアーティストに近い状態になると。
今どちらかというとインフルエンサーだけどね、タレントに近い状態でみんな多分見せ方とか考えるけど、そこの感覚だと思うけどね。
だからそこはなんかホントに色んなジャッジやっててここじゃなくても超感じる、うん。
だからFREESTYLEっていう例えば響きの中でやってもらったらFREESTYLEだから何でもいい。
だけどやっぱジャンルが分かれちゃうと日本人でもあるし、LOCKだったらロッキンじゃないとFUNKじゃないとSOULがのってないといけないとかって思うし、HIPHOPであってもどんな曲でもHIPHOPの要素がないと
絶対HIPHOPにならないでしょ、オールドスクールも。
そこがすごくもう最近はもうポップス化になりすぎてるから。
踊りの技術もすごく得やすくなったけど、商品がいっぱいあるからこそどれでも良くなってきちゃう、どれでも良くなっても、あれもこれも一緒だみたいな。
色んなカールがあるじゃん、カールに似た商品がいっぱいあるでしょ。
だからそれをちゃんとやんないとみんなユニクロのまんまなんだよ。
ユニクロだってずっと安いまんまオシャレになってきたでしょ、クオリティー上がって。
でも逆に言うとユニクロはユニクロじゃん、ブランドには勝てないし。
とかそうやって埋め込んできた人たちを見てきちゃったからちょっと変わってるかもしれないけど。
それこそ白いTシャツ着てこの人似合うって多分そういう人のオーラのあるところだなーとか思うけどね。
<バファリン>
要はオリジナリティ。
<YOSHIO>
オリジナリティでしょうね。
だから今日もHOUSE見ててまだケインがいたりとかさいっぱいあるじゃない。
あれはやっぱ守破離でしたっけ?壊したみたいなやつがやっぱりキャラクターみたいなことになってくるから。
今もうそれもまた戻るけど、そういうのをもう上手くなりすぎちゃったからキッズには酷なんだけど、でもそこをクリアしてく子達がすごいじゃん、今。
<バファリン>
どっちを取りますか?でも、オリジナリティと音楽性ってなった時にリズムとかがないけどめちゃめちゃオリジナルだなって人とリズムとかはあるけどオリジナリティがないってなった時にどっちとりますか?
<YOSHIO>
最終的にどっちも取れるんだと思う。
<バファリン>
あー最終的に。
<YOSHIO>
最終的に。
どっちかから入るかっていうのは多分大事かもしんないけど、でもこっちから入った人はこっちを大事だなって気づくと思うし、こっちから入った人はこっちも大事だなって気づくと思うから。
<バファリン>
仮にどっちかってなったら。
<YOSHIO>
仮にどっちかって言ったら自分の音楽かダンスかってこと?
<バファリン>
ダンスですね。
その人のスタイルがYOSHIOさんの言った定義にあってる人と全く定義になってないけどくそほどオリジナリティがある人ってなった時にどっちを選ぶか。
<YOSHIO>
それはやっぱりオリジナリティかなー。
<バファリン>
を取りますか。
<YOSHIO>
オリジナリティをとるねーやっぱり、練習したら出来るから。
練習してもその先にあるものが多分オリジナリティだから。
<バファリン>
それなら良かったです、俺もそっちなんで。
<YOSHIO>
うんうん。
だからそこでやっぱりバンドとかやらせてもギターがみんな上手いけど、じゃなんで世の中上手いギタリストがいるのとか、みんなドラム同じくらい叩けるのになんでこのドラムの人上手いだろうって思っても
音聞いたら分かるじゃん、
やっぱり俺らも見てても踊り上手いのはみんな分かってるから見たら分かるじゃん。
その中にやっぱ聞いたら耳で見てる部分と目で見てる部分があるじゃん?ご飯だったら鼻で見てる部分があったりとかする。
そういった感覚で多分耳で全部見てきちゃったから、うん。
映えで見てないからさ、ノリで見てるから、うん。
<バファリン>
なるほど。
<YOSHIO>
そこの感覚だと思うんだよね、うん。
<バファリン>
なるほど。
すみません、大分脱線しちゃいました。
<おどり場>
全然全然、貴重なお話なんで。
<YOSHIO>
なんの話してたんだっけ?
<バファリン>
良かったチームです。笑
<おどり場>
入賞しなかったけど良かったチーム
<YOSHIO>
その秋田のところからね。笑
定義の話になっちゃった。
<HICKY>
そうだなー、僕U-15の14番の宮城の岩手、HOUSE。(NAVY SEALS Detached)
HOUSE大好きなんだろうなーみたいな、昔のHOUSE大好きな人が踊ってるような感覚の感じ、前のちゃんと継承してじゃないけど、自分達はってそういう感じ。
懐かしい良き、多分東京じゃない、情報がごちゃごちゃしないから、自分のやりたいものが1本通ってるから見てて気持ち良いっていうのもあったりしたかな、うん。
あと、ちょっと入賞したチーム1個だけ良いですか?
