ドラドラ2019 FINAL

審査員インタビュー

すずきゆうすけ

■総評

お疲れ様でした。

大事なことはKAZANEが全部言ってくれるんで。笑

チーム部門はまぁ風邪っていうかインフルエンザじゃなくてコロナか、流行ってる時期なんでね、やっぱちょっとフワっとして空気ってのは全体にこうあったかなーっていうのがあって
その中で集中してたチームが、全チームねファイナリストだから上手いのはもうもちろんなんですけど、集中してたチームが目立ったなって言うのが個人的なイメージでした。

結構全国的に色んなとこからファイナリストが集まってて、だからもちろん出てる子達もそうだし、これは全然ジャッジに関係ないんですけど
新潟から来てるとことかがすげぇ応援団がいっぱいいて出てる方も気持ち良く出れたんじゃないかなぁって、やっぱそういうのって良いなって思いますね。

OPEN部門だから大人の方ですけどね。
甲子園っぽい感じで、みんなで東京行って応援すんぞーって感じが良かったんじゃないですかね。

ソロは1人であぁいうおっきい舞台に出るっていうのはなかなか勇気がいることだとは思いますけど、まぁどうしてもこう順位を取ってる人達なんでレベルはもちろん高いのは
さっきもおんなじこと言ったのであれなんですけど、その中でどう違いを出すかっていうのが1つのポイントになってくるのかなと。
どうしてもアプローチも表現のしかたもちょっとずつ似てくる子が多くなって、レベルが高いゆえに。

だからその中でどういう良さを出して自分が踊ってる踊りの良さと、自分が選んだ曲の良さをどういう風にミックスさせて舞台で勝負するのかっていうのがポイントだったと思います。
個人的にはみんな音聞いてよく踊れてるとは思うんですけど、なのでどこが良かったっていうのはまた変わってくるし、細かーくビートもリリックも色々駆使して表現してる人はいたし、
身体能力というかジャンルのバレエとかコンテンポラリーとかの強みを生かしてくる人たちもいたし、ストリートダンスのモチーフをビートを上手く使った感じもいたと思うんですけど
全員そうなんですけど、大きな音でやった時になんかちょっとカラオケっぽく見えるっていうか、全チーム。

不規則な細かい音の取り方の練習はすげぇしてんすよ、でも一定の大きい音の取り方はズレてるんすよ。
パンってすごい良いタイミングでパシンってくるところがあんまなかったなっていうところがあって
そこがもうちょっと見れたらもう1個レベルが詰まってまたじゅんいが変わってくるのかなと思いました。