★登竜門★vol.35

審査員コンテスト後インタビュー HisayO/TATSUKI/erika PART2

<PART1の続き>

<MC AC=以下、AC>
改めてお疲れ様でした。

<審査員全員>
お疲れ様でした。

<AC>
すごい緊張するな。笑

今日総評の中で踊りって強弱、付け方って強弱だけじゃないとかっていう話が出てたりして。
それを先生に教えてもらう以外で、例えば音楽をより感じられるように、例えば強さにも色々あるし弱さにも色々あるし、伸ばし方だったり止め方だったり。

言ったらその音楽によって違うわけじゃないですか。
それを自分なりに磨くにはどうしたら良いのかっていうところを聞いてみたいっす。

<TATSUKI>
あー俺あるんすよ、それ。

<AC>
お!

<HisayO>
でもありそう。

<TATSUKI>
ジャズドラムのドラマーを見ると意外とヒントあります、はい。

<AC>
はー。

<TATSUKI>
YouTubeとかでドラム演奏してるのとかを見て、まずスティックがちょっと違かったりとかシャッて音がしたりだとか、叩き方の強弱とかも全然違うし。
結構ドラムは参考になるっすね。

<AC>
確かに。
うん、たたき方1つ持ち方1つで、言ったら音が変わってくる。
はーなるほど、それはやったことないなー。

例えばチームだったらプロデューサがついてる場合がやっぱ多くあって、特にU-9、U-12、まU-15でも今日みたいな★登竜門★とかだとやっぱりプロデューサーがついてる場合が
ほとんどだと思うので。

それを例えば自主練で磨く、特にソロダンサーがそれを磨くとかってなった時にお父さんお母さんが詳しければまだ分かるけれども、自分なりに磨くってキッズには中々ハードルが
高いことなんじゃないかと思って

<HisayO>
確かに。

<TATSUKI>
まー確かになー。

<AC>
そこを例えばプロデュースする上で説明してたりプレイヤーとしてやってる時にどう、例えばキッズの頃からerikaやってて。

<erika>
そうですね。

<AC>
でもそこを、言ったら色んな表現を、そこの経験があるから多分今日強弱って1個じゃないって、経験値があるから。
HisayOさんも絶対そういう経験値はあるわけで、例えば子供達にどういう風に、何を聞いたら良いよやったら良いよとか、あとは自分でこうしてきたーとかっていうところが聞けると
嬉しいなと思って。

<erika>
なんか私HOUSEの話になっちゃうんですけど、多分どのジャンルでもできるんですけど、多分ソロにしても自分で踊るにしても強弱の練習するのって大体振りでやるんですけど
振りでやると多分大体強い動きってこれみたいな風になっちゃうんですよね。

この振りだったらここが強くてみたいになっちゃうんですけど、なんか根本的に体の使い方としてどの動きだったとしても重くとか軽くとか動かせた方が絶対に良いと思うので
私は1個のステップで全部の表現の仕方を練習をしてました。

<TATSUKI>
ふーん。

<HisayO>
あーなるほどね。

<erika>
例えばHOUSEだとパドブレってステップが基礎なんですけど、パドブレだけでこの1曲を表現するとしたらすごく軽く踏むパドブレも重く踏むパドブレも全部、固く柔らかく全部
できなきゃいけないし。

今生徒には2人組に例えばなったとして…めっちゃ内部の話。笑

<AC>
いや全然全然、それで良くて。

<erika>
2人組になって1人が私が言ったお題で踊るんです、例えばパドブレを固く踊ってって言って。
それで踊って相手の子が当てれるまで踊るという。

<HisayO>
あー何で踊ってるか。

<erika>
相手の子がこれは固くっていういのを表現してるんだね?っていうのを。
結局伝わらないと自分でやりましただと自己満なので

<AC>
自分の感覚だけじゃなく相手の感覚も同じように持っていくっていう。

<erika>
そう、なので結局相手に伝わるまでやらないと意味がないのでそういう練習をしたりとか。

<TATSUKI>
あーそれはすごい

<AC>
へー。

<erika>
結構みんなできなくて。
で、できなかった時に全く伝わらないこと永久にやっててもしょうがないから自分の頭でじゃぁ何を変えたら見やすいのかを考えてって言って。

考えて違うやり方、違う表現の仕方で、例えば固くでおっきく動いてたけど小っちゃい方が固く見えるのかなとか多分それぞれ考えると思うので、そっから段々多分表現できると
思うんですよね、結構。

<AC>
なるほど、はいはいはい。
おー良いですねー。

HisayOさんどうですか?

