★登竜門★ vol.23

審査員インタビュー

KONOMI

 

【総評】

みなさんお疲れ様でした。
そして賞を取ったみなさんは、おめでとうございます。

この★登竜門★は何度か審査をさせていただいたことがあります。
毎回毎回見る度にフレッシュなみなさんと出会えて、私は結構初見の方が多いので、すごくパワーをもらいつつもレベルが上がってるなぁというイメージを今日は持ちました。

ソロの皆さんについてちょっと思ったことを伝えたいんですけど、さっきも言ってくださったんですけど、出た時にもうその子の雰囲気だったり、オーラで何か決まるなみたいな、
今日取った子はそういう風な自分で表現したいものがもう溢れ出てるというか、この板の上に立った時点で出来上がってる感がすごく感じれる子達が沢山いたなぁと思って
私はそこがすごく印象的でした。

私も普段裸足で踊ったりするんですけども、JAZZですね、その子達に少しポイントとしては、すごく素晴らしい表現を今日されてたんですけど、空間を使うというか、
見てる人にその踊ってる後ろの背景まで見せるっていう意識をもっともっとすると身体から伸びていって、そして呼吸も入る、そしてつま先手先までもっともっと表現が伸びてくるんじゃないかなぁと思ったんで
JAZZに限らずHIPHOPもそうですけど、もっともっと奥の部分を表現して、見てる方にどう伝えたいかっていうその自分のイメージをもっともっと細分化して伝えていく練習、
そして自分だけじゃなくて、自分を客観的に見て表現していくっていう部分をもっともっとやったら、もっともっと自分の表現が、踊りが広がっていくなぁという風に感じました。

チームについては、さっきも音のお話があったんですけど、ちょっとチームによって音が小さかったりっていうのがすごく目立ったなーと今日は感じたので
そこの部分は作品として1つの音っていうのはとても大事だし、音があって踊りがある、踊りがあって音があるっていう風に考えると、やっぱりちょっとマイナスポイントになってしまうなってところを感じました。

最初の立った時から踊り出しは結構勢いづくんですけど、そっから繋いでいくっていう時に上がる子もいれば下がるって子もいたり、
で最後の所がさっきも言ってましたけどプツってキレちゃったりして、最後のもう1こしめをどう表現したいのかっていう、最初から最後までの繋ぎ方をもう1個工夫して、
自分達これでやってやる!っていう気持ちで来てると思うんですけど、もう1個上のレベルを目指したらもっともっと1つのチームとしてショーとして良くなるんじゃないかなーと思いました。

今日全体的に衣装がみなさん素晴らしいなと思いました、ソロもチームも。
自分達のイメージ、カラーとか特徴に合わせた部分、靴だったり、爪だったり、飾りだったりっていうのが個人的にすごく可愛い、気になるって子がいたので、
それをどんどんどんどん出して自分でオリジナリティーをもっともっと出していってほしいなって今日感じました。

すごくパワーを頂きました。
ありがとうございました。