ドラドラ2024 1st PERIOD 

審査員コンテスト後インタビューHICKY/YAMAKAZ/人徳真央

※コンテスト後のインタビューは対談形式で行いました。

<町田おどり場建設スタッフ=以下、おどり場>
本日はどうもお疲れ様でした。

<審査員全員>
お疲れ様でしたー。

<おどり場>
今回ドラドラ2024 1st PERIOD、初戦ということでそれぞれ各部門優勝したチームあるんですけども、全体を通してになりますが、どういったとこが評価された、ここが勝因になったから優勝できた、というポイントはどういったところにあったと思いますか?


<YAMAKAZ>
僕がしゃべりますか?

<おどり場>
では、お願いします。

<YAMAKAZ>
僕は1番大事にしてるのは飽きないっていうことですかね。
映画とかもDVDで5,000枚ぐらい持ってるんですけど、
どうして人は飽きないんだろうなって見方をしたり、どうやったらここつまんなくなって携帯をいじるのかなとか。

自分自身もダンスをやってきていて、ショーをしてる時にバーカンとかを行き来してる人達がどうやったら目を止めてくれるのかなとか、そういうことを大事に見ていて飽きなかった、飽きなかったって
失礼な言い方ですけど、どうなるんだろうこの先っていうことだったり、どのチームがどうでしたっていうよりかはそうですかね。

あとさっきHICKYさんもおっしゃってたんですけど結構衣装適当にって言ったら一生懸命決めたのかもしれないけど、コンテストのわりには結構シャツを着て上着を羽織ってカーゴパンツみたいの多かったんで
その辺をちょっと考えてもらいたいなって辛口で言うと思いました。
頑張れるんじゃないかなってもっと。

<おどり場>
そこ変えるだけで要は今例えば点数が1点上がるとか2点上がるとかっていう要素でもあるってことですよね。

<YAMAKAZ>
視聴覚大事ですよね。

<HICKY>
うん。

<YAMAKAZ>
耳もあるし目もあるんで。

<おどり場>
もったいないですよね。
それだけで1点取れるんだったらっていうのはありますもんね。

<YAMAKAZ>
そうですね。

<おどり場>
ちなみにどうですか?HICKYさん。

<HICKY>
今カズ君が言ったのとプラスな感じなんですけど、ダンス力と音に乗っかてるか乗っかってないか。
ただ振付を踊ってる感じと雰囲気、こういう雰囲気でこの曲でこの人数でって分かって気持ちを入れて、例えばストリートダンスだったら真剣に踊れって言う訳ではなくて、和気あいあいとみんなでやるのか
真剣にみんなでいくのかっていう雰囲気もそうですし、音にただ合ってるだけじゃなくてその音に乗りきれるか乗ってるか、乗ろうとしてるか。

なんかそういうところがやっぱり入賞と入賞しないの線引きに思いっきり僕はなってくるので、そういうとこは見てますかね。

<おどり場>
ありがとうございます。
真央さんはいかがですか?

<人徳真央>
私はチームはやっぱり一体感が絶対必要かなーと思ってて。
何のためにその人数でやってんだっていう人数とか結構、大人数のチームとかもあるから。

その大人数だけで迫力は見せれるけど、ユニゾンで合ってなかったらもうほぼちょっとおしまいに近いレベルになっちゃうから。
それがニュアンスで見せるならその美学で持ってけば良いと思うんですけど、じゃぁこれをガッチリ合わせて音の質感までもっとこだわっていこうってとこまでもっと持ってけたらすごい良いかなって思ったんで
一体感はすごい私は大事にしてます。

あとはソロは1人しかいないので引き込み力がやっぱ強い子が入賞してましたね、うん。

<YAMAKAZ>
その引き込み力にちょっと一言言うとU-12のソロの1位、?2位の子かな?あれ、違うかな?僕どっかで鳥肌立ったんですよ、ソロの子で。

<HICKY>
でもこの心愛ちゃんは良かったよね。

<人徳真央>
うん。

<YAMAKAZ>
どっかで鳥肌って書いたんですけど、また後ほど載せるんですけど、その鳥肌イコール引きこんでると思うんですよね。
映画とかもそうだし、なんでもいいんですよ、舞台でも。

<おどり場>
目を離させないってことですよね。
なるほど。ありがとうございます。

では続いて、個人賞じゃないんですけども、入賞しなかったんだけど気になったチーム、ダンサーがあればいただきたいんですが。
これも例えばここが、さっき心愛さん良かったってことであれば、あ、そうそう心愛さんここが良かったよね、俺もそう思うみたいな感じでいただけたらなーと思うんですが。

皆さんいかがでしょうか。

<YAMAKAZ>
OPENの4番のNootsがビッグビートだったんすけど、リズムが。
これHIPHOPでやってきてるのはすごいなと思いました。
あの音でHIPHOPを表現してたんで。

<HICKY>
どこどこ?

