ドラドラ2019 3rd PERIOD

審査員インタビュー

WAN-CHAN

■総評

皆さん、お疲れ様です。
今日はありがとうございました。

ちょっと人によっては曖昧に聞こえるかもしれないですけど「質感」って言うのかな?

質感、一つ一つの動きに深みというか、この肩一個にすげぇ込められてるもんがあるなーって意味とか、一個伸ばした手一つにもメッセージ性があるというか、
自然としっくりくるというか、そういうとこまで出来るところはやっぱり勝ったというか上に行ったんじゃないかなーて気がしてます。

見ててもやっぱりスッと入ってくるし、そこを出せるようになるためにはきっとすげぇ練習してるんだろうなっていう。
みんな頑張ってるとは思うんですよ、どっち側に立ってる人でも。

だけど、その練習の質もそうだろうし、練習量ももしかしたら関係あるかもしれないし、そういうところがにじみ出るような踊りが出来てる人はやっぱり見てて
すげぇなぁと思いました。

僕の正面にいる(入賞できなかった)人たちは、もうとにかく頑張りましょ。
頑張りましょ、俺じゃなかったら違う評価になるかもしれないし、僕が知ってる限り、僕もそこそこ長くダンスシーン見てるんで今超有名な人でも納得いかないって顔しながらも
全然賞にも入なくて帰る姿とか、誰が見ても優勝って思うけど、やっぱり何か一つ足りなくて一個届かないとか、そういうチームも沢山見てきてるし、
ダンサーさんも沢山いるので結局は続けることだと思います。

とにかく続ければなんか一個プラスはきっとあるはずなので、そこはめげずにというか色んな目的を持って、忘れた方が良い日もあるし、
今日の負けは絶対忘れないようにしよっていう日があるかもしれないし、そういう風に自分にとって都合の良いように思って頑張ってくれたらって思います。

皆さんありがとうございました。