★登竜門★vol.20
審査員コンテスト後インタビュー
しづにゃん/AC/龍太 -Ryota-
※今年度コンテスト後のインタビューは試験的に対談形式で行っています。
＜町田おどり場建設スタッフ＝以下、おどり場＞
では、インタビューさせていただきます。
＜審査員全員＞
イェーイ！！（一同盛り上がり）
＜おどり場＞
よろしくお願いします。
★登竜門★ということで優勝経験のないダンサーのためのコンテストだったんですけども、今日全体を通しての印象を皆さんから一言ずつ頂きたいなと思っております。
＜AC＞
新人戦だけど、総評でも言ったけど全体のレベルも高くて、やってることもハッキリしてるし、自分達がやりたいこともハッキリしてる子が増えてきたのかなって言うのがあったし、
それをジャッジするのは凄く難しいことだけど、でもそのギリギリ感が凄く楽しいっていう感じがあって、全部門通して楽しんでました。
＜しづにゃん＞
全体を通してホントに新人戦なんだ、この子達まだ優勝してなかったんだーって言うビックリな印象で、ホントにみんなすごく良かったし、
逆に誰にでも優勝の可能性があるなって思えるくらいホントに全員素晴らしかったと思いました。
＜龍太 -Ryota-＞
いろんなコンテストとかで見てる子がいたり、初めて見る人達もいて見ててすごい新鮮でしたし、チームですごい活躍してる子がソロ出てもすごい安定してるなって。
逆になったらどうなるんだろうなって、ソロでめっちゃ活躍してる子がチーム組んだ時にどんな現象が起きるのかなって言うのも思ったり。そっちを見てみたいななんて。
＜しづにゃん＞
U-9が泣きそうになるくらい感動しました、私は。U-9なのにみんな凄く上手で。
＜AC＞
別に上の部門でやっても良いんじゃね？って言うくらい。
U-9がない時はU-12で行っても良いんじゃない？ってくらいの感じは。
＜しづにゃん＞
うん、チームもソロも。
ビギナーチーム部門が面白かったなぁ。
＜おどり場＞
そうですね、今回20回記念企画として開催しました。
＜AC＞
めっちゃ難しかった。
＜龍太 -Ryota-＞
苦戦しましたね。
＜しづにゃん＞
面白かったし、難しかった印象で。
＜AC＞
特色があったかなーていう感じしたかなー。
＜おどり場＞
初めて今回ビギナーチーム部門というものがあったんですけど、企画としてそこだけ見たらどういう印象でしたか？
＜AC＞
俺はあって良いなーて、よりチャンスが、新人の子達によりチャンスが広がって。
＜しづにゃん＞
そう、チャンスがね。
＜AC＞
それこそ出たいって思う子がもっと増える、窓口が広がるから凄い良いんじゃないかなって思った。
龍太くんどうですか？
＜龍太 -Ryota-＞
審査する側としてはめちゃくちゃ難しいです、やってみて凄い難しいなぁと思って。
どこを評価してあげて、どういう順位にしてあげようか、でもこういう内容のがあるとこんだけ一生懸命1年間やってきたけど
その子にもチャンスが来るというか、そういう良さは凄くあると思ったんで、凄い良いなと思いました。
＜おどり場＞
今回結果発表されて、もちろん入賞されなかったチーム、ダンサーの子達いると思うんですけど、部門問わずで全然構わないので
この子すごい印象残ってるな、この子もうちょっとこうしたらもっとこうなるんじゃないとか、もしあればそれぞれ全然ピンポイントで大丈夫なので1人、2人あげていただけたらと思います。
＜しづにゃん＞
U-12ビギナーチーム部門のRoarがすごいかっこよかったなぁって思って、パワフルなHIPHOPで良いなって思いました。
ソロはホントに良い子がめっちゃいるんですけど、U-12が一番人数多かったのでそこからだとしおりちゃん良かったなぁて思ったのとRAIRAが自分的にはアゲでした。
＜龍太 -Ryota-＞
俺はU-9チーム部門のEsskeetit。
音取りもカッコイイし踊りも凄い良い感じで、その中に表現の部分だと思うんですけど、グルーヴとかノリも大切なんですけど、もっとパッチリ決める瞬間があっても良いのかなって。
もっと見えやすくなるともっとカッコ良くなるかなって思って
1人背が大きくて、あと2人が同じくらいなので1対2に見せないようにする踊り方、そこら辺がチームとしてまとまってくると全然入賞、どんどん、どんどん上にガンと来る、伸びしろがあるチームだなっていうのは凄い感じました。
あとは個人的に曲とかの印象で良いなって思ったのがU-12ソロ部門…SORAくんが使ってた1曲目、あれがフランス語だったと思うんですけど
あの曲俺確か聞いてたんで、なんか良いなって、いつも大体ダンスって英語ってところがフランス語で来るっていうちょっとヨーロッパに飛んだ感じがちょっと良いなって。
曲選も結構大切になると思う。
あと、しおりちゃん。
ソウルとかロック、キレもあって、曲とちゃんとマッチしてる踊り方が出てて。