<おどり場>
OPENチームの4番のNootsさんですね。

<HICKY>
あー確かに俺もこれ面白かったと思います。

<YAMAKAZ>
俺はこの子達しかいないんじゃないかっていう。

<HICKY>
面白かったよねー。

<人徳真央>
うん。

<HICKY>
なんか構成も面白かったしまとまりも良かったしねー。

<人徳真央>
うん、私も良い順位付けてます。

<HICKY>
俺も俺もー。

<YAMAKAZ>
意外なリズムの感じでした。
ビックリしたっすね、これHIPHOPって書いてあるんで、すげーなっていう。

<HICKY>
確かに。

<おどり場>
こういうジャッジさんのお話聞いてて申請してるジャンルと踊りが合ってない場合ってわりと辛口コメントが多かったりっていう印象があるんですけど、今回は良い方に作用したって感じなんですかね。

<YAMAKAZ>
あー、そうですね、これをHIPHOPってちゃんと言ってきて振りも僕はHIPHOPだったんで、やり切ってるというか振り切ってるなちゃんととは思いました。

逆にFREESTYLEって書いててアニメーションスタートのちょっとHIPHOPになってHOUSEステップやった女の子がいたんですけど、それはどうなんですか?
他ジャンルって言えばいいんですか?あれは、FREESTYLEなんすか?難しくないすか。

FREESTYLE?って思っちゃいました、見てて。
ベースはHIPHOPなんじゃねーかとか思いながら、それは辛口になっちゃいますけど。

ジャンルの切れ目が見えちゃったので。
FREESTYLEなのかなー?とは思っちゃったんで。

<HICKY>
ま、何事も深くなってったらこれいらないんじゃないかみたいな、今までこれやってたけどやっぱ違うんじゃないかじゃないですけど絞れてくるというか。
今知らないからダメって訳でもなくて歴史をとか勉強していけばピントの合わせ方がやっぱ少しずつ、それが入賞に繋がったりするのかもしれないですけど。

僕もいっぱい色んなのを入れて自分がハーハー言ってんのに伝わんないなんてことはもうざらにあったので。笑
だからダメなんだよって言われてましたけど、よくよく考えると自分が上手くなればそれは解決できるので。
あんま文句も言えないしね、はい。

<YAMAKAZ>
間違いない。

<おどり場>
ありがとうございます。
もう1組いただいても良いですか?YAMAKAZさんから、いかがですか?

ではHICKYさんいただいても良いですか?

<HICKY>
そうですねー、そうだなー、探してるんですけど、ちょっと1回パス出して良いですか?

<おどり場>
じゃぁ真央さんお願いします。

<人徳真央>
私個人的に見ててすごい楽しかったのはU-15の5のTopaz。
なんか後半急にニュージャックになって最初、中盤まではブレイキンやってたのに後半急にニュージャックになってえ?みたいな。
ジャンルの切れ目の話もさっきしてたから。

<YAMAKAZ>
まぁ間違いない。

これなんか元々3人チームだった?もしかしてって感じました俺。

<人徳真央>
あー、身長差、なんかすごいすごい小っちゃい子とおっきい子のちょっと差が激しかったなって思って。

<YAMAKAZ>
激しかったね。
これロンバクした時に平行でやったんすけど小っちゃい子思いっきりけってるんですよ。

どういう作りなんだろうって思ったけど。
だから多人数でやってたのかなーとは思ったんですけど。

<人徳真央>
あー。
なんかもっとその身長差を活かして出来たらもっとより良いのかなって思いましたね。

<おどり場>
一工夫加える感じで。

<YAMAKAZ>
その身長差を活かして、はい。

<人徳真央>
ありますよね、ありますよね。

あとはU-15の2番の百々ちゃん、ボルドーのドレス。

<YAMAKAZ>
はいはいはい。

<人徳真央>
持ってるものはすごい持ってて、もう何回か出ればもうちょっと上の順位になるんじゃないかなって思って、場数問題かなと。

<HICKY>
うん。

<人徳真央>
まだまだ全然。
持ってる魅力はあるのであとは踊りをもっと極めてほしいかなーって思いますね。
やっぱ1位の子と比べるとまだまだちょっと足りない、ちょっとやっぱ似たようなジャンルになってくるからそこと比べてしまうともう2頑張りくらいしてくれると良いかなと思いますね。

