ドラドラ2018 1st PERIOD

審査員インタビュー

SAYA YAMAMARU

 

■総評

はい、お疲れ様でーす。
おめでとうございます!フゥー!いぇーい!

いや、今日勝った人達はホントに喜んだ方が良いと思う、2位でも3位でも、ホントに。
その気持ちってすごく大事だから。今日は喜んでください!!

今日全体的に思ったのは、すごくレベル高かったです。
結構コンテストのジャッジやらせていただいてるんですけども今日はホントに高かったなと思いましたね。

その中でもJAZZとLOCKはホントにそのジャンルの追求をしっかりしていて、そのジャンルが本当に好きなんだなぁっていうのがすごく伝わりましたね。
だからこそ今日だったらJAZZとLOCKがすごい強い、でもその中で私HIPHOPやらせていただいてるんですけど、HIPHOPの人達に一個伝えたいなって今日思ったんだけど、
例えばJAZZだったらそのジャンルを追求する、足にせよ、その一つ一つの、ストレッチの何から何までやっぱり一個一個追求する。

それってすごく大事なことで、HIPHOPもそれってすごく大事なことなんですよね。
HIPHOPってなんなのっていう部分でみんなちょっと迷いとか苦しんでる部分あるのかなぁなんてちょっと感じたり、今日見ててすごく思いました。

HIPHOPはカルチャーなので自分のこだわりっていうのを持たなくちゃいけないし、ステップだったりとか何がオールドスクールで何がニュースクールかっていう部分でちょっと勉強してあげるともうちょっと深みが出るのかな、グルーヴ出るのかなっていう部分。

子供でも今先生達が教えてくれると思うから先生達にそういう部分も自ら率先して聞いたりとかしてちょっと勉強してあげたりとかするともうちょっと良くなるのかなぁってすごく思いました。
特にやっぱり形になりすぎない、っていうところがすごい重要だと思う、HIPHOPは。ストップするだけがHIPHOPじゃないから。

コンテストだからやっぱり見せる、見せる、見せるって気持ちももちろん大事だし、コンテストだから勝たなきゃ、じゃぁっこういう風に作ればウケるかなぁっていうその気持ちって大事なんだけども!
人によっては言うこと違うかもしれないけど私はそれは二の次だと思っているんですね。

なんかHIPHOPの重要性というか、ジャンルを大事にしてあげるっていう部分で、もうちょっとそこの1が出来れば2ができる、うん。
そういう風に段階を積んでいって自分のスタイルを作りあげられるようになればJAZZとかLOCKの人達がこうやっていてても勝てるようになるのかなって思いました。

オールジャンルいるから、そこで勝たなくちゃいけない、じゃぁどうするってなった時にHIPHOPの人達でよく言うのが
「やっぱHIPHOPは難しい、ちょっとマニアックだから。JAZZとかにパーンってやられたらそこに勝てない、技パーンやられたらそこに勝てない」とか結構聞く!すごい聞く!

それどのコンテストでも私もすごい耳にするので、でも私は勝ち方というか一個忘れてることあるんじゃないかなってすごい思って、それが私が今伝えたことなんだけど。
そこの重要性、HIPHOPのジャンルの追求の仕方っていうのを変えれば結果にも絶対に繋がってくると思うし、私もそういう風にやってきて実際に結果取れた時もあるから、ちょっと耳を傾けて聞いてやってみてほしいなぁなんて思ってます。
はい、そんな感じですね。

まぁ今日負けてもジャッジが変わればもちろん結果も変わるので、これで落ち込んでるとは思うけど、でもまた何かっていうのをしっかり自分達で見つめ直して立ち上がることが一番大事だから、また挑戦して頑張ってください。

はい、お疲れ様でーす。