ドラドラ2019 2nd PERIOD

審査員コンテスト後インタビュー

ATSUSHI/SAYA YAMAMARU/Acchan

※今回コンテスト後のインタビューは試験的に対談形式で行いました。

<町田おどり場建設スタッフ=以下、おどり場>
今日はどうもお疲れ様でした。

<審査員全員>
お疲れ様でした。

<おどり場>
今日のドラドラ2019 2nd PERIODの全体の感想を教えてください。

<ATSUSHI>
個人的にはU-12がソロ、チーム共に良かったというか、全世代含めてレベルが高かったように感じました。

<SAYA YAMAMARU>
私もレベル高かったのU-12かなぁて思いました。むしろずば抜けもU-12かなって思いました。
U-12から15の差ってやっぱり結構あるんだなって思いました。

<Acchan>
そうですね、自分もそうで12がやっぱ1番順位を付けるのも難しくて、15になるとちょっと大人になるからかな?
ちょっとすましちゃうというか、って言う感じで純粋に12がパワーがすごく感じれて

<ATSUSHI>
なんか変にカッコつけちゃったり、変に入り込んだりするからピュアなパワーで伝わりにくいというか。
俺も同じく邪念じゃないけど、そこにストレートなものが伝わってきたのがやっぱU-12かな。

<SAYA YAMAMARU>
ちなみにU-15て学年だと?中学生?
あーもう思春期ですね!

(一同爆笑)

でも思春期の時ってすごい考えるし、自分が小さい頃、すごい自分もU-15の頃もっとこうしたい、あーしたいって悩み時期だったから、それはそれでも良いのかなとは思います。

<ATSUSHI>
まぁここが終着点じゃないからね。
もちろん、中学生でダンス辞める子もいるかもしれないけど、人生の終着点はここじゃありませんから。

<SAYA YAMAMARU>
かっこいー!!笑

<ATSUSHI>
今結果が出なくてもこの苦しみをいかに自分で消化して将来というか、遅咲きの人ももちろんいるし、
今の結果はもちろん、今しかないんだっていう人も、桜木花道みたいな、今なんです!っていう、あぁいうのもいるけど
まぁそこだけじゃないから自分の人生まだあと70年くらいあるから、まだまだあるから諦めずに頑張ってください。

<おどり場>
ありがとうございます。
では、続いて入賞したチーム、ダンサーのどういったポイントが入賞に繋がったか、評価したポイントなどあれば教えてください。

<ATSUSHI>
1個ずつ話しますか?U-12チーム部門のCool Crew Kid,sから順番に。

<SAYA YAMAMARU>
そーしましょ!

<ATSUSHI>
個人的には全体のバランス、パフォーマンスとその辺のバランスは、選曲とかそういうののバランスが良かったかなって思いました。
もう1個個々の力が上がると更に良くなるんじゃないかなって思ってます。

<SAYA YAMAMARU>
私ホントに合わせてないんですけど総合点数というか、総合全部見てCool Crew Kid,sがダントツだったと思います。
ちょっと似てるんですけど音楽性ももちろんだったけど何よりも1人1人が楽しんでたっていう部分が結構良いなと思って、あと立ち踊りがすごい上手。
ブレイカーの人たちって立ち踊りがカッコイイ人ってやっぱりHIPHOP感じるし、ミュージカリティーも感じるし
だからそこの部分で逆にHIPHOPだけのチームの子達が足りてないところなのかなって思っちゃった部分では、すごくこの子達上手いなって思いました。

<Acchan>
自分の好みになっちゃうんですけど、いっつも色々チームを見るときにソロ回しが多くなるとどうしても自分1個スンって引いてしまうんですけど、
ここはBREAKが来た時にきっとソロ多いんだろうなって構えてたんですけど、そうでなくて意外とユニゾンもしっかり沢山組み込まれてて見ていてすごく楽しかったのと
ユニゾンもしっかり揃ったうえで、且つ1人1人もソロをしっかり考えて踊れてたのがこの高評価のポイントだったかなって思いました。

<SAYA YAMAMARU>
それコンテスト大事。

<ATSUSHI>
俺的にはCHAIN REACTIONって曲があってGOREさんとかTOKONAの曲なんすけど、そこが俺はグッときたね。
ウー、アクション!て曲なんすけど、最後の曲、そこ。

<SAYA YAMAMARU>
作品作り自体も上手だなって思いますね。

<ATSUSHI>
ツボついてくるんすね、ツボ、上手いとこを。
これ1個1個長くなっちゃうとどんどん進まなくなっちゃいますね。

U-15チーム部門のBULLET。
俺は買いとしては1曲目の雰囲気作りが良かったかなという点で高得点でした。

<SAYA YAMAMARU>
私もここは前半の方が良かった。
コンガのときに。

<ATSUSHI>
もうちょっと爆発できたりだとか。

<SAYA YAMAMARU>
そう、それこそ臭さ?があの曲使うんだったらーていう、それいらない邪念かもしれないですけど。

<ATSUSHI>
でもあの曲きたらこうなるしこういうノリももっと見たいし、例えばそこに対するパワーももっと見せてほしいなと思うし
そこは曲に対してまだ追い付けてない部分はあったかなっていうのはありましたね。
優勝したからもう1個先に行くための自分達からのアドバイスとしては。

