★登竜門★ vol.35

審査員インタビュー

TATSUKI

【総評】(前半)
※U-9チーム部門・U-12チーム部門・U-9ソロ部門・U-12ソロ部門

お疲れ様でーす。
今日審査員させていただきましたTATSUKIです。

3人目なので中々言うことも絞られてきちゃうんですけど、気になったのはやっぱ目線が1番気になったかなー、うん。

例えば大人数のチームになれば特になんですけど、真ん中にいる子って多分先生は上手な子を置いたりすると思うんですね。
なんだけど端っこにいる子が結構目線が飛んでたりとかっていうのすごい気になったりするんですよね。

1番のチームをやる時の理想は全員が誰をセンターにおいても大丈夫っていうのが1番強いです、はい。
どういうことかって言ったら誰がセンターに来ても要は良いってことは全員が上手ってことですよね、うん。

なのでそういう部分だったりとか、あとはそうだなーん-っとまぁ目線が1番気になったかなー今日は、はい。
あとはすげぇ言おうと思ったんだけど飛んじゃったな。笑
あとはそうだなーあとはちょっと待ってくださいね。

えーっとそうっすね、あとは個人で踊ってる感じがすごい強く見えちゃうので振付の単純に角度そろえるとか、向きね、向き。
真っすぐ向いて踊ってる子と斜め向いて踊ってる子だとそれだけで全然見え方違ったりとか、あとはもっと細かいこと言うとどういう音取ってるとか。

オンカウントでドンて取ってるのか、それかワンエン、ドンツンってとってるのかとか。
そういうのが違っている子とかも結構いたので、そういうとこやってったらいいんじゃないかなって思います。

僕がコンテストで1番大事だなって思うのは当日、もちろんパフォーマンスするのって当日だけど、でも当日って出せることって少ないんですよね、うん。
当日はどっちかっていったら100出せるうちの80だせれば良いと思うんですよ。

だからコンテストって準備が1番大事だと思ってます、コンテストまでにどういう準備をしてきたのか。
で今日やっぱ入賞してるような子は普段からすごい準備してる子達だと思います、はい。

僕今日見ててすごく良かったのがU-12で優勝したFULL LIGHT FLIGHTがすごい準備してきてるなっていう感じがしてすごく良かったです。

まずコンテスト、多分★登竜門★だと初めて出るような子とかも結構多いと思うんですけど、まず会場のサイズ。
絶対HPとかに出てるので会場が何センチあって奥行きがいくつあって場ミリがいくつまであってっていうのを実寸で引いて、でそれでじゃぁどういう風に見えるのかとか。

あとは配置をじゃぁちゃんと揃えましょうっていうとことか。
もちろん振付の普段先生から絶対言われてることがあると思うのでそこをどんだけ準備できてくるかっていうことがすごく大事だと思います。

目線とかもそうですよね。
多分普段先生から注意ちゃんと受けてちゃんと準備してれば本番は緊張しても大丈夫だと思います。

ジャッジが例えば審査員の先生見てる怖いって思っても気にしないで見る練習をしてください、はい。
だからボーっと見る、ボーっと見てください、はい。笑

そうすると目線飛んでるように見えないので。
見る所とか全部決めて準備を沢山してコンテストに臨んでくればまた良い結果が得られると思います。はい。

あとソロに関してはもう単純にやっぱソロだとスキルになってくるので、普段やってる自分のジャンルの得意な部分だったり良い部分だったり、あとは他のジャンルの先生が見てても
すごいと思われるような踊りをするともっともっと良くなるかなと思います。

はい、ありがとうございました。


【総評】(後半)
※U-12ビギナーチーム部門・U-15ビギナーチーム部門・U-15チーム部門・U-15ソロ部門

お疲れ様でーす。
TATSUKIです。

お二方がすごくもう大事なことは言ってくれてるんですけど、やっぱ2人共言ってるようにU-12のビギナー部門が今日はすごくレベルが高かったなっていう印象で
どこが入ってもおかしくないなっていう感じでした。

