ドラドラ2024 4th PERIOD
審査員インタビュー
Mana
■総評
入賞された皆さんおめでとうございます。
悔しい人たちもいっぱいいると思うんですが、とても素敵でした。
皆さんチームもソロも、特にU-15のソロとかはほんとに人数も多くて、JAZZもいっぱいいて、あーどうやってこの中で勝とうってきっとみんな思いながら
戦ってるんだろうなって思ってるんですけど、まあチームもソロも、この自分達の決められた3分だったり、90秒だったり、決められた秒数の中で自分の一番、
いつもこれ言うんですけど、一番得意なことを見せに来てくれてると思うんですね。それが今日見てる中で、音楽と作品と踊り手の子達の本人の踊りのバランスが
一番なんかこう真っ直ぐに届いた子達。チームとかソロとかすごく見やすかったし、感動したかなと思いまして。
それがなんかこう自分の先生が作ってる方も多いとは思うんですけど、自分が選んでる音楽と自分の今出せるスキルがどれくらいバランスよく且つ、こう言う勝負の場で緊張しても安定もしつつMAXも出せるみたいな。特にJAZZの子達とかは技を入れたりしてテクニックで見せ場を作りたいのと、曲と流れとのバランスですっごく悩むと思うんですけど、
結局のところJAZZの話をしてしまえば、バババーンってこうわざのシュンって感じよりも、表現力でドンッって見せてくれた方がなんかこう安定して響いたかなって思いました今日は。
こうやってバーってみんな素敵なダンサーが並んだ時に、誰選ばなきゃいけないかなってなった時に、私も小中学生自分の生徒たちを見てて、何かちょっとでもでも周りの子達と違うものと思って、自分の特技だったりとか良さだったりとかっていうのをどうやったら引き出せるかなとおもて作ってるんですけど、
それを踊ってる子たち自身も、自分で作ってない子達は先生とかと相談しながらどうやったら一番魅力が出せるのかなって言うところを研究していけると
もっともっと良くなっていくのかなと思いました。
全体を通して作品を見てる時に、なんかこうこれやっていいのかなとか、これやったら勝てるかなみたいなすごい駆け引きみたいになっていくと思うんですけど作る時に。なんかこう、自分が一番この曲が好きこの音楽が好きとか思った時に振り付けというよりかはこの動きが好きって思った時に、なんかそれをずっとずっと言い続けて欲しいんですよね。
これが好き、自分は表現が好きっていうのをずっと言い続けて、今日もし負けちゃって悔しくても、帰った時になんで伝わらなかったんだろうと思ってずっとずっと繰り返し考えていればいつか絶対勝てます。
勝てるって言うのは別にこの順位に勝つわけじゃなくて、自分の好きなものがきっと人に伝わると思うんですよね。
なので今日の順位、優勝できた子もできなかった子もいると思うんですけど、自分の一番好きな表現ってなんだろうってめっちゃ研究してみてください。
すごい良いダンスいっぱい見れました、ありがとうございました。