ドラドラ2017 1st PERIOD
審査員インタビュー
ATSUSHI
■総評
みなさんお疲れ様でした。
自分的にはチーム数はそんなに多くはなかったですけどレベルはすごい高いと思いました。
でも勝てる子達から学ぶ何かってのをみんな見つけてほしくて。
残ってる(=表彰された)子達はメリハリの付け方がやっぱ上手かなって思います。
もちろん勢いだけじゃなくてそこで抜くのかっていうのとか。
それは先生が作ってるってのももしかしたらあるかもしれないですけど
やっぱメリハリをつけるのがすごく上手かなって全体的にすごく思います。
なので、もちろんスキル磨くんですけどそういったメリハリの感じも
自分で落とし込んで練習するってのは一つの作品を見せるにあたって
ものすごく大事なことだと思います。
それはやっぱり練習してもうちょっと音楽の隙間とか音楽の谷、山を
自分でしっかり表現できるようになるともっと良いダンスできると思うので。
もちろんソロの子達ってこういうとこに出るのも難しいかなと思うんですけど
ジャズの子達はそういうのすごく上手だと思いました。
自分もロックダンスで普通に勢いばかりになっちゃってたんですけど、
そういうところで抜きとかフィーリング？音の感じる部分とかがあると
もっとダンスにメリハリがつくと思います。
もしソロのことだったらジャズの子とかを参考にしてもらえると
リズムばっかりじゃなくてフィーリングとかスキルのバランスを
自分で学んでちょっと見つけてってあげると良いかなぁと思います。
チームは全体的に良かったですね。
個人的にはCON-QUEST良かったですね。
RAGE HEADS良かったね。
（それらのチーム）が俺的にはすごい良くて拮抗してたかなって思います。
でも悔しいと思うので次に挑戦してもらえたらなっていうのと、
次に挑戦する時に向けて気持ちを一つチェンジしなきゃいけないと思います。
ただがむしゃらにチャレンジするだけじゃなくて先生達としっかり話し合って
今日の反省をしっかり見据えながら。今日勝った子達はここにいるので。
簡単に言えばこの子達より良いダンス…
勝つためにっていうよりも良いダンスするためにはどうしたらいいのかっていうのを
もうちょっと先生とかと話し合いながらやってくともっと良いダンスできるようになるからね。
悔しい気持ち…悔しいでしょ？
悔しい気持ちを先生とかと相談したり、みんな話しながらやっていくと
こういう場でもっと良いダンスができると思います。
勝つためにダンスやるってすごく大変だからさ、楽しむ。
一番自分達が楽しむためにどういう練習の仕方をしたらいいか。
どういうダンス、音楽との接し方をすればいいかとかっていうのを
もっと先生と話し合いながら頑張ってほしいかなって思います。
もちろんジャッジ、あとダンサーみんな、親御さんもちろん大事っすけど
コンテストって今めちゃくちゃあるじゃないですか。
でもやってる人とかこういった人（MC、スタッフ）とかがいないと成り立たないと思うので
コンテストにもしかしたらもうルーティンワークみたいに出てる人もいるかもしれません。
例えば一か月に一回しか出ないって決めてる人もいるかもしれないです。
だけどこういう人達がいるからこそ成り立つ部分もあるかなと思うので
今日ちょっと音が止まっちゃったりとかあったかもしれないですけどそういうのも
ひとつの想定内での出来事だと思ってこういう場所に感謝して
またみんなでキッズダンスシーン盛り上げていきましょう。
（※コンテスト中に音響トラブルが発生しました）
■優勝チーム・ダンサーの勝因・総評
総括的にはまずチームはあつい部分をもちろん感じるっていうのもあるけど
やっぱりメリハリというか展開がすごく良いですね。
で、ちゃんとしっかりソロを見せれる部分もあったので
ソロは個人的にはあってほしいかなっていうところです。
ソロの部門で優勝した人の感想。
シルエット的に見やすい部分はすごくもちろんあるしクールな部分とホットな部分が
しっかりあって感情の部分もこちらでしっかりくみ取れるような感じの作品だったので
自分的にも優勝した人達には一位をつけました。
■入賞しなかったけど気になったチーム・ダンサー
＜U-12チーム部門…CON-QUEST＞
ソロそれぞれ結構気合入ってて良かったからあとはしっかり体のコントロールだったり
バランスをしっかり意識して練習してください。
＜U-15チーム部門…RAGE HEADS＞
パワーはしっかり感じました。多分やりたいこともしっかり伝わってます。
あとは何か一つ変わるきっかけだと思うので練習、先生とかと相談、反省しながら
しっかり続けてってくれればもっと化けるかなって思うのでこれからも頑張ってください。
＜U-12ソロ部門…MIRA＞
舞台をおっきく使ってて良かったです。
しなやかでとても良いダンスでした。