<おどり場>
はい。
<HICKY>
すみません。
U-15の15番のcoiroちゃんの途中で3ターンか4ターンかやった時にちょっと崩れそうになったのをすっごい踏ん張ったところがめちゃめちゃ良かった。
(一同笑)
<バファリン>
ぐってなったところっすよね。
<HICKY>
一瞬左足踏ん張ったんだけど、そここらえるんだすごいなって思ったからやっぱ、自分も1位にしてるんですけど、言っちゃダメか。
<おどり場>
いえ、全然。
<HICKY>
調子が悪いって審査の時に言ってたんだけど、それとリンクして調子が悪いのにあそこ踏ん張ったんだなみたいなそういう気持ちが、どっかで絶対言おうと思ってたからそれが良かったです。
以上です。
<おどり場>
ありがとうございます。
ISOPPさんは?
<ISOPP>
僕OPENチーム部門の6番SiieKは良かったですね、賞に入ってないとこで言えば。
<おどり場>
ちなみにどういったところが良かったですか?
<ISOPP>
結構かぶってるんですよね、ここのSiieKのスタイルも他のHIPHOPのチームと結構かぶってるところあるんですけど、細かいこと言うんやったらもう1回見してもらわんとちょっともう思い出せないけど
振付まではあれですけど、でも全体的なSiieKっていうチームの雰囲気とか存在感、僕がさっき言った出からハケるまで気が抜けてないっていうところとかが僕は好きでしたね。
スキルに関してはやっぱりかぶってるチームがめちゃくちゃいっぱいいるので、どう違うんだっていうそこの談議になったらめちゃめちゃ喋らないかんくなるかもしらんすけど
分かりやすくいったら今言ったみたいなことですかねー。
やっぱ目線1つにしても雰囲気の取り方にしても。
顔作りすぎてガンサーになってる人もいっぱいいるじゃないですか。
<YOSHIO>
アクティブにちょっと行き過ぎちゃってね。
<ISOPP>
そう、うん。
ちょっとそれ入ると僕もうそればっかり気になって踊りが入ってこなくなるんすよ。
だから顔の練習もしたんやなーみたいな、まぁ僕が言うのもあれですけど。
(一同爆笑)
<バファリン>
すげー今もうあれがよぎった。
<YOSHIO>
よぎった。笑
<HICKY>
本当。よく言うよ、ホントに。笑
<バファリン>
よく言うよ。笑
<ISOPP>
いやいや。
<HICKY>
やってるから分かるってことっすよね。
<ISOPP>
そりゃそうよ。そりゃぁやりすぎやろって、何%にしとけよみたいな思っちゃうんだよね。
分かる、これ顔のコンテストじゃないんだからって。
<YOSHIO>
決まってる顔出しますよね。
<ISOPP>
決まってる顔出す。
<YOSHIO>
こうみたいな。
<ISOPP>
そう、振付によって顔も入れてくるんですよ。
<YOSHIO>
同じ顔するんだよな。
<ISOPP>
そう、だからそれそっちのほうがそう。
<YOSHIO>
いいえ、私はみたいな。
<ISOPP>
そっちが気になり始めるとねー、もう。
だからそういうのも踏まえてバランスが結構良いチームが好きですね、僕はですね。
だからちょうどよかったです、雰囲気の作り方とか顔の作り方っていうか、顔に出ちゃってるのかどっちなのか。
そのバランスがすごく、うん、グルーヴと雰囲気があって良かったなっていう感じですね、入賞してないところで言えばですね。
<おどり場>
はい。
<バファリン>
OPEN部門がまぁまぁレベル高いのは嬉しいですよね。
(一同同意)
<ISOPP>
確かに確かに。
普通キッズがね、大差を付けて。
<バファリン>
じゃないですか。
まぁ若いんでしょうけど、OPENつっても。
<ISOPP>
うんうん。
<バファリン>
今OPEN減ってるから。
<YOSHIO>
でも99チーム出ててさ、ぶっちゃけだよ?パって思い返すチームってマジいないよねー。
<ISOPP>
いやー、うん、ちょびっと、いくつかしかない。
<バファリン>
うん。
<YOSHIO>
それってどうなの?ってもう現実問題。
やっぱり覚えてるチームいっぱいいるじゃない、別に毎回見てるから100チームだったから覚えてないんだよって思うんだけど。
みんな上手かったなっていう印象だけどこのチーム良かったなって思った時にそれこそさっき言ったFUNKだったとかキャラが濃かったとか特徴的だったっていうところで覚えてるチームが
俺その秋田くらいしか出てこなくて。
<バファリン>
確かにYOU THE ROCK★的な。
<ISOPP>
いや、でも結果そうっすよね。
<YOSHIO>
でも絶対大事なことじゃないですか。
<ISOPP>
うん大事、結果そう。
<YOSHIO>
ステージ上で目立つってことは、うん。
<ISOPP>
うん。
<YOSHIO>
だからやっぱ覚えてるか覚えてないかがもう単純に自分の記憶を思い返した時に印象があるかないかっていう話になってくるから。
<ISOPP>
うん、めっちゃ大事。
<バファリン>
そう。
<YOSHIO>
それはねー、やっぱりずっといっぱいダンスを見たせいじゃなくて単純に印象がみんな上手いだけでないんだと思うもん。
<HICKY>
そういうことかー。
<YOSHIO>
うん。
<ISOPP>
それだからよく大会とかで保護者の方達とか素人目線で見るじゃないですか、色んな方達が。
言ったら審査員の方ほど経験値は積んでないで素人目線やけど、素人の私達からしたらあそこが良かったよねーっていう意見ってあるじゃないですか。
結構当たってる時があるんですよ、それが。
<avecoo>
ありますよね、それ、めっちゃ分かる!
