★登竜門★vol.33

審査員コンテスト後インタビュー

※コンテスト後のインタビューは対談形式でMC ACがインタビュアーを務めました。

<MC AC=以下、AC>
1日長丁場ジャッジお疲れ様でした。
ありがとうございました。

<審査員全員>
ありがとうございました。

<AC>
まずは今日の優勝チーム、それからソロの優勝者のポイント、例えばお三方それぞれのこんなポイントがデカかったとかって言うのもそうですし、それが同じものでも良いんですけど
何かあれば教えていただければと思います。

<HAL>
とりあえずじゃぁ俺はHALはまず、これは結果かもしんないんですけど、今日はやっぱスキル的に1番上の子が1位になりやすかったっていうのがまずあるのと
あともう1個はその子が持ってるスキルの中で作品が無理のない展開が出来てたかがちょっと俺の中ではデカいかもしんないっすね。

その子のスキル以上のことをして抜けちゃったり失敗しちゃったりとかちょっとダメに見えちゃうよりは、その子のスキルの中で展開してしっかり見せれてるっていうところに
ちょっと俺は価値を感じました、はい。

<AC>
なるほど。

<Mana>
はい、同じく安心して見れたっていう感じですかね、どの部門も。
あ、そう総評で言いそびれちゃったんですけど、U-12のビギナーチーム部門、ビギナーだよなと思って見てたんですけど、結構ちゃんとしっかりチームとして作られてて
びっくりしたんですけど。

どの部門もあーこここうしたら良いのになってアドバイスしてあげたいなっていう気持ちよりは安心して楽しめたって言うのがやっぱりスキルが安定してたりとか
曲とのマッチだったりとか全てが重なって安心して見れたところですかね。笑 3回目。
はい、終わりです。

<AC>
なるほど。
Ryo君はいかがですか?

<Ryo>
優勝したチームとか子に関しては自分の踊りになってたかなって言う気がしていて。
やっぱりこのビギナー部門っていうことなのでまだまだこれから頑張っていくっていう子達だと思うんですけど、その中でやっぱり自分の踊りとして踊れてるっていうところで
安心感が。笑

<AC>
笑。4回目。笑

<Ryo>
あったかなーていうのと、良い意味であっという間に終わったかなっていう。

<AC>
よく良いものは短く感じるって言いますよね。

<Ryo>
そういうチームとか子達が総じて点数が高くなったなっていう気がします、はい。

<AC>
確かにー、なるほど。
やっぱ安心感とか自分達のやってる振付ではなく自分達の踊りになってるかって、よく言われますよね、コンテストでは。

やっぱそういうところも今日は特に新人戦というところだからっていうわけじゃないですけど、でもやっぱりそういうところは大事だなという感じですかね。

なるほど、ソロの子もやっぱり同じですか?チーム、ソロ。

<HAL>
うん、ソロの子の方が特にやっぱスキル感は強かったかなー。
とか自分の踊りになってるとかもソロの子の方がやっぱ、うわもうこの子は持ってんな、みたいなところまで多分保護者の方とかもパッと見で分かるくらい
今日あったんじゃないかなって思う。

<AC>
ありがとうございます。
じゃぁ次の質問へ移ります。

今日入賞してないんですけど気になったチーム、もしくはダンサーっていうのをそれぞれ2人、チーム1、ソロ1とかっていう風にあげていただければと思うのですけど、
出来るだけ全部門、まぁでもそれでも固まっちゃったら固まっちゃってて大丈夫なんですけど

<HAL>
じゃぁ私、U-9チームのBaggyBoyzは多分結構もう深いことを考えれてたり見せれてるから、もっともっと仕上がっていけたり作品もどんどんタイトになっていけば
すごくなるんじゃないかなって言う片鱗がとても見えました。

あとは昔からよく自分が★登竜門★とかジャッジする時よく出てるU-15チームのDawg Def Dirtyはダンスの価値観がどんどん変わって上手くなってるっていうのが分かって
成長を感じて嬉しかったっていう感じですかね、はい。