＜おどり場＞
しづにゃんさんもさっきしおりちゃん挙げてくれてたんですけど、ここ良かったよーとかって何かありますか？
＜しづにゃん＞
途中のボイパの部分の見せ方も好きだし、サビの持って行き方、パワーがあって、もちろんノリも上手くて、入んなかったんだってくらい。
でもU-12ソロ部門はみんなすごいレベル高かったからー。
＜おどり場＞
ACさんはいかがですか？
＜AC＞
ソロだとU-12の和香ちゃん、少年ジャンプ使ってる子。
あの子テーマもしっかりしてるし作品に一貫性があるから、ちょっと早取りだったんだよね。
そこがテーマも小道具もしっかりしてるから、衣装も逆にパジャマとか、家にいるみたいな、そういうもっと一貫性を持たせても良かったかな。
でも踊りすごい上手だったから、そこの部分もっと突き詰めてみると彼女もっともっと評価上がるのかなぁっていう感じがありました。
あとU-12ソロ部門、Yusaかな、HIPHOPの。
パワーすごいあるし音も鳴らしてる感じがあったから、彼女も凄く上手だったし、もっと前に出る感じがあっても良かったのっかなとは思ったけども
でも余裕が凄いあって…
悔しそうだったよね。多分同門のメンバーが入賞してるってのも余計あるんだけども。
でも別に何が劣ってるっていう所よりも彼女の良さが凄く出てたし良かったかなー、俺踊り方好きだったなー。
あとU-15チーム部門のEMOTION、大人数のところ、9人のHIPHOPの。
あの子達そんなに難しいことやってないんだけど、リズムとシンプルなことしっかりやってるっていう感じがあったかな。
だから動きがすごい見やすかったし、あの人数で。
＜しづにゃん＞
ユニゾンめっちゃ揃ってた。
＜AC＞
そう、そう、揃ってるからこそ、もっとごちゃごちゃしてたり誰かをフォーカスする場面があってももっと作品が一個上がるのかなって感じがあったけど
俺あのEMOTIONはすっげぇ地道に練習してるかなっていう、基礎練やってっかなっていう感じがあって、一番最初のインパクトがあったからこそ
中盤終盤にもうちょっと見せ場が多くても良かったのかなーっていう感じ。
それだったらもっと評価飛び出てたかもしんないかな。
＜龍太 -Ryota-＞
それ俺もおんなじですね。
ベーシックな部分すごい良かったと思って、ただアプローチの仕方全部一緒だったっていう、展開がなかったっていうのがもったいないかな。
＜AC＞
そうそう、曲が変わってもーっていう感じはあったよね。
＜龍太 -Ryota-＞
見せ方ちょっと変えてもまた変わるのかなって、基本そこが似ちゃってたから、もっと展開入ったり、ベーシックの中に緩急がついたらもっと色がついて変わるのかなって。
＜AC＞
大人数だからこそ少人数のところをもっとフォーカスしても良いよね。
＜龍太 -Ryota-＞
人数が多ければ多い程構成のバリエーション増えるので見たくなっちゃう。見たいっていう、そういう発想力とか。
＜AC＞
どこでくるんだろう感はちょと持ってるよね、見ながらね。
＜しづにゃん＞
構成で言うとU-12チーム部門のSWEET SOLDIERはミュージカル見てるような感覚というか、すごい良いなあって思いました。
＜AC＞
コミカルな感じも良かったから。
＜しづにゃん＞
あと個人的にはU-15ソロ部門の制服で踊ってたs@wa。衝撃で。
＜AC＞
うん！どういう学園ものー？とか思ったらゴリゴリのやつで。
＜しづにゃん＞
やりたいことすごい分かるから、あれをもっとホントに突き抜けちゃえば。
＜AC＞
俺も書いてある。動きと衣装のミスマッチが逆に良いって書いてある。
＜しづにゃん＞
ギャップもえ！て私書いてある。笑
＜AC＞
あのスタイル衣装被りそうだもんね。
＜しづにゃん＞
そのまま、普段のそのままで、でもかましちゃうみたいな。
面白い人が今日いっぱいいたなー。
＜おどり場＞
今日ソロ、チーム色んな方がいて、もちろんコンテストなので優勝、入賞した人いるんですけど
その中で特にこういう点が良かったからこの子が優勝できた、入賞できたかなっていう何かがあったら教えていただけると
他の子達のヒントになるかなと思うので、もしあれば教えてください。
＜AC＞
U-9、12は身体能力というか、そういうところも目立ったのかなぁっていうところで、ちゃんと自分の体の大きさに見合った筋力でもないけど、そういうところもパワーに直結すると思ってるから。
中学生になってくるとやっぱりそこのパワーを付けるのってすごい難しいと思うの。
今日勝った子達はその土台が、スキルもそうなんだけど、でも土台がないとそのスキルって生きないかなぁっていうところがあると思うから
U-15チームに関しては俺は優勝したGLISTAMはブレないし、リズムのベースがすげぇしっかりしてる。