<HICKY>
総評でもおっしゃってた通り踊って自分のこの出来栄えはあれとして、あ、そういう考え方あるんだとか、そういう見せ方あるんだとか、やっぱそういう感じで自分の視野を広げると次こういうのやってみよとか
やっぱそうやって徐々に階段を踏む感じなのかなっていうのもちょっと。

<人徳真央>
自分の良さをもっと知る時間がコンテストになるかなって思いますね。

<YAMAKAZ>
あと、僕からみたらアクロがすっごい入ってたんでやりすぎも良くないんじゃないかなっていう。

<人徳真央>
めっちゃ分かります。

<YAMAKAZ>
どのアクロが見せ場なのかわかんないぞっていう。
でダンスはどこいっちゃったんだっていうくらいアクロが入ってたんで。

<人徳真央>
ホントJAZZアクロ多すぎてダンスが…って感じ。笑

<YAMAKAZ>
アクロすごかったんですけどねー。

<人徳真央>
そう、アクロのテクニカルはすごいスキルフルだし極まってるから、だからそういうところがストリートダンサーと比べるとアイソレだったりダンスムーブ的なものの基礎力がやっぱ低いなって思いますね。

<おどり場>
ありがとうございます。
では続いてHICKYさんどうですか?

<HICKY>
U-15の8番MARIAがダンス上手いのに他のところに目を向けてないから踊って終わった、上手い、みたいな感じになっちゃってる。
次出てきた海来は多分総合で自分がダンス好きなの分かってるんですけど総合で見せて、MARIAっていう子はまだその自分の強みをそこをがっと出すみたいなそういうところ。

それで合ってるんですけど、そこの自分の弱点を埋めていくともうちょっとこの点数が良いもの、出てきた瞬間あ、上手い子出てきたなとは思ったんですけど、踊りっぱなしのまた進んで進んでっていう
イメージだったので。

舞台の使い方もそうだし、1曲目2曲目とかもあれですけど、総合的にいくとちょっと入賞してくるのかなーっていう感じで。
入賞に近いってわけではないけどもダンス上手いのになーみたいな。

グルーヴじゃないですけど、そこのところはしっかりやってんだろうなって思うのでそこですかね。

あとチームで言うとOPENの5番目のsync’dts、僕ロッカーなので。
良かったんですけど、入ってこなかったので、なんとかしてほしいなと。

(一同笑)

<HICKY>
ただ自分のジャンルなんで。
すごい良かったんですけど、人数もいるし結構良かったのに1位と2位に比べるとちょっとあれだったので、なんかちょっと残念、残念というか。

ロッキンって人を楽しませたりとか存分に出来るじゃないですか、そこが思いっ切り強みというか。
コンテストでお客さんを巻き込んで楽しかったりするとやっぱ良いな自分のジャンルってやっぱ思ったりするし、自分のスキルも見せつつキャラクターもあったりするとどの場所でも人を楽しませることが
出来るじゃないですけど、そういう良きものが僕はあると思ってるんで、ロッキンに。

そういうのも含めてもう1つなんか色々と各カテゴリーが上がってくると良いのになーと思いました。

<YAMAKAZ>
僕1番なんすよ、これ。笑
1番上付けてるんすよ。

ただ、乗っかる訳じゃないですけど僕から真央さんのお話だったりとかをちょっと引っ張ってきて話すとチームのルーティン、ガッツリ揃う時に高身長の男の子が若干自分だけで踊ってるように僕は見えて。
そこがチームじゃなく見られちゃったのかな?僕は。
僕は1位つけてますよ?皆さん。笑

低身長の女の子が1人いたんですけど、その子に目が行きがちかと思いきや2人の女の子も頑張ってたんでそれはすごいなと思いました。
あの子ばっか多分目行くんすよ基本的には。

行きそうなるんだけどちゃんと引っ張ってるっていう、その女の子2人が。
だからあの子に行きがちでもなかったんで、どっちかっていうとその高身長の男の子がすごい気になったっていう印象ですかね。

衣装とかも僕は◎付けてるんで、はい。

<おどり場>
ありがとうございます。

YAMAKAZさんもう1方いただけますか?