<AC>
そうっすよね、小っちゃい頃からチャレンジしてますもんね。

<HAL>
そうそう、見てきてたんで、はい。

<AC>
はい、ありがとうございます。

<Mana>
私U-9のソロの4番のyunaちゃん。

<AC>
yuna、LOCKの。

<Mana>
うん、そうです。
すごく曲がこの子にピッタリで

<AC>
確かに。笑

<Mana>
めちゃくちゃテンション上がって。
でもなんかソロってすごいそういう選曲が大切だと思うので。

ソロって結構自分で振り付けたり、振付をしたりしていわゆる盛り上がる曲みたいなのを最初に探しがちかもしれないんですけど、なんかすごくyunaちゃんが歌ってるような曲で。
その音楽に合わせた強弱だったりストップだったりハッキリ表現できてたらめちゃくちゃ目を引くダンサーになりそうだなと勝手に嬉しくなりました。

<AC>
なるほど。笑

<Mana>
ので、自分に、それこそ優勝したTowaちゃんとかもそうなんですけど、自分に合う曲っていうか、こういう風に見られたいみたいな曲を、方向性を決められるというか
好きなものこれって選んでいけるってすごいなーと思うので、ましてやU-9でそれが出来るってなかなかないので。

<AC>
そしてT-Painを選んでくるっていう。

<Mana>
えー、ホントホント。
それが素晴らしいなと思いました。

<AC>
なるほど、チームはどうですか?

<Mana>
ね、チームで言いたい。
あ!U-15の2チーム目のP☆CKY!、緑と黄色のLOCK。
なんかすごいエンタメ性があって4人のチームワークも良い感じで作品がめちゃくちゃまとまってて。

LOCKの詳しいことは分からないけどチームとして見た感じみんな結構個々に良くて、踊りが。
だからこそ誰かに質感が統一したりしたらすごくまとまってすんなり入ってくんじゃないかなって、ちょっと専門的なことはよく分かんないですけど、作品がめちゃくちゃ
カッコ良かった分、ソロ4人、なんて言えばいいかなー、

<AC>
あー、でも言いたいことは分かる。

<Mana>
ソロコン4人で踊ってるような感じがしたから、それがチームとして呼吸のタイミングだったりとか足踏み込んだりポイントの方向だったりとか、細かいこだわりがあったら
めちゃくちゃ強くなりそうなチームだなと思いました。

<AC>
なるほど、ありがとうございます。

<AC>
ではRyo君から。

<Ryo>
超かぶっちゃってるんですけど、

<AC>
大丈夫です。

<Ryo>
なるべくかぶんないように。
ただちょっとかぶっても言いたかったのがU-9のBaggyBoyzはめちゃくちゃカッコ良かったと思います。

やっぱりU-9であの雰囲気が出せるのは

<HAL>
確かに。笑

<Ryo>
あれはカッコイイなーていう、なんか男らしいなっていうのが、そこってやっぱり踊ってなくても出せる雰囲気って言うのはすごく大事かなっていう。
ダンサーっていう感じがすごいして良かったんですけど、かぶんないように違うチームも言いたいんですが。

そうなんです、ちょっとかぶってるんです、色々。

<Mana>
色々。笑

<Ryo>
かぶんないチームを良いたいと思うんですけども、少々お待ちください。

質感っていう部分ではU-12のDRiPMANiA。あれ言いました?

<AC>
DRiPMANiAは出てないです。

<Ryo>
出てないですか、出てないですよね。
は、なんか

<HAL>
うん、良かったっすね。

<Ryo>
良かったです。
なんかここも質感はすごい感じたんで、あと体大きく使えてるなっていうのはすごいしたので、そういった中に体の中とか細かい部分とか、質感を落とさないで違う雰囲気で
踊るとかっていうことが出来るとすごい楽しみなチームだなっていう風に思いました。

<HAL>
そう思います。

<AC>
カッコ良かったですよね、DRiPMANiA。

<Ryo>
でソロの方がU-12の3番のYU-SEI。
ちょっと言葉が出てこないんですけど、なんか雰囲気がすごい良くて。
デニムの感じとかもすごい良くて。

スピード感を出すとすごい雑になっちゃう場合とかが多いんですけど、そのスピード感が逆に気持ちが良くて、そういった部分で良い意味で爽やかHIPHOPというか。
なんかチームで質感を上げてソロでは逆の観点なんですけど、なんかYU-SEI君は爽やかな感じがあって僕はすごい好きでした、はい。

<AC>
うん、なるほど。

<HAL>
うんうん、思いっきり感が良かったっすねー、確かに。

あ、そうだ俺U-12で言うと1番KFCも音の取り方良いっすねー。
なんか中々こういう音の取り方してるところが無かったかなーて思ったんで、そこが面白くって俺は良いなって思いましたね。

<AC>
あーなるほど

<Mana>
作品がオシャレでした。

<HAL>
うん。

<Ryo>
カンゴールの子がすごい良かったです。

<Mana>
うん!