<HisayO>
私は歌ありきの曲使うことがほとんどなんで、音だけとかいうよりは。

<AC>
そうですね。

<HisayO>
ポイントで音だけのとことかもあるけど、基本歌っていうかボーカルありきの曲を使うことが多いから、どっちかっていうと歌った人になってみたいな。

<erika>
うん。

<AC>
はい。

<HisayO>
歌ってる人だったらそんな、歌っててそんなことになる?みたいな、っていうのでerikaさんとは違うけど、当ててじゃないけど、うちだと誰が1番良かったと思う?みたいな、1人ずつ。

<AC>
それは実際に歌うんですか?

<HisayO>
歌ってないけど、それを踊りにして誰が1番歌に近いかとか、歌ってる人の気持ちがっていうか、踊りで出てるのかなっていうのを。

<AC>
子供達自身がジャッジをするってことですか?そのチームとか。

<HisayO>
そう、そのチームとかで誰が1番良いと思う?とかって1人ずつ踊ったりとかして、逆に他みんなが見てて交代で踊って誰が1番とかっていうのとか。

<AC>
はいはいはい、そうですよね。
やっぱり子供同士で見るっていうことは共通してますよね。

<erika>
そうですね。

<HisayO>
あー確かに。
ま先生も入れられるんですけど

<erika>
へー

<AC>

<HisayO>
誰が1番でしたか?ってなるんですけど。
でもそういう風に例えばわーとかって、シャウトわーてやってんのにサラッと踊ってたらそれ違くない?とかそういうのは、っていうのでそういう強弱っていうか緩急みたいのとかは
やったりしますけど。

<AC>
なるほどー。

<erika>
結構チームでじゃぁやるってなったらLUCIFERで実際にやってたやつで言うと、それは強弱の練習っていうか強弱を合わせる練習なんですけど、踊っちゃうと動きに集中しちゃって
動きを合わせだしちゃうんですよね。

<AC>
タイミングとか。

<erika>
そうタイミングとか。
でもJAZZとかだったら良いんですけど、HOUSEとかHIPHOPの場合って個性も大事じゃないですか、動き方として。

だから形を全部そろえた時期があったんですけども、1ミリもズラさん!ぐらいの感じで。
でもそうすると個性も消えるんですよ、全部、ちょっとした手の。

<HisayO>
確かにー。

<AC>
あーそろいすぎ

<erika>
そう、でもじゃあどうやったら個性は残したままそろうかな、雰囲気がっていう。
どうやったら自分達の踊りをこのままにして、でも雰囲気は出るだろうって考えた時に多分タイミングと強弱をバッチリ合わせるのがベストだってなって。

でもそれって動きながらだとどうしても無理なんですよ。
だからもう3人で円になって音だけを聞いて言葉で発する、ここはめちゃ強いよねとか、ここで強くって言ってるけど、どういう強さ?みたいのを全部言葉で合わせていくみたいな。

<HisayO>
すご。

<erika>
のを全部やってってLUCIFERは。
だから多分LUCIFERの踊りとか見ても、その時は結構バラバラだったけどなんとなくそろって見えるみたいな。

<AC>
確かにそう。

<erika>
そう、でも何がそろってるんだろうっていう。
でも結構グループが大事とか自由なパートが多い振りとかだとそれが結構ベストな形なんじゃないかなって自分達は思ってて。

強弱の合わせ方の練習として動きで覚えちゃわないように言葉で1回合わせてあとはもうそれぞれその表現をするみたいなので合わせたりはしてました結構。

<AC>
そこに目指すやっぱ感覚があるから近くなりやすくなる。

<erika>
そう近くなりやすい。
あとタイミングもやっぱ踊ってるとフワっとしちゃう、どうしても音でやった時と違うとか、カウントで合わせたら音だと結局違うってなっちゃうんで。