<ISOPP>
それ新鮮なんですよ、その意見って。
<avecoo>
うん。
<ISOPP>
つまりそういうことで、うん。
あ、やっぱりそうだよねって。
<バファリン>
なんでそのズレがやたら激しいんですかね、ダンスシーンって。
<YOSHIO>
いや、だからみんな上手いからじゃない?
みんな上手くてここまでくるとあってるかあってないかになってくるから。
<バファリン>
比べられない。
<YOSHIO>
もうセンスによるじゃん。
<バファリン>
あとオーディエンス賞取ったら絶対こっちだったのにジャッジに聞いたら逆だったとか。
<ISOPP>
そうね。
<YOSHIO>
あー。
<バファリン>
これがMCバトルで言ったらオーディエンスが絶対正義じゃないですか、育ってないんでそれは無理ですけど。
<YOSHIO>
うんうん。
<バファリン>
いっぱい応援呼んだ方が勝つし、そうなっちゃうと。
<ISOPP>
うん。
<バファリン>
でもなんか不思議な感覚。
<YOSHIO>
そうね、日本っていうのもあると思うよ。
世界中で、ダンスじゃなくても多分その専門のジャッジって多分呼ぶからラップ業界でもそうだけど、プラスオーディエンス1票っていうのがKOKとか色々あるけれども
そうだねやっぱりそういう目線っていうのはホントに。
<バファリン>
絶対に大事だと思う。
<YOSHIO>
大事だと思う。
<ISOPP>
確かに確かに。
<バファリン>
俺が作る上で忘れたくないですね。
<YOSHIO>
ただちょっと宗教的なところっていうかもあって、やっぱりあの人のジャッジじゃないと出ないっていう逆にそういう時代もあったんだよね。
<ISOPP>
うん。
<バファリン>
あー。
<YOSHIO>
出る方が審査員をバカにしてくるじゃん。
<バファリン>
今もありますよね、
<YOSHIO>
あるよね、あるよね。
<avecoo>
あった。
<YOSHIO>
あったよね、だからそういうところも含めて素人にはちょっと荷が重いのかなっていうところで。
だから集めるダンサーによるんだろうけど。
<ISOPP>
でもね、やっぱほら玄人の人も始めたての時があったはずなんで、素人時代があったわけなんで、それを全部時代を経て見てきてるから経験値なわけであって。
それをひっくるめてやっぱ玄人なところまで見れるから審査席に座ってるんだろうからそこを踏まえた上で見てるって思うんですよね。
だから見れてるはずですけどね、もちろん。
<バファリン>
そうですよね。
分かんないですけど、最初の1年目とかあるじゃないですか、みなさんの始めた時の感動というか見た衝撃みたいな。
で始まってドラゴンボール1巻読んで42巻まで読んで、ダンス歴7年だとしたら7巻まで読んで42巻まで読んだらピッコロの印象違うみたいのとかあるじゃないですか、ちょっと。
それは経験値っていうか見た人の差じゃないすか。
でも意外とダンスやってると1巻を忘れがちじゃない?ってことなんですかね。
<YOSHIO>
あるある。
<バファリン>
ホントにそれ好きでしたか?っていう。
<YOSHIO>
だから趣旨が変わってっちゃうんだよねー、やってく上で。
<バファリン>
あー、なるほど。
<YOSHIO>
みんなそうじゃない?