<AC>
男の子ですか。笑

<HAL>
あー。そうそうそう、ダンスと心が出がちな子でしたよね。笑
どっちも出せるタイプの。笑

<AC>
なるほど。

<HAL>
かなー。

<AC>
そうっすねー、そんなところでしょうか。

<HAL>
そんなところかなー。

<Mana>
そうですね。

<おどり場>
できればU-12ビギナーチーム部門と、U-15ソロ部門でありましたら。

<AC>
そうですね、その2部門。

<Mana>
私6番のDAISY、3人組の女の子達。なんかすごい作品がまとまってて見やすかったので、もうこれねぇビギナーのチームほぼそうなんですけど、3人の体が強くなったら
アイソレーションとか効くようになって体が強くなったら今日入賞した1番のRAD!LLSかな?この女の子3人でしたよね、この子達も、なんか可動域が広がったら
なんか強い女チームみたいな感じで見せられそうだなーて思いました。

<AC>
なるほどー、U-15ソロはどうですか?

<Ryo>
15ソロですよね?
4番のMOMOHAがすごいあっという間だったなっていう気がしました。

見てて笑顔になるというか、結構コンテストとかだとすごさを出してくるところが多いと思うんですけど、MOMOHAの踊りはこっちが良い意味であったかくなるというか。
ぶわーて盛り上がるとかじゃなくてじんわり来る、嚙みしめたくなるような踊りでMOMOHAはすごい印象に残ってます。

<AC>
なるほど、嚙みしめたくなるって良いですね表現。

<HAL>

<AC>
なるほど、ありがとうございます。
ではちょっと僕からと言うかHALさんの総評を聞いていて色んなものを見るとか、経験値というか、あと普段の生活から影響するもの。
ダンス、例えばダンスだと色んなジャンルに触れてみても良いんじゃないかみたいなことだったりやっぱりするんでしょうか?

<HAL>
うーん、もし俺だったらHIPHOP中心でやってそれと関連してるようなSOULだったりPOPだったりとか、なんかそういうちょっとOLD SCHOOLもHIPHOPと繋がってるようなところとかは
ちょっとこう掘ったりとかはするけど、ベースはそこにいての、HIPHOPの世界の中ででも良いのかなとは思う、俺はそっちかなっていう感じかなー。

<AC>
なるほどー、Manaちゃんやるとしたら?

<Mana>
私はそれを割とよく音楽で渡り歩くんですけど、たまにめちゃくちゃレゲトン聞いてみたり。

<AC>
イメージねぇー。笑

<Mana>

<HAL>
面白いな、それ。笑

<Mana>
めっちゃレゲトン聞いたり、それこそバイブス高めの四つ打ちの曲とか、昔っからHIPHOPもそうなんですけど、それこそHIPHOPのメインストリームとかはJAZZとすごいかけ離れてるようで私的には、なんでこの瞬間上がっちゃうんだろうなって
絶対、なんかパーティーダンスとかだとみんな同じ動きしたくなるとか、絶対うわって合いの手入れたくなるところみたいのが絶対出てくるっていうのがJAZZにはない
みたいなところだからなんかこうJAZZってホントこうストリートダンスとの関わり方が難しく、難しくてっていうかJAZZだけホントにやりたければ舞台にいれば良い。

舞台にいれば良いしジャズコンペに出れば良いっていうところだけど、やっぱりちょっとストリートダンスに足を突っ込むって言うことは、やっぱりそういうクラブだったりとか
ちょっとこうリズムっていう部分に興味があるからJAZZをこっちの要素に持ってきてるって私は思ってるし、それを取り入れたい。