<YAMAKAZ>
僕ですか?

<おどり場>
はい。
それで多分皆さん2つずつになると思います。

<YAMAKAZ>
えーっとなんだろう良い方でですよね?

ちなみに僕鳥肌立ったのはU-15のHonamiちゃんでした。

<おどり場>
優勝した…。

<YAMAKAZ>
はい、茶色いドレスっぽい感じでデスチャの曲使ってて、あえてサビがバンって乗らずに薄く乗ったんですよ、そこまでが結構激しく動いてたのが。
そういうの好きなので。

サビだからおっきく動けば良いってもんでもないと思うし、あえて抜いてその後の大サビでしっかり大きく踊るっていう流れがすごい僕はキレイだったし世界観も統一されてて僕これは圧倒的な点数なのかな?
そうでもないか。笑
ここからバーンて始まったって感じですね、鳥肌スタートじゃないんですけど。

そういうのも自分自身も作品で大事にしているので。
作品を作る上で何回も何回も人に見せて本気で言ってほしいって言って鳥肌立ったよとか最後まで見れたよみたいな感じで言ってもらえないと気が済まないというか。

良かったよーって相槌なんで結局。
良かったよーが1番嫌なんですけど言われるのが。

そこを周りにお願いした時に今日コンテスト出た入ってる人も入ってない人も、友達とか知ってる人に見せてなんて言ってもらえるか。
もうちょっとこここーしたら良いんじゃない?って言ってもらった方が絶対響くと思うんで、真央さんとかHICKYさんとかが言ってるように。

良かったよー、じゃぁこれで出てくるねじゃないと思うんで。
終わりがない戦いだと思うんで。

自分も頑張るんで頑張ってください。

<おどり場>
ありがとうございます。

あとこれちなみになんですけど今最初の方で優勝したチームの勝因というので伺ったのが飽きないことだったりとか要はお客さんが見ててワクワクさせることが大事だよっていうのがあると思うんですけど
でもこれって振付をもらっているキッズダンサーは中々その辺って分かりにくかったりするじゃないですか。

更には先生から教えてもらってることだけしかやれないというか。

逆にそういうのを表現するにはどうしたら良いと思いますか?

<HICKY>
まぁでも周りの環境、今日ここに来た時もそうですし、見る、自分より上手いやつなんていっぱいいるんでそれを見る。
普段の環境であればその先生がカッコ良ければ真似できる、その雰囲気もそうですし、自分が上手いと思ってる人のところに行くとか、自分で掴んでいく。

一生懸命やっててダンスが上手くなってギリギリ入賞出来ない、でも今日良かったのになーみたいな時って絶対僕もあるんですけど、そっからもう1つ自分で考えださないと、なんかだめだぞこれじゃぁみたいな。
なんかちょっとこれこの感じで来たけどこの道じゃちょっと限界来てんなーとか多分自分で気付きが大切なので。

結構行動と比例してると思うんですけど、WSいったりだとかいろんな先生、1人でも良いんですけど、その先生がすごい色んなことに長けてるかとか、この現場に来てあの子上手いなみたいな、盗めるものは盗むぞとか。
そういう五感と行動のステップアップ、ちょっとずつじゃないですけど。

それと同時に僕練習の時にお客さんがいると思って妄想して練習しますけどね。

<YAMAKAZ><人徳真央>
うん。

<HICKY>
まぁでもそれが半本番、でリハ、当日現場に入ってリハが来て、更に大きさと雰囲気が分かって準備、ルーティン、自分のルーティンがあるのでそれをして本番は臨むっていう感じで。
いきなりトップのいきなり当日の現場で本番ってことじゃなくてその前段階で準備が何個かあるので。

