ドラドラ2019 2nd PERIOD

審査員インタビュー

SAYA YAMAMARU

■総評

お疲れ様でしたー。受賞された方々おめでとうございます。

1つ言えるのは今日は今日の結果としてみんな受け止めてほしいなと思います。
多分負けた子達も受け止めるまで時間かかるかもしれないんだけども、でも正直すごくジャッジはやっぱ今日見て思ったのは難しいです。

オールジャンルいる中で私だったらヒップホッパーなのでHIPHOPとしての目線で見てしまうと、またそれも違うのかなとも思うし、
客観的に私は見る時は、自分の心に響いたかどうか?あとはカッコイイって思ったかどうかで審査してます。
で、今日入賞した子達は自分の中で響いたっていうことだったと思うんですよね。

でもみんなすごく良いチームだったり、良いソロショーした子達もすごく沢山います。
審査に繋がらなかった子達もすごく中にはいて、だけどもジャッジが変わったらまたこれ変わるかもしれないし、だけど1番大事にしてほしいことは
なんで負けてしまったんだろうっていうところから自分で試行錯誤して改善してくってことが結構大事になってくると思うんで。

自分がもし逆の立場だったら今日負けた、今日負けたからもういいやぁってそういうことではなくて、次絶対優勝したいから優勝する為にはどうしたらいいかってところを
もっと考えて考え、でいっぱい練習して、で次につなげていく。
いっぱいチャレンジしてください。
でチャレンジしてまた負けたらまた頑張れば良いと思うし、諦めないことがコンテストは大事なのかなってすごく思います。
なのでそこが1番大事かなと。

一応HIPHOPなのでHIPHOPの子達にちょっとアドバイスしたいなぁて思うんですけど、全体的に今日見てやっぱすごいJAZZの子達がすごい上手だなって今日思ったんですね。
ていうのも体がすごくしっかりしていてターンもブレなかったりとか、やっぱ基礎的な部分がすごくしっかりしている。

HIPHOPってジャンル的にはすごい自由なジャンルなので何入れても良いジャンルなんですよね。
だからすごく難しいジャンルでもあるんですよ。

結構よく私の耳にもJAZZには勝てないとか、オールドスクールの子達がいたらどうしても勝てないって言う子達も中にはいるけどそんなことないです。
HIPHOPは勝てますよー、うん。

HIPHOPの私が思ったのは本質的な部分をもうちょっと磨いて出していったら、もうちょっと結果には繋がって行くのかなってすごく思いました
例えば移動して1個何かアクション、移動してアクションってなんか今日すごく多かったんですよね、見てて。
じゃなくて、やっぱHIPHOPってそもそもやっぱりリズムカルチャーなので、音楽聞いてすごくノってほしい、めっちゃ。

やっぱ遊びが大事なカルチャーでもあると思うから、その遊びの中から生まれるものだったりってのもすごい沢山あるから。
だから止める、止める、止める、ばっかりはあまり気にしないで音に乗って、もっと自由な表現を自分流っていうか、自分達らしさっていうのをもっと表現したら
変わるのかなってすごく思いました。

だからちょっとそこを。
私が見てですよ?これがまた人が変わったらもちろん違うと思うし、でもそこちょっと気にしてやってみたら多分違うんじゃないかなって思いました。

あともう1つ良いですか?
音を編集する時に、やっぱ音ってや大前提ですごく大事だと思うんですよね。
99%私は音大事って思っているので、やっぱ音無かったら踊れないし。

結構ヒップホッパーの子達の中で多かったのが音質が低くなったりおっきくなったり、バランスがすごい悪かったチームも結構いて。
だから編集する時に例えば今日はここのステージに出るとか分かっていたら、もうちょっとボリューム、もうちょっと上手く一定になるように改善してみたりとか、
そこも私的にはコンテストで見られる部分だと思うんです。
だからそこを大事にしてやってみたらどうかなっていう意見でした。

でもこれからが大事だと思うので、今日は今日の悔しいっていう気持ちはもちろん大事だから、それをバネにして次につなげられるように頑張ってください。

親御さんは今日是非とも褒めてあげてください、今日みんな頑張ったと思うので。

ありがとうございました。