ダンスやってて楽しいから、結果をちょっともらっちゃうともうちょっと頑張ろうかなとかなってってその趣旨によって上手さが早くなるコツがちょっと変わってくるのかなとか。
もっと変わっちゃう奴とかいっぱいいるよね、その先行くとね、やっぱり生きてくってなっちゃうと。
<バファリン>
そうですね。
<YOSHIO>
色んなあれだと思うけど。
<ISOPP>
確かに。
<YOSHIO>
忘れちゃうとやっぱり消えちゃうよね。
<バファリン>
そうですね。
<YOSHIO>
うん、忘れた奴で残ってる奴いないと思うよね。
<バファリン>
逆に。
<YOSHIO>
逆に。
<ISOPP>
うん。
<YOSHIO>
そこで多分気付くんだと思う、自分がやべーってなった時に初心に帰る、多分。
<ISOPP>
うん。
<バファリン>
なんか全然関係ない話に。
<おどり場>
いや、全然、貴重なお話ありがとうございます。
<ISOPP>
面白い。
<おどり場>
ちなみにavecooさん的に誰か入賞しなかったけど良かったですか?
<avecoo>
でもやっぱJAZZやってた男の子?
<ISOPP>
あ、ソロでしょ?
<avecoo>
自分結構上にあったんですよ。
<バファリン>
短髪の子ですよね。
<avecoo>
そう、短髪の子でやっぱりこういうジャンルやってなかった、子が少なかったからこそ頑張ってって思いました。
<ISOPP>
僕も点数高かったです。
<おどり場>
U-12ソロの子ですね。
<avecoo>
そう、樂。
<ISOPP>
あれでしょ?日本の楽曲でやった子。
<avecoo>
そうですそうです。
それこそ自分技のことでいうと、なんで自分がそうやって考えるかっていうと結構大きくなっていくと小っちゃいころってやっぱりすっごい技たくさん出来るんですよ。
でも身長伸びてくると出来なくて。
そういう子達ってやっぱり技術的にそこをすごくあれって強化させなきゃいけないからすごいやるんですけど、変な話、じゃぁ現場に出た時に出来ない子が多くて。
で辞めてく子がめっちゃ多いんですよ、JAZZって。
あーいうテクニックが出来てもじゃぁ周りのダンサーと合わせられるかっていったら無理で、じゃぁソロで何か稼げるかっていったらやっぱり難しい。
っていうのがあるから辞めて行く子が多いからちょっとすごく良いことなんですけど、ちょっと方向が変わってくれたらもっと続ける子がたくさんいるのになーって。
めっちゃくちゃいて、だからそこがちょっと寂しさである、多分ダンスが好きだったのにそういう風に仕立てる先生か分かんないけどみたいな、っていうところが思ってるので
今日受かんなくて技出来なきゃダメかもって思ってる子がいるんだったらそうじゃなくていいんだよっていうのはすごく伝えたいなーって。
<バファリン>
技。
<YOSHIO>
そうだね。
<ISOPP>
うん。
<avecoo>
辞める子の方が多いからたくさんっていうのは。
<バファリン>
優勝したcoiroさんはそんなにいっぱい技やってないですよね。
<YOSHIO>
そうだね。
<avecoo>
そうですね。
<バファリン>
どうなんですか?
技多い感じなんですか?
<avecoo>
いや、全体的に今それを多分強化させるっていうのが流れがなってるからこそ、ちょっとじゃぁ現実的に現場入ってーとかじゃぁレッスン来てーって言ったらやっぱり振りを覚えられないってか
やっぱ女の子の生徒が多いからやっぱ現場だとバックダンサーやりたいとかっていう子になるとやっぱ現場で使えないと意味がないってなるのを現実で見た時にやっぱりちょっとそこの差になってきて
辞めちゃう子がめちゃくちゃ多いっていうのがちょっと寂しさっていう感じが自分の中ではあるから。
<バファリン>
逆になりそうですよね、今めっちゃ技が増えてきてたから。
<avecoo>
うん、逆になりそうな気がするからなってほしいなって。
<バファリン>
あえてやらないみたいな。
<avecoo>
楽しさとか音とか音楽とかもそうだしって。
<YOSHIO>
時代のあれがあるんだろうね。
<avecoo>
うん、あるんだと思います。
<バファリン>
パンツの太さと一緒っすよね。
<YOSHIO>
いや、ホント。
(一同笑)
<ISOPP>
太くなったり細くなったり。
<avecoo>
(笑)
<バファリン>
パンツと一緒ですもんね。
<YOSHIO>
太くなってきてるもんね。
<ISOPP>
あー確かに。
<YOSHIO>
うん、またあのY2Kみたいな。
<ISOPP>
Y2Kって言う、言う言う言う。
<YOSHIO>
ね。
90'sをまたあの感じがまた流行ってるから。
<バファリン>
うん。
<YOSHIO>
多分もうないものねだりっすよねー、人間はね。
<ISOPP>
分かる。
へー面白い。
なんか色んなジャンルの話聞けるの面白いっすねー、へー、そっかー。
<YOSHIO>
それこそでもある意味ジャンルレスになるね。
あまりにも自由すぎていくと、やってきちゃったからさ、どう思うかってなってくるとまー難しいところですよねー。
見る側もやる側も続ける側も新しく始める側もそうだけど、常に更新はされていくわけで、常に歴史は増えていくから。
これがHIPHOPなんだよ、いやこれがJAZZなんだよみたいな、多分言いたくなるでしょ?やってくと、いいかー?みたいな、これがHIPHOPだーみたいな。笑
食ってみーとかってさ、あるじゃん、これ食ってみ?とか、めっちゃFUNKだよなーみたいな、あるじゃん。笑
<ISOPP>
飛ぶぞー!
