ドラドラ2016 3nd PERIOD

審査員インタビュー

MIZUE

 

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総評

おつかれさまです。
あけましておめでとうございます。(笑)

みなさんお疲れさまでした!
ステージの上に上っている皆さんおめでとうございます。

今回のコンテストはFINALがあるコンテストなのでステージに上ってるみんなはぜひ責任持ってしっかりともっと心もダンスも成長させてFINLにぜひ行ってほしいなと思います。

コンテストについてまず総評させていただくと一番思ったのが「さじ加減」が上手にできてるチームが少なかったかなと思います。

「さじ加減」と言いますと…例えばコンテストのネタを作る時!これ結構作り手さんの話ですね。
コンテストのネタを作る子。だから自分たちで作ってる子は自分たちに対して。
先生が作ってるチームは先生に対してなんですけども…。

大体じゃぁ例えば2か月前、3か月前からコンテストのネタを作ると思うんですけど
私もよく作るときに3か月後にステージの上に上るときをイメージして大体作ったりします。
1か月後2か月後。

でその時にちゃんとカッコよく踊れるか。その3分を。とかね1分半を。
もちろんソロの子達は1分半ですね。

でそこのさじ加減がすごく微妙。
もうちょっとチャレンジしても良かったんじゃないかなとか、全然このステップ消化できてないのに披露しちゃったのすごい練習量足りなくてもったいないなとか。
そこの部分の計算までしっかりしてネタは作ったほうが良いかなと私は思いました。

なのでそういう細かく言えばそのさじ加減がもうちょっとどこのチームもできるともっと良いダンスになったかなと。

これはもちろんFINALにつながってる子たちに対して入賞者の子達に対してもすごく思ったことなのでぜひ次に活かしていただけたらなと思います。

でも構成力はほとんどのチームがすごくあっておもしろいなと思う部分も結構あったのでぜひコンテストで今日落ちちゃった子達も全然全然食い込めるチャンスはいっぱいいっぱいあると思います。
なので次につなげてぜひ挑戦してください。

ソロに関してですがソロはやっぱり選曲とスキルっていうこの二つのキーワードがかなり重要になってくると思います。

たった1分半なのでその1分半の中で自分のスキルをどれだけ埋め込んでどれくらいこのステージの中で自分をアピールして魅了するかっていうのはすごく大事で。
それはたぶんジャンルも関係なく女男ももちろん年齢も関係なくすごく…。

ただコンテストみたいに計算すればいいてものじゃないので日々の積み重ねがかなり大事だと思います。

HIPHOPとかJAZZの子が、あとLOCKの子も今日多かったかな。
全体的にどのジャンルでも思ったのが強さと弱さの二つしか見えなくて。
それがすごい残念だったかなと思います。

特に私はJAZZやってるのでJAZZの子に思ったのが「ドン!」ていうのは見えるけど「サッ!」ていうのも見えるけどそれ以外の何かが見えないっていうか。
私はその100か0かとその間をいっぱい遊ぶのが結構楽しくてダンスやってるので教える時もそうだし自分が踊るときもそうだし。

全部0か100かしか表現できないともったいないかなと思うので。音楽の中にいろんな音があると思います。
「ドン」て言ったり「トン」て言ったり「カン」て言ったり…それを体で表現するのがダンスだなと思うので。

わかりやすく言うとその音のように表現してもらえるとやっぱりまっすぐ飛んでくるし逆にあえてハズすこともね楽しいからそれもぜひ楽しんでほしいけど基本的には一個二個じゃなくてもっといろんな遊び方をダンスの中でしてもらえたらもっともっと自分の表現力が伸びるかなと思うのでソロに関してはそれを深く思いました。

あとはもうみなさん自分が好きなように自分を信じて仲間を信じてぜひダンス頑張ってってください。
今年もまだ始まったばっかですのでみなさん今あきらめずに今年1年にぜひつなげてってください。

お疲れさまでした。

 

優勝チーム・ダンサーの勝因・総評

チームに関しては絶対的にチーム力っていうものと全体なバランス、作品のバランスていうのがやっぱり優勝者は一番良かったところだと思いますね。良かったから優勝できたと思います。

ソロに関してはやっぱり魅了するというか惹きつける力だったりとか1分半の空気感がどれくらいに感じとれたか。
例えば1分半なのに30秒くらいに感じたとか…それくらい見入って集中して作品を私達が引き込まれて見たていうのはかなり勝因だったと思いますね。

 

入賞しなかったけど気になったチーム・ダンサー

U-12チーム部門…ASTER
しっかり揃ってて。揃ってることもスキルだと思うのでそこの部分に関してはよく練習したなって思って印象に残ってます。
だけどなんとなくちょっと惜しかった部分が多かったので入賞には至らずだったとは思うんですごく印象的ではありました。

OPENチーム部門…PUZZLE BOYs
入賞できなかったんですけど見てていろんな意味で面白かったです。
こう音をとってくるんだとか面白いセンスがいっぱいネタの中に散りばめられててそれがもうちょっとカッコよく見せられるようになると入賞できるかなと思いました。

U-12ソロ部門…hoのka
入賞してないんですけどスキルが高くて。
この子ももっと見せ方を勉強すれば上手になっていって入賞していくだろうなっていうのはすごい感じました。

OPENソロ部門…Chiami
もうちょっとしっかり振りを詰め込んでアピールすれば全然入賞圏内だったと思います。
ちょっと振り数が少なかったり選曲の感じがスロー…あんまりハイテンポじゃないから見せきれずに終わっちゃった感があるので。
そういう所をしっかり作りこんでくればもうちょっと良い所にいけたかなという印象でした。

ソロに関しては面白かったのが結構いました。
OPENのソロ部門は基本的に全員面白かったです。