<Acchan>
基本時にスキルもあってとても良いんですけど、これジャザーの観点、且つ自分はすごい衣装を大事にする人なので
衣装にあんな大胆にスリットを入れるのであれば足さばきをもっときれいにした方が良いなっていうのと
常にちょっとひざが曲がっちゃってるのが、あのスリットを入れてるのに対してはちょっとマイナスポイントだったかなって思います。

<ATSUSHI>
OPENチーム部門のJEWEL☆RY。
個人的には全体のバランスかなって感じです、揃ってる感じと表情の良さ。

<SAYA YAMAMARU>
バランスはすごく良かったかなって思いましたね。
あとパワーと見せ方、1人1人の、同じ衣装着てても個性が見えた部分で点数高かった気がします、私。
ただ最後が上がり切らなかったって書いてある。

<ATSUSHI>
うん、上がり切らなかったかもね、もう1個攻め感は欲しいかなって感じ。

<Acchan>
パワーもあって振付も揃っていてとても良いんだけど、あの衣装着るのであればもうちょっとダイエットをしましょう、て思いました。

<ATSUSHI>
いや、でもジャザー目線大事ですからね。

U-12ソロ部門のKAKERU。
KAKERUくんかっこよかった。
もう1つ個人的には多分もっと上手くなったらもっとカッコよくなるんだろうなっていうのがあって、もうちょっとリリカルな部分とかエモーショナルな部分が
やっぱそこは大人になってこないと伸びないとこだとは思うけど、そこの部分が伸びると更に良くなる気がする。
今でも十分体の効きとかすごいカッコ良かったですけど、そのそういうとこの部分、リリカル、エモーショナル的なのが伸びてくるのはやっぱ大人の階段上りつつなってくるかなって感じですね。

<SAYA YAMAMARU>
セクシーがね。

<ATSUSHI>
そう、セクシーが出てきたら、セクシー来たらもっと…セクシーな部分出して頑張って。

<SAYA YAMAMARU>
ダンサーってセクシーなんぼだと思うんですよね。特に男の人とかは女性、ダンスってすごく大事じゃないですか。
女性から見た男性とか、男性から見た女性とか、そういうのってすごい大事な気がするから、KAKERUくんあの曲使うんだったらもっと多分これから伸びると思います。

<ATSUSHI>
やっぱ人を惹きつける何かをね。

<SAYA YAMAMARU>
あそこまで出来るから楽しみですね。

<ATSUSHI>
うん楽しみ。

<Acchan>
全く同じこと書いてて、すごく見せ方もスキルもあって良くて、それで感動したんだけど、プラス男の色気がプラスされたらたら更に良くなるなって思いました。

<ATSUSHI>
OPENソロ部門のKanon。
この中では個人的には良かったと思うんですけど、もっとベースの基礎というか、そこが上がったら良いかな。
なんかわりかし見せ場みたいな意図する部分はすごくつたわったんだけど、基本的なことの底上げが更にできたら今のネタも良く見えるかなと思って見てました。
でも良かったです。

<SAYA YAMAMARU>
私全く一緒です。FREESTYLEってジャンル自体に書いてあるから自分のこれ見せるみたいなのはすごい伝わったんだけど
その1つ1つのジャンルって言うのを、もうちょっと土台っていうのをしっかりやっていったらもっと良いと思う。
そこも見ると、でもすごい良かった。

<Acchan>
パワーも雰囲気もあってとても良かったです。
ただ、特筆してここがすごかったっていう最後の一手!みたいのがあったらもっと良かったかなって思いました。

<おどり場>
ありがとうございます。
では最後に皆さんの中で入賞しなかったけど気になったチーム、ダンサーがいれば、気になったポイントも含めて教えてください。

<SAYA YAMAMARU>
ソロだったらU-12のRINちゃん。

<ATSUSHI>
うん俺もRINちゃんかな

<SAYA YAMAMARU>
なんかもっとリラックスすれば良かったかな。
HIPHOPていうか全体のジャンルの中でも、あ、このジャンルホントに好きなんだなってすごい伝わったし、しかも土台もすごいしっかりしてるから。
ただ、緊張してたのかな、すごい硬かった。
もうちょっと音に、音が音だったので、それに対してもうちょっと乗れれば今日もすごい良かったんじゃないかなて思いました。