(一同笑)
<YOSHIO>
でもホントにそれぞれのやってきたことが。
<バファリン>
そうっすよね、ありますよね。
<YOSHIO>
言いたいことにも経験値を表したことになるから、若い子は多分それを受けた時に吸収すごいから。
今だから俺らのせいでこういう風になってるのかもしれないし。
先輩がこんなんだったら俺らこうなってるかもしんないしってところも絶対あるじゃん、持ちつ持たれつだから。
っていうのもあるかもね。
だからもう進化はホントにどのジャンルもすんごいしてるっていうかね。
<ISOPP>
してますねー。
なっかなか勝てんと、もう、勝つの大変やん。
<YOSHIO>
あとでも15年くらいしたらおじさんそれはHIPHOP?って言われるかもしれないよね。
いーやHIPHOPだよー、それは何?HIPHOPなんだーみたいな、あると思う。
バファリン君それ何?POPです、POPなんだ!みたいな。
<バファリン>
確かに、レアジャンルになっちゃう。
<YOSHIO>
そう、そうだよねー。
<バファリン>
そうですよね、もうすでにエレクトリックブガルーズを知らない人達が出てきてますからね、誰ですかそれって。
<ISOPP>
うん。
<YOSHIO>
誰誰誰?って
<バファリン>
大学の先輩の方が知ってるみたいな。
<YOSHIO>
ホントそうホントそう。
<ISOPP>
そうっすねー。
<YOSHIO>
もうみんなほら、神様になってるからでカリーさんもみんな知らないから、そう、今の30くらい
カリーとか
俺らナメック星の神様だから、山で植えるぞって。笑
<ISOPP>
分かんないよねー。
<YOSHIO>
そしたら界王様系になってるみたいな、上のさ。
<バファリン>
そうですね。
<YOSHIO>
西の海王とかね。
<バファリン>
東の海王。ドラゴンボールで。
<YOSHIO>
そうなってくるっすもんね、そしたらまた新しい悟空が生まれるし。
<バファリン>
うんうん。
ホントそうですよねー。
<YOSHIO>
不思議だけどねー。
<バファリン>
でも変わらないものがあるってすごいですよね。
<YOSHIO>
だから多分都心だと思うんだけどやっぱりこっちで進むとこっちが進むじゃん。
多分こっちが極めてもやっぱりこっちに通じるしってことに多分なるからそうなりつつ今後もなくならないものの1つだよね。
そのレベルがおかしいって今、おかしいからこそのなんかね。
流れる時なのかもしれないね。
<おどり場>
最後に1個だけ聞いてもいいですか?
結構今1人ずつ出していただいたんですけど、上手いこと良い具合に部門ごとにバラバラに出していただいたんで、せっかくなんでOPENソロ部門だけ出てないので、もし良ければOPENソロ部門で。
<バファリン>
俺一発目の美夢ちゃん、めっちゃ短いって思ったんですよ、多分、50秒くらいっすよね。
<YOSHIO>
早かったね、うん。
<バファリン>
すげーなって思いました、逆に、やるなーって思って。
<YOSHIO>
(笑)
<バファリン>
すげーなって、それこそ尖ってんじゃんって思っちゃって、マジ?みたいな。
結構俺は上がっちゃいましたね、それに。
<おどり場>
確かに1分半はあれなかったですね。
<HICKY>
優勝した子が陽和ちゃんだよね?
