★登竜門★ vol.17

審査員インタビュー

YOSHIO

 

 

 

 

 

 

【総評(U-9ソロ・U-9チーム・U-12チーム)】

はい、皆さんお疲れ様でしたー。
いろんなところでジャッジさせてもらってるんですけどもホントに最近ダンスを見てて時代は変わったなと改めて思います。

で今日のコンセプト登竜門。優勝経験がないっていうチーム。
特にそういうコンテストってもっと個人的には甘酸っぱい青春みたいな感じでどうしても見るんですけど1チーム目出てきた瞬間に僕らの時代とちょっと違って…
もう表情もしっかり付いてるし。今日入賞チームには入ってないんだけど。

全体的にホントにレベルが…全体的に日本全部いろんなダンサーが同い年いっぱいいるかもしんないけど、とにかくレベルがすごく上がってて。

まぁ甘酸っぱい審査はなかなか出来なくて。
逆に本気でかっこいいなと思うからしっかりジャッジさせてもらったんですけどもホントにみんなうまい!!

上手い代わりに俺らの時代にあったその年ならではの雰囲気ってのももうちょっと更にあると。
大事なとこ。今しか出せない雰囲気だから。そこももうちょっと使えると更にらしさが出てきて良いかなと思います。

皆さんホント笑いあい涙ありちょっと悔しかったり嬉しかったりって色んな経験ありますけどもどんどん、どんどん色々さっき言ったチャレンジしていくことがとても大切なので頑張ってください。
お疲れ様でしたー。

【優勝したチーム・ダンサーの勝因(U-9ソロ・U-9チーム・U-12チーム)】

勝因はやっぱ全体的に技術も顔も…ま表情だったり気持ちも良かったんじゃないかと。フォーメーションも。
なんでもそうだと思うけどそこが1番勝ってると。どれか1つでも飛び抜けてると優勝できるだろうし。

中でも全体的に今回登竜門、さっきも言ったけどもみんな優勝経験ないっていうチームの中でみんなうまかったんだけどね。
優勝したチームがやっぱ1番、ま上位に入ってるチーム自体がそのへんがキッチリしてきたから多分こういう結果になったんだと思います。

【入賞しなかったけど気になったチーム・ダンサー(U-9ソロ・U-9チーム・U-12チーム)】

いない。
どれも目には着いたんだけど。チーム数もチーム数な分、U-9のチーム部門もソロ部門もやっぱり優勝した子がハッキリ言って目立つので。
そこがもう重要なところかもしれないよね。
目立つ要素っていうか。そういうものが多分…持ってるものっていうか。みんな得てるんだけどそこの差だと思うかな。
上手い下手関係なく。まぁステージの上だから。

【総評(U-12ソロ・U-15ソロ・U-15チーム)】

はい、みなさんお疲れ様でしたー。
良いコンテストでありました。

総評としてはホント良いと思うし、まぁ2人が言ったようなことがほとんどなんですけど。
技術って付け足してみるとみんな色々チャレンジしたことが大切だし、単純に上に上がってる子、下に下がってる人…悔しい人もいるだろうけど上にいても。

単純に何が違うかってあからさまに自信が違います。
根拠のない自信、とか俺ら若い時に言ってたけどなんか努力をしてるんだろうね、みんなね。

もちろんみんな努力はしてるんだろうけど、やっぱりその努力の内容によってはどんどん結びついていくし、それもどんどん自分の自信になって。
誰とは言わないけどきっと、私のこの角度!とか、この私の取り方!みたいなの絶対的に自信あるように見えます。それが見てるお客さんもうわっカッコイイってなるわけだし。

そこは自信の持ち方でなんとかなる。別にダンスだけじゃなくてもそうなんですけども。
自信を持てるような普段踊り方の練習だとかがすごく必要なのかなとも思いますし、あとはリズム取りですね。

歌でバスドラがあってスネアがあってハイハットがあってってなんとなくブン、ブン、カッ、ブン、ブン、カッ(※ 実際にビートボックスを披露)ってのがあったりとかさ、メロディーがあったり、中にはラップがあったりとか。
色んな音が入り混じって全てがリズムなんだけど、どうしてもいつの間にかヒップホップをやる人達、JAZZもそうなんだけど、いつの間にかリズムを忘れてしまって歌とかにしか乗れなくて。

だからいつの間にか、そっちのスネア、バスのあるのに乗り換えがどうしてもヘタクソになってくる。
インストで踊ることもすごく練習になると思うし。
歌で踊るっていうことはみんなバッチリ今日見ててできてるんでそれ以外の部分で音をいっぱいいっぱい取る。

ワンって…ワン、エンとか聞くと思うんだけどワンのワで取るかンで取るかだけでも全然違うし。
自然と歌で取ってる時はその歌でもってリズム取ってるからなんとなく通じるんだけどそれ以外の部分になった時にどうしてもそこが弱くなってしまう。
メリハリとかってよく言うんですけど。アップ、ダウンとか、俺らの時代にはあったんですけども。

今はどうしてもみんな点で…点、点、点って感じで動いてる。
で今度その点と点をちょっと線で繋ぐ。ピッ、ピッってのをピーッて
アップダウンとかこういう動きで乗ってあげるとか。ずっとこういうランニングマンとかもしっかりアップダウンつけるとこうなるし。
(実際にアップダウンがないランニングマンと、アップダウンがあるランニングマンで比較して見せてくれ分かりやすく教えてくださいました。)

そういうところっていうのがどうしても…グルーヴ感とかって言われるんだけど。
グルーヴってなんなんだろうねってなるんだけどこういう波っていうかがすごく大事だと思います。

無機質なものでもやっぱり波はあるし。
グラフになってもビュンビュンビュンってなってるでしょ?
あのオーディオとかやっても。あれよ!
完全にあれができるかできないかで音が体から出てるか出てないか。

もっと自分の、さらにスキルにもつながると思うんででそういうところももっと勉強して踊りを楽しいものにしてください。
お疲れ様でしたー!

【優勝したチーム・ダンサーの勝因(U-12ソロ・U-15ソロ・U-15チーム)】

<U-15チーム部門…U-15チーム部門…S.M.O.D>
まずルーティンがすごく揃ってました。パワフルなショーだったし。
全体的に僅差っちゃ僅差なんだけど、やっぱ良かったかなって思います。

<U-15ソロ部門…CHIHARU>
背が大きくてシルエットすごく良いし。でも背がおっきいと逆に言えば距離が長くなるから。腕を上げるだけでも。
それが大変で、筋トレやアイソレーションを上手くやんないとなかなか踊りづらくはなるんだけど、そのへんがやっぱり体がしっかり使えてたっていう意味では良かったんじゃないかなって思います。

【入賞しなかったけど気になったチーム・ダンサー(U-12ソロ・U-15ソロ・U-15チーム)】

<U-15ソロ部門…Sakura>
リズムの取り方がキレイで。最後の総評でも言ったんだけど色んな音があって色々乗り換えって踊ってく中でそのへんがスムーズに全体的に見えました。