とにかく音でやってこのタイミングだよねこのタイミングだよねみたいな感じで合わせてました。

<AC>
なるほどー、これいつもこの質問コーナーってMCからのね、誰得って言ったら俺得なんですよ。笑
俺が1番その日総評で得たワードとか今日のこの現場の雰囲気を見て自分が気になったこととかをジャッジに聞いてるコーナーで、俺ねーホントにねーいつもねー自分のためになるんす。

<erika><TATSUKI>

<AC>
でもこれって結局は自分もプロデューサーとしてやってるから、言ったらかなり色んな人に共通する事柄なのかなと思っていて。

<erika>
そうだと思います。

<AC>
なるほど、ドラムの映像だったりとか。

<TATSUKI>
まぁまぁでもそれだとちょっとあれですよね、伝わりづらいですよね、俺言ってみて思ったけど。

<AC>
でも実際それって多分すぐに出来ることだし。

<erika>
うん。

<AC>
それこそ今日も話の中にありましたけど、総評の中で、YouTubeとか動画色んなものをやっぱ見る触れるっていうのが大事なことだし。

<erika>
移動中でもできますもんね。

<AC>
そう。
ダンスと音楽って元々言ったらセットなものじゃん。

どっちかが、ダンスがあるところには絶対に音楽はあるし。
だから要するにうちの子達が結構無音ダンスをめっちゃ勘違いしてて、あれ音ある中で消すからあれすごいのよって。

音がないところで基本踊れないでしょっていうのがあったりしてて。
コンテンポラリーだったらわかんないけど、無音をを表現するとかだったらまた別かもしんないですけど。

やっぱ音ありきだし、でやっぱり音楽があるところにはダンスが昔からあるわけだし、文化として。
そう、だからそういうところをやっぱ楽器に対してもやっぱり知識がある方が。

<TATSUKI>
僕元々楽器やってたんすよ。

<AC>
俺もバンドやってたから。

<HisayO>
へー。

<AC>
そう。

<TATSUKI>
だからわりとそっちから入ってて。

<AC>
うんうんうん。

<HisayO>
そっちが先ってことですか?

<TATSUKI>
そっちが先です、はい。

<erika><HisayO>
ふーん。

<TATSUKI>
むしろそっちの方がずーっと小っちゃい頃からやってて

<HisayO>
なんの楽器ですか?

<TATSUKI>
僕ギターです。
ギターですけどベースとかも一応出来て。

<HisayO>
へー、すご。

<TATSUKI>
っていうのがあって。

あとは俺あれですね、ラップのアクセント俺子供達にめっちゃいうかもしれないっすね。
ラップの1カウントを細分化してじゃぁこれ32ビートって考えたら4分割だよねとか、じゃぁここ64で言ったら8分割だよね、じゃぁ8分割のどこをとる!笑
っていうのを絵にかいてここ!みたいな。

じゃぁこことると重く見えるよねーみたいなっていうのは結構レッスンで言ってるかもしんないですね、ずっと。

<AC>
だから(TATSUKIさんの生徒さんは)あーいう風になるんだね

<HisayO>
でも確かにこうやって絵とかちゃんと見えたら共有できますもんね。

<TATSUKI>
はい。

<HisayO>
私もなんかイメージとかも口では伝わんないじゃないですか。
例えばビヨンセみたいのやってとか言ってもビヨンセって誰?とかって子もいるし。

だから結構自分に近いやつ、イメージに近いやつ、踊ってなくてもこういう感じとか言ったらそれは確かに伝わる。
同じものを見るって結構、絵とかそういうので伝えるのも。

<AC>
そうっすよね、言葉ってやっぱ聴覚だから本人のイメージ力とかもめっちゃ大事だと思うし知識も必要だから、そうなると視覚化したものをやっぱり与えてあげる方が
伝わりやすいのかなーっていうのは。

なるほどねーおもしろい。
ドラムだとか色んな楽器とか、あとは音楽の知識だったり、共有、言葉で今度は共有する、音楽を聞いて言葉でそれを出して共有する。

でHisayOさんだったら歌を自分達がよく使うものに対してお互い見合ってとかっていうことだったり、映像もそうですけどイメージに近いものを見せてたり、そういうことっすよね。
なるほど、勉強になります。

ということで今日の質問は以上となります。
インタビュー以上となりますので、1日ありがとうございました。

<審査員全員>
ありがとうございました。