<おどり場>
そうです、陽和ちゃんが。
<バファリン>
上手かったっすよね、LOCKの優勝した。
<HICKY>
良かったね、陽和ね。
OPENソロってレベルがきゅって下がっちゃうイメージが僕はあったんですけど、え?みたいな、全くそれがなくてすごいそれが嬉しかったっていうか。
審査員側はOPEN部門なわけじゃないですか?U-なんとかじゃなくて。
そこをこのレベルの高さはやっぱ低かった上にやっぱ欲してるというかそれがきてて嬉しかったじゃないですけど、そういう感じですね。
<バファリン>
たいちろう君頑張ってほしいよね、POPの子たいちろう君。
<YOSHIO>
そこをavecoo君が言ってたことに繋がるよね、辞めちゃうんだよね。
<バファリン>
そうですね。
<YOSHIO>
結局、OPEN部門つったってキッズじゃん。
<おどり場>
まぁそうですね。
<YOSHIO>
うん、二十歳以上の子なんかたいしてでてないじゃん、うん。
ホント二十歳以上って出るってなるとやっぱり今度大人の見せ方を今度ちゃんと見せてくると思うからまた話は変わってくるからね。
<バファリン>
プライドもあるから出ないんですよね。
<YOSHIO>
ね!いやあると思うよ、大人めちゃくちゃ照屋さんだからね、うん、極度のね、うぇってなってるからね。
<バファリン>
裏で多分嗚咽超聞こえてくるもんね。
<HICKY>
なんでこのソロって女の子がいっぱい出てて男は少ないんだと思いますか?
<YOSHIO>
それ文化じゃない?
<バファリン>
男。
<HICKY>
恥ずかしくて出れないのかな。
<YOSHIO>。
いや、習い事の文化だと思う
<バファリン>
男ってやっぱつれしょんとか好きじゃないですか。
<バファリン>
1人で行動する人って滅多にいなくなかったっすか?ガキの頃。
<HICKY>
まー。
<バファリン>
みんな行こうぜーだったから、みんなでやる方が好きなんすよね多分、絶対。
<HICKY>
まーねー。
<バファリン>
無理なんじゃないすかね、多分。
<HICKY>
この前僕もソロショーケースに出たんですけど、寂しかったもん。
(一同爆笑)
<HICKY>
寂しいなこれと思って。
<YOSHIO>
変な話さ、分かんないよ?分かんないけど見てて、いろんなバトル見ててさもう塾行くやつしかもう男の子出ないじゃんバトル。
塾行くような奴しかレッスン来ないじゃんって思っちゃう。
<バファリン>
あー、確かに。
<あべこーさん>
確かに確かに
<YOSHIO>
塾行く奴じゃないじゃんみたいなでやってるじゃんっていうところのもうそこのやっぱり真面目、真面目っていうような部分の自発的にな部分とやらされてる部分のあこがれる部分とそこの部分があるかないかって。
今の夜中のクラブイベントとかってダンサー的に楽しいから。
すげー楽しかったら行く行くってなるはずなんだけど別にそんなに楽しくない別に生贄いないし。
ずーっとダンスばっか見せられて何これ?って思うじゃん。
<バファリン>
生贄は?
<YOSHIO>
えー?みたいな。
だからそういうところはすごく俺難しいなとは思うんだけど。
俺ら20代前半で遊んでたけど、もっとクラブに来て遊ぶ期間って若い時から短くなってんじゃないかな、クラブ行かなくなる時期って。
<バファリン>
うん。
<YOSHIO>
ホントに大学の時にしかもう行かなくなりそう。
<バファリン>
職場に見えちゃう。
<YOSHIO>
そうっすよねー。
よりかはなんかホールとか高輪じゃないけど、そっちの方に行くじゃん、ダンスやってなくてもやってても、EDMとかさ。
多分そっちが面白いからでしょ?盛り上がってるからでしょ?
そう、ダンサーやってないとダンスイベントって行きづらいもんね、やっぱり出てた時に行く。
でもそこにはこういう子達も集まんないし、うん。
<バファリン>
まーそうっすよね、クラスの子のウェーイっていう子がやってる感じじゃなくなってきてるのかもしれないですね。
<YOSHIO>
そうそうそう。
<バファリン>
ダンス自体も。
<YOSHIO>
そうそうそう。
陽キャじゃないんだよね意外と。
<バファリン>
真面目な子がやってるっていう、やっぱり。
<YOSHIO>
そうそうそう。
ちょっとダンスやっちゃうともう変態になるからね。
<バファリン>
うん。
<YOSHIO>
どんなに真面目だろうと。
<バファリン>
うん。
<YOSHIO>
それがちょっと心配、うん。笑
<バファリン>
(笑)
<YOSHIO>
良い年になってね、いきなりヤンキー化してもさー。
<バファリン>
それちょっとキツイっすねー。
<YOSHIO>
うん、いきなり輩になると思うよ、みんな。
デビュー早すぎちゃったせいで、うん。
<バファリン>
純粋にやっててカッコイイなって思って始めたからな。
<YOSHIO>
なんかやっぱあったよね、踊りじゃない部分がカッコ良かったりとかする部分も一応受け継いだりとかしてるんだけど、わりかし今踊りの部分のみっていうところがあって。
<バファリン>
確かに。
クリーンじゃないといけないですからね。
<YOSHIO>
そうそうそう。
<ISOPP>
だから悪ぶってると笑えちゃうんすよね。
<YOSHIO>
ね!ホント!