それはやっぱ当たり前に、わざわざ言わない感じなので当たり前にやっちゃってんのかなって思うんですけどもちろん必要かなっていう。

<YAMAKAZ>
結構鏡に対して踊ってる子はいましたよね。

<人徳真央>
うん。

<YAMAKAZ>
こっから動かないっていう、顔が。
こうやってふってっと。

鏡癖は危ないですよね。

<人徳真央>
うん。

<YAMAKAZ>
大事だと思いますね。

<HICKY>
想像、妄想ですかね。

<おどり場>
YAMAKAZさん的にはどう思いますか?このワクワクとか。

<YAMAKAZ>
そうっすね、もうその通り。
なんか鏡に対してずっと踊ってると結局自分しかいないんで、自分しか映ってないし。

HICKYさんの言うように想像の世界でこうしたらこうやってわーってわくかなとか、それこそ想像妄想で作品を作った方が膨らむと思うんですよね。

あとはそのさっきおっしゃってた通り養うためにはじゃないですけど、目とかを、ダンスのスキルをちょっとあれですけど。
やっぱ漫画とかって進んで読む理由とかゲームを進んでやる理由とかってあると思うので賞取れる理由もあると思うので、それを自分で探さなきゃダメっすね。先生に探してもらっても。

だからHICKYさんが言ってたように探求心だと思うんで。
絶対1位取ってやるためにあと何が出来るとか、他の人、入った人のショー見るとかって思います。

<おどり場>
ありがとうございます。
真央さんいかがですか?

<人徳真央>
練習だけじゃダメですね!…笑

<おどり場>
色々出ろと?笑

<人徳真央>
いや、まー先生に言われたことを小っちゃい子達は言われたままやるしかないかもしれないけど練習だけじゃない何かがありますよね。

<HICKY>
ねー。笑

<YAMAKAZ>
ねー、って。笑

<人徳真央>
でもホントにそうなんですよね。
大人になって分かるから別に続けてやって大人になって分かるでも良いし、早いうちから分かってたとしても辞める子は辞めるし。

早く分かって、勝つ方法を分かって勝ちまくって飽きちゃって辞めるっていう子も多いから悔しくて良いんじゃないですか?笑

<HICKY>
(笑)

<人徳真央>
私はそっちなんですよね。
やっぱずっとコンテスト中学生の頃から私は出てたんですけど、ずっと負けてて。
でもそういう理由の探し方が頭悪かったから分かんなかったんです。

<HICKY>
分かんないよねー。

<人徳真央>
分かんないです。
自分でネタを私は考えてたので、ソロだったりチームだったりっていうのを。

だから勝ち方が今のキッズ出てる子達に自分でネタ作ってる子達に聞くと、もう聞くともうネタの勝ち方分かってるでしょ?はいって言います。

<HICKY>
ふーん。

<人徳真央>
自分だったらこういう曲を選んでこういう展開で持ってけば勝てるっていうのがその子達の理論であるから。

<HICKY>
すげーな。

<人徳真央>
でも多分それは教えてくれないと思いますよ?もちろん。
自分で見つけなきゃいけないし、それは人それぞれ絶対違うから、やっぱ考えてますね、みんな。

<HICKY>
うん。
なんかやっぱ僕なんかJAZZの子とかに思うんすけど、こういうのやってると演出とか振付だけじゃなくて他のところの場所、もしダンス辞めたとしてもこんだけ色んなことを考えてると
他の職業に絶対活きるんじゃないかってすごい思っていて。

衣装、音、振付、雰囲気とか我慢強く練習する、この辺のカテゴリーでも大分パンパンパンって頭で計算していかないと無理じゃないですか、いきなりできないし。
なんかすごいと思って。笑

<人徳真央>
(笑)
うん。

<HICKY>
絶対活きるなって思うので負け続けてる人はなんかちょっと手助けになったら良いなって思うくらい、普通はこんなに頭使ってやってないぞっていうのはなんか頑張ってほしい
諦めてほしくないなっていうか、それはすごいあって。

僕は出来なかったので、今もそんな得意じゃないですし。
振付とかやってもなんか振付と構成、構成入ってくると、いやいやスピードすぐ落ちますし、出来上がりの。笑

<YAMAKAZ>
(笑)

<HICKY>
照明が入ってきたらとかもう衣装もとか。
段々自分が後に決める苦手なものが分かってくるんですよ、なんかダメなところが出て浮き彫りになるんで。

諦めないでやってほしいなじゃないけど、てかすごいことやってんだよっていう、分かってないかもしんないけど、ってすごいいつも思うんで、うん。

<おどり場>
ありがとうございます。

今日は長い間
お疲れ様でした。
ありがとうございました。