ソウルがすっごく上手だったから、だから腕の動きもしっかり見えるしっていうところで動きが一番クリアだったかなーとは思ったかな。
なのでそういうところが勝てる１つの要因かなと思います。
＜龍太 -Ryota-＞
自分はU-9の子とかってまだ良くも悪くも身体が仕上がってないところに感動する部分だったりとか、伸びしろ感じるところがあるから
勝ってくのは先生の作品力っていうのも正直出てくるのかな、小学生部門に関しては。
ただU-15になってくると正直作品力っていうよりもどれだけ基礎を培ってきたものがその子の形となって表れてくるかっていう部分でぶっちゃけスキルだなって。
スキル勝負になってくるというか、それがまず印象に残ったっていうか、勝ってく人っていうのは先生の力を超えるとしたら
自分が一生懸命練習して素材を良くしていけばきっとどんどん、どんどん入賞に絡むというか
続けることが大切だと思います。
U-9で始まってずっと一生懸命続けてくればU-15でも勝ちやすくなると思うんですけど、U-15からポッと始めてっていうとどうしても
昔から培ってるものの差っていうのはそう簡単には埋められないというか。
一生懸命基礎、言われたことを忠実に一生懸命続けた人たちっていうのはチャレンジしてる数も多いし勝因にはつながるのかなと思います。
＜しづにゃん＞
ホントにいま龍太先生言ってたのと同感だなって思ってて、それこそU-15ていうとGLISTAM、CloudBerry Dawgもすごい場数踏んでるからこその今日上位だったり
HIGH POSITIONも何度も挑戦してっていうところでの今日上位入賞だなって思うし
U-15ソロの桃果も中学3年生で今までやってきたことが今日出たんじゃないかなって思うから
やっぱり挑戦すること、場数踏んでくこと、総評でも言ったんですけど勝っても負けてもそれがみんなの糧になって宝になってくと思うから続けてくことが一番大事かなという風にすごく思っています。
＜おどり場＞
ありがとうございます。
では最後U-15ソロ、U-15チームで優勝した子達はもう★登竜門★出れないんですけど
次のステップに挑戦したり、今回ダメだった子達はまた★登竜門★挑戦できるし、他のコンテストでも挑戦出来ると思うんですけど。その人達に対してメッセージを頂ければと思います。
＜AC＞
しづにゃんが言ってたみたいにまず一歩踏み出すこと、出るってことから始まるから、一度出たら★登竜門★のU-15とったら卒業っていうところまで
いろんなコンテストそこを目指して、どんどん時間が許す限り、目指すところは上で、でもその1回1回は大事にして欲しいと思うけど
でもやっぱりは出ること、とにかくチャレンジすることを一個自分達がやってることの結果の一つ、だから賞に入る、入らないっていうよりかは
出ることがまず自分達の結果の一つだあと思うからチャレンジを、一度始めたことはやらないともったいなから
強制じゃないけどやらなきゃもったいないし、やらなきゃ、出なきゃ始まらないから、出なきゃ勝ちも負けも分からないから
とにかくチャレンジしてもらいたいなと思います。
＜龍太 -Ryota-＞
自分は総評で言ったこととほぼ一緒なんですけど、自分の目標を高く持つことですかね。
ここまでしかできないって決めないで大きな目標をかかげてそこに向かって、もしかりに仮に、万が一それがかなわなかったとしても
自分はこの辺じゃないかっていう可能性を決めるよりかは得られるものがおっきいいと思うので、自分の可能性をとにかく信じて上を向いて頑張ってほしいっていうのと
挑戦し続けないと勝てないと思うので負けも経験しながら挑戦して勝ってってほしいです。
それで基礎に戻るタイミングが来たら、自分の中でちゃんと落とし込んで基礎をしっかり仕上げて基盤を固めてまた戦うじゃないですけど
そのループで一生懸命頑張ってもらえれば伸びると思います。
＜しづにゃん＞
さっきも言ったんですけど、負けも宝だと思ってるので沢山場数踏んでもらって、勝ちも負けも経験に繋がると思うので絶対優勝に繋がると思うので、
みんな諦めずに一生懸命やっていれば今目の前にあることを誠実にやっていけば絶対大丈夫だと私は信じてるので
努力は裏切らないのでみんな頑張ってほしいと思います。
家族の皆さんは背中を押してあげてほしいなっていう風に思うので、怒る、注意するとか、きっとみんなのことを思ってやってくれてると思うんですけど、
やっぱり褒められたいと思うので、ぜひ背中を押してあげてほしいなと思います。
みんなでやっていくのがキッズダンスシーンだなって言う風に思っているので、踊ってる子供達もそうだし親御さんもそうだし、先生達もそうだし
みんなで作り上げていくのがキッズダンスシーンなのでこれからもみんなで頑張っていきましょう！
＜AC＞
おう！笑
＜おどり場＞
ありがとうございます。
本日はお疲れ様でした！
＜審査員全員＞
お疲れ様でした！