<Acchan>
U-12チーム部門のfragil。
振付も揃っていてきっとスキルもあってとても良かったんですけど、多分楽曲と衣装にもすごくこだわりがあったと思うんだけど、
その分テーマがちょっとハテナってなってしまって、何がテーマになってるんだろうっていうのが分からなくて。
すごいドヤってる子もいれば楽しそうな表情をしてる子もいたりして、そこの統一ができたらもしかしたら更に入賞への1個上がったのかもしれないなって思いました。

<ATSUSHI>
あと俺はOPENソロのAih@。
上手かった、上手かったんだけど作品に展開力とかスピード感とか…作品力、スピード感、やっぱスピード感ってコンテストにおいてはすごく大事だと思ってるので。
見る人を飽きさせない。
ダンスは上手いけど、もう1つ見る側に立って、人に見られてると思って、人に見せることは得意、私を!みたいのは得意なのかなって思うんだけど
でも見てる人がいかに共感してくれるかってダンスコンテストの大事なとこだと思うから、そこプラス見せ物としてしっかり成立させるような作品作りをしてほしい。
でもすごく上手で良いものを持ってるから、そこもやっぱ研究してここで出してほしいなとは思います、これから。
個人的には以上です。

<SAYA YAMAMARU>
私聞きたいことがあるんですけどOPENソロの中野ビルさんはどうでしたか?

<ATSUSHI>
俺個人的には順位には入ってて、楽しんで踊ってたってところはまず1つ。
ただ、手足の動きが多くてもう少し全体の感じ?なんか1つ全体を使ったもの、手足の動きが多かったから抜きもそうだし、
1つ何かダンスの1アクセントがあればもっといいかなとも思って。
でもこの並びだったらやっぱ良くは見えるというか、目だって見える。
そういうところと楽しんで踊ってるところは買いで自分は順位に入れてます。
個人的には入ってる点数です。

<SAYA YAMAMARU>
良かったですよね。

<ATSUSHI>
良かった。
あとは自分のキャラクターの推し所は分かってると思うからプラス何か、何かあればもっともっと良くなると、伝わってる、伝わってるんだよやっぱ。

<SAYA YAMAMARU>
楽しさは伝わってるんだよね、そのもう1個だよね。

<ATSUSHI>
そう、もう1個。垢抜ける部分だったりとか、そこがなんか伝わったら実際入るんじゃないかなって思うけどね。
ソロってJAZZの人がやっぱ多いじゃん?
その中で楽しい、さっきもCool Crew Kid,sとか、あと楽しんで踊ってた人もいるって言ったよね、楽しむってやっぱ大事なんすよ。

<SAYA YAMAMARU>
大事ー!

<ATSUSHI>
楽しんで踊らないでなんで踊ってんの?みたいな。

<SAYA YAMAMARU>
ヒップホッパーそれすごい思った、そこ、やっぱ顔がみんな怖かった。
例えばテーマ性が自分達があってそれに対してなのだったら確かにわかる。でもなんかそれこそさっき言ってた表情がバラバラで何に対して怒ってるのか。
それ結構HIPHOPも一緒。

なんかもっと

<ATSUSHI>
純粋で良いよね。
もちろん勝ちも追い求めるし、多分作品の、もしかしたら先生に言われてるのかも、笑うなとか、そこ言われてるかもしんないけど、でも本人が楽しんで踊ってないと見てる人も面白くない。
楽しんで踊るって別に笑って踊る=楽しいんじゃなくて心から踊ってる感はもっと求めても良いんじゃないかなって思うよね。

<SAYA YAMAMARU>
すごく思う。

<ATSUSHI>
なんのために踊ってるんだろうて思う、なんか多分踊らされてたり、そこもったいないよね、ダンスせっかくやってるんだったら

<SAYA YAMAMARU>
そこがU-12と15の差なのかもね。

<Acchan>
うん、15は踊らされてる感がすごかった。

<ATSUSHI>
作ってるとかね、自分を。カッコつける=そういうとこじゃないですよね。そういうところもまわりまわってくると思うだけどさ多分。
ダンス楽しい、音楽最高みたいな感じに持ってってほしい。音楽最高ってなった時がやっぱ絶対良いと思う。

<SAYA YAMAMARU>
音楽最高っていう本を出したらいいんじゃないですか?最終的に。笑

(一同笑)

<ATSUSHI>
音楽ないと踊れないじゃん!みたいなね。
型を追っちゃってるんだよね、ダンスの型を、そこはもったいない。
やっぱ本質を誰かが、先生が気づかせてあげるのも1つだし、そこは先生の腕の見せ所かなってホントは思うけど仕方ない。

<SAYA YAMAMARU>
やっぱり本をお願いします。笑

<おどり場>
どうも今日はありがとうございました。
お疲れ様でした。

<審査員全員>
お疲れ様でした。