優勝未経験のコンテストっていってもやっぱ多分逆にチャレンジをいっぱいしてる子がビギナー部門には多かったのかなーっていう印象でした。
なのでやっぱ勝てるまで続けるっていうこともすごく大事だし、かといって勝つことが大事でもないんですけど。

でも優勝未経験でみんな優勝しに目指して来てると思うんですけど、大事な部分っていうのはここ、この今日っていう日にどんだけ準備してきたか、どんだけ努力してきたか。
それに賞が付くから分かりやすく優勝したら あ、頑張ったから優勝できたんだ、が、じゃ準優勝できて、頑張ったから準優勝できたけど優勝した子よりちょっと足りなかったなとか。

そういう風な見方でコンテスト挑戦してほしいなっていうのも1つあって。
でも過程、勝てる勝てないだけで話しちゃったら大事な部分ってのはまたちょっと変わってきちゃうんですけど。

例えばHIPHOPのカッコイイだけで振りを作ったとしてでも、それがじゃぁ例えば他のジャンルの人には全然響かなかったりとかっていうことも全然あるんですね。
なのでコンテストで勝つっていう風に考えるとやっぱバランスが大事になってくると思うんですよ、さっきもおっしゃってたと思うんですけど。

全ジャンルの人にどうやったら響くのか。
例えばじゃぁHIPHOP以外のジャッジの人はどこを見てるのか、そこに対してちょっとそこの人にも伝わるようにここは絶対そろえようとか。

あとは例えばじゃぁ自分のジャンルのジャッジの人だったら絶対ここ見てるだろうから、ここはみんなでこだわろうとか。
そういう風にやってくといいのかなーと思いました。

あとはみんな僕今日思ったのは構成の作り方すごく上手だなーっていうのがすごい教え方、先生が作ってる人が多いと思うんですけど構成すごく良かったなーと思います。
ただ、構成すごくても結局構成って、構成だけじゃやっぱ勝てないんですよね。

やっぱダンスのコンテストなんでやっぱダンスの上手さっていうのがベースであって。
で上手ければ正直何やっても勝てると思ってください、はい。

上手ければ何でも勝てるんだけど、それにスパイスで構成が入ってくる。
いろんな見せ方が入ってきてそれで1つの作品として飽きさせないっていうのがすごく大事だと思います。

ソロに関してはやっぱソロだともう完全に構成とかじゃないじゃないですか。
スキル勝負になってくるので、まずはその自分のベースのスタイルのスキルをしっかり磨く。

あとはダンスしてどのジャンルの人にも絶対響くのは体が使えるっていうことだと思うんですよ。
体がやっぱきいてこそのスキルだと思うので、なのでアイソレーションだったりとかリズム取りだったりだとか体の使い方1つ1つをもっとしっかり研究するとか。

あとはさっきHisayO先生もおっしゃってたんですけど、とにかく見てください、色んなチームを。
僕超自分の話になっちゃうんですけど、コンテストやっぱ出し始めた時って全然勝てなかったんですね、うん。
最初の半年ぐらいは勝てなかったんですよ、はい。

なんで勝てないのかっていうことをすごく考えながらずーっととりあえず現場に行くようにしてて。
色んな作品を見て勝ってるチームがどういう感じで、あ、じゃぁこういう曲調だともしかしたら良いのかもしれないとか、あ、こういう動きができるとあ、なんかすごく良く
見えるなーとかっていうのって多分やっぱ実際に生で見て感じて考えると思うんすね。

勝てない人あるあるじゃないすけど、勝てない人ほどダンス見てないんですよ。
なので勝ちたかったら必ず色んなチーム見てください。

今YouTubeとかでも全然見れるし、うん。
自分の出てる部門だけじゃなくて他の部門のチーム、ソロ色々見てください。

そしたら多分なんかピンとおりてくる日が来ます!必ず、必ず来ます。
なのであとは諦めないで続けてください。

この場に出てきてるだけで素晴らしいのでみんな。
今日たまたま結果ついちゃってるけど明日はまた別の、明日もし同じメンバーでやったらまた別の結果かもしんないし、審査員が変われば別の結果にもなると思うので
諦めないで続けてください。

今日みんなのダンス見れてめちゃくちゃ楽しかったです。
ありがとうございました。