<ISOPP>
ちょっとブラック感を出そうと悪い感じでオラついた感じでこうやってやられるといやいやいやってなる、弱いやん絶対って。
絶対弱いやん。
<YOSHIO>
この前なんかジャッジしなきゃいけないバトルでちょっとにらまれてさ、大人。
大人ににらまれて、じゃぁ行こうかつって話行こうかっていったら、あ、ちょっと目つき悪かったっすか?みたいな。
そうやって言う人もいなくなっちゃってるから。
<バファリン>
そうですね。
<YOSHIO>
だからにらんでくるんでしょ?
お前睨んでんの俺だからね、来いよ、話そうぜつってすいません、もう叩いちゃう。笑
(一同笑)
でもそういう状況があったかないかって、そういう人にどういう風な対応すればいいかなんて、怒る方も悪いよ?でもお前上手いけどみたいな、でもこっち上げなきゃいけないみたいな。
しょうがないですよ、だからごめんなっていう気持ちはあるから仕事上やらなきゃいけないけど、でも裁く方も裁く方で美学があるから失礼。
<バファリン>
嫌われるものなんですかね?ジャッジって。
<YOSHIO>
ねージャッジはねー、だからこその納得いくジャッジになるべくしてもらいたいなっていう多分意見にもなるんだと思うけど、そんなことにもなるとそういうの知らない人にやってほしいとかってことにもなるし
難しいよね。
<バファリン>
難しい。
<YOSHIO>
でもとにかくダンサーに向けて踊ってきてないから、そのクラブでもって見てくれる人に対して、万物に対してずっとエンタメもりもりじゃないけどかましてきてるでしょ?
だからわりとそこがダンサーに対して踊るようになっちゃってる部分がちょっと今あんのかなって思うよ。
<バファリン>
コンテストはそうかもしんないですよ、だってそれこそジャッジに向かってですからね、結局は。
<YOSHIO>
うん。
<バファリン>
客に向けてやっぱでも踊った方がやっぱ良いですよね。
<YOSHIO>
そう、そうだと思う、うん。
<バファリン>
楽しませる。
<YOSHIO>
視野が大分広がるからね。
でもそれが当たり前でしょ
<バファリン>
そうですね、そりゃそうですよね、俺らおまけみたいなもんっすもんね。
<YOSHIO>
うん、誰かの為に踊る時はホントに下心ある時だけ。
<バファリン>
R&Bでね。笑
<YOSHIO>
指とかさしちゃう!笑
<HICKY>
それはもう下心あるね。
<YOSHIO>
うん。
あとはもうみんなに楽しんで
<バファリン>
嫌だなーYOSHIOさんのそんなの。
<YOSHIO>
え?でも嫌だなーって思うじゃん?逆に羨ましいって思うからね。
ステージ上から。
だからそれも含めて話題になったら面白いかなって。
<ISOPP>
面白い、そういう話面白い。
<YOSHIO>
ね!俺盛り上がんねーなーって思って客の中降りていってキスしたことあるもん。
(一同爆笑)
めちゃくちゃ盛り上がったよVUENOSで。
<バファリン>
それは盛り上がるよ。笑
<ISOPP>
それ男の子?
<YOSHIO>
そう。もうめちゃめちゃここにもう芯はいってたもん。
<バファリン>
すごいっすね!
<YOSHIO>
きゅってなってた。
<ISOPP>
面白い面白い、そういうの面白い。
<バファリン>
出演者同士でのキスはありました、ステージ上で、CLUB CITTA'で。
もうわかなすぎてキスして、でドーン倒れて、これだけで笑った時はありましたけど。
<YOSHIO>
俺もうステージから会場降りたら全然パンパンで踊るスペースねー、なんもできないって思ったら目の前にいる子にもうバッみたいな、キスしたね。
<バファリン>
すげーな。
<YOSHIO>
うわーって盛り上がって、ステージ上パニックみたいな、チームメイトこんな。
<バファリン>
でもそれも結局生贄なんすよね。
<YOSHIO>
生贄、確かに。
<バファリン>
生贄文化。笑
<YOSHIO>
でも絶対にもうボカーン盛り上がったからさ、もうそれで成功なんだよね。
<ISOPP>
あれなんだっけな盛り上がった人が勝ちっていうコンテストで、何をしても良いんですよ。
それでとあるチームの誰かやったんですけど、うんこしたんですよ、ステージで。
<avecoo>
え?
<バファリン>
うおぉ。
<MC MSZ>
ありましたね。
<ISOPP>
知ってます?>
それでクラブん中がうんこの匂いになってえらいことになったことがあった。
<バファリン>
盛り上がったんですか?