<HAL>
なるほど。

<Mana>
取り入れたいと常々思ってるので突然レゲトンを聴いたりとか。笑
突然Dr. Dreとか聞いてみたりするのはそういう理由です。笑

スーパーボールのショーケースとかも見たいし、色々見た上でJAZZを選びたいみたいな。

<HAL>
あー良いっすねー。

<Mana>
でもホントHALさんが言ってた視野を広くみたいな、やっぱり一周回ってくると あ、じゃぁJAZZの表現こっちで良いかとか、ってなった時に選曲面白いねみたいに
言われたりするともう。

<AC>
今ガッツボーズしたね。笑

<Mana>
喜びーの。笑 言葉が出てこない。笑
もう喜びーの感情です、以上です。

<AC>
ありがとうございます。

Ryo君はどうですか?

<Ryo>
もう1回今の議題良いですか?

<Mana>
飛びすぎですよね?笑

<Ryo>
いえいえ。

<AC>
なんかHALさんが総評で言ってたのは色んなものに、ダンスを上手くなっていく中で色んなものに触れたりとか、例えばHALさんだったら色んなジャンルに、ダンス初めてから
HIPHOPだけじゃなくて色んなものに触れてきて今ここにいる、この先だからもしかしたらまた別のものに触れて違う生き物になってくかもしれないじゃないですか、HALさんも。

そういう経験値とかって普段の生活からとかっていうところもあるかもしれないですけど、例えばRyo君だったら自分が教えたりとかってなった時に、あとは自分なりにどういう
別ものを取り入れるか、触れ方というか、今までの実体験でも。

<Ryo>
多分僕はお二方と違うのは普段教員やってるんで、教員として教えることと、いちダンサーとして教えたいこととで多分ちょっとマッチさせて教えてる部分が多分あると思うんで
あってるかどうかは置いといて自分なりのHIPHOPっていうものを持てると良いよねっていう話をすごいしていて。
それは例えばファッションでも自分なりにカッコイイHIPHOPのスタイルっていう。

なにで例えば頭良い方がカッコイイと思うんだったら勉強した方が良いし、クールな方が良いんだったらクールでいた方が良いし、例えば元気に挨拶してる方がカッコよく思うんだったら
そうした方が良いしっていうところで、なんとなく生きるんじゃなくて自分の中の価値観として単純にカッコイイかカッコよくないかっていう所を常にアンテナをはって。

学校生活でも制服の着こなし方でルール守ってる方がカッコイイのか、ルール破ってる方がカッコイイのかとか、ルールを守ってる中でどう個性を出していくのかとかっていうことを
やってくと多分日常生活でも自分の中の良い、自分の中で刺さるもの刺さんないものっていうのにアンテナをすごいはらせる技術というかっていうのが養われていくのかな
っていう風に思っていて。

なのでそれをダンスでもやってみて、で一応ポッパーなんで、POPって、分かんないですけど多分どんな音でも踊ろうと思えば踊れちゃう。
ビート入ってなくてもむちゃくちゃアニメーションしようと思えばできなくもないですし、踊りにくくてもHIPHOPでも踊れるしとかってのがあるんで、そういった中で自分の価値観が
あったらこの音でのカッコイイPOPはこれとかっていう風に繋がっていけるし、それが出てこないってことは学びが少ないからじゃぁ掘ってみようっていう風になれるのかなっていう
風に思って伝えてます。

<AC>
なるほどーありがとうございます。
やっぱ私生活って出ますよね、踊りは。

<HAL>
出ます。

<Mana>
めちゃくちゃ。

<HAL>
その子の性格そのものと今考えてることとそこまでの生き様、全てその子のダンスには。笑

<AC>
確かに。
なるほど、これをこう多分見たら、文字で見たら今日首振ってたHALさんの総評の時首振ってた子達もちょっと分かるんじゃないかなって

<HAL>
わかってくれるかな、分かってくださーい!

<AC>
ちょっとそこを掘りたかったんです。

<HAL>
あー。ありがとうございます。

<Mana>
有り難い。。

<AC>
ということでインタビューは以上となります。
皆さんありがとうございました。
お疲れ様でした。


<審査員全員>
ありがとうございました。