<ISOPP>
盛り上がったっつかどっちもやったね、うわーとぎゃーが。
<avecoo>
うわーとぎゃーで?笑
<ISOPP>
色んなのがもう、うわーってもう、すごかったな、あれはもう伝説。
<YOSHIO>
伝説だよね。
<avecoo>
えーやばー。
<YOSHIO>
今日いなかったっすね、うんこしてるやつ。
<ISOPP>
エガちゃんかそのチームくらいでしょ。
<YOSHIO>
これ20年くらい前だったらいたかもしれないからね、OPENソロ部門。
<ISOPP>
OPENソロ部門!?OPENソロ!?笑
<YOSHIO>
次はなんとか!って言ったらもう暗転の入ってきて、あれなんか少ねーかみたいな。
まず全部もう脱いでるみたいな。
<ISOPP>
OPENソロ部門。
<YOSHIO>
急にやったらもうやばかったね。
<avecoo>
やば。笑
<ISOPP>
OPENソロ部門でうんこ面白いね。
<バファリン>
何をOPENにしたの。
<YOSHIO>
盛り上がると思って!みたいな。
<ISOPP>
すごいな、OPENチームは見たくないなそれ、何本置いてくん?みたいな。
(一同笑)
<MC MSZ>
そんなにみんなで出せないです。
<ISOPP>
すごいな。
<バファリン>
マジで関係ない話になっちゃった。
<MC MSZ>
もうカットです、もうカットです。
<ISOPP>
わーつってめっちゃ盛り上がるでしょ?うわーつって。
<YOSHIO>
でも今更それちょっと面白いかもしれないですね。
<ISOPP>
ねぇ。どんな曲で来るのか気になるっすよね、すごい重低音きいたやつでくるのか軽いやつでくるのかみたいな、選曲、あ、それでくるんだーみたいな。
でも審査員もすごい。
<バファリン>
曲に合わせたいっすもんね。
<ISOPP>
ねぇ、ズンズンズダッ、ズンズンズダッ。
<YOSHIO>
それこそあきばっか~のとか。
<バファリン>
はい。
<YOSHIO>
ISOPP君バファリン君出てんでしょ?
<バファリン>
あーやりました。
<YOSHIO>
アニソンで、あんなんだってめっちゃ、動画見たけどめっちゃ盛り上がるもんね。
<ISOPP>
あ、盛り上がるっすねー。
<YOSHIO>
アニソン系のやつ。
<ISOPP>
あ、ありがとうございます。
<YOSHIO>
あんなんはさー、もう万物うわーってなるもんね。
<ISOPP>
そう、あれはなんか聞いたんすけど、僕らもHIPHOPの曲で好きなの流れたらわーキター!ってなるけどアニメの場合はその曲のキター!っていうのとキャラが浮かぶんですって。
北斗の拳だったら愛をとりもどせの曲とわーキター!愛をとりもどせだっていうのと、もう同時にケンシロウからラオウからレイからっていうのがもうキャラが来てダブルでうおぉーってなるから
あのすごい盛り上がりになるっていう。
<バファリン>
すごいバイブスですよね。
<YOSHIO>
いやーでもそこをガッチリハマってたから。
<ISOPP>
ありがとうございます。
<YOSHIO>
見ててもやっぱ。
<バファリン>
不思議ですよね、スキル全然ないけど曲への愛が100なんだよね。
<YOSHIO>
あーね。
<ISOPP>
確かに。
<バファリン>
なんか感動しちゃうんすよね。
<ISOPP>
うん。
<YOSHIO>
だから単純にさっきの話になるよね、音楽好きだけでやっぱり楽しいし。
<バファリン>
そうなんですよ。
<YOSHIO>
踊りが上手いとやっぱ踊りが上手いなーと思うしみたいな、どっちも良いよね。
<ISOPP>
確かに確かに、愛の話になりますね、結局最後は。
<YOSHIO>
そうそう、うん。
<バファリン>
最後はね。笑
<ISOPP>
最後は愛の。
<MC MSZ>
うんこからの愛の話ですね。
<バファリン>
うんこからですよ?笑
<YOSHIO>
半端じゃないね。笑
<ISOPP>
ホント結局は突き詰めてくとね、愛とか神様とかそういう宇宙的な話になっちゃう。
<avecoo>
(笑)
<バファリン>
結局ね。
<ISOPP>
そう!
<バファリン>
最終的にはそうですよね。
<ISOPP>
最終的にはそうなんですよ。
<MC MSZ>
おっきー締めないと先輩達が一生。
<おどり場>
締めます。
<審査員全員>
ありがとうございました。
<バファリン>
いやー貴重な話が聞けた。
<ISOPP>
うん、面白かったですね。
<おどり場>
ありがとうございます。