ドラドラ2020 4th PERIOD

審査員インタビュー

SALLY

 

■総評(U-12チーム部門)

はい、お疲れ様でしたー。
入賞した皆さんおめでとうございます。

結構色んなコンテストでジャッジしたり自分もコンテストに生徒出したりとか自分自身もキッズの時からやってきて、5歳からやってるんすけど
やっぱりみんな今の子達ってホントに上手いなって思ってるんですよ。

コンテスト見る時にいっつも一応援者としてすごいみんなのことを見てて感動するし。
ただ、たまに先生と自分のダンスが合ってない、おんなじベクトルじゃわかんないか、おんなじ方向向いていけてないなっていうチームがいたりするから、
先生はこうやって見せたいけどそこにスキルとか気持ちが付いていってない子だったり、逆に上手いんだけどそれを構成する振付がもう一手上に行ってなかったりとか。

やっぱりタッグ組んでみんなで一生懸命おんなじ方向向いてるのが今日の優勝のチームだったかなっていう風には思いました。

みんなが悪いっていうよりもそん時のネタもだいぶ重要なので、一緒に同じようなコンテストでATSUSHIさんやSHUHOさんと戦わせていただいてる時も比べられない、上手さって。
でもじゃぁどこでってなった時に、いや、上手いんだよ?みんな上手いんだけどやっぱネタで変わる、勝敗が。

先輩に勝てるにもある程度必要なの、やっぱりスキル、スキルは絶対にそこは必要不可欠というか、なくてはならないものなので、でそれを習得するためには回り道とか、近道はない!
もう一直線、やるのみ、基礎練をするのみなので、きっと今日ダンス見た時にうわこの子達上手いって自分達で見て思ったと思うの。

思ってなかったらよく見ようねって思うんだけど、うわすごい!ていう人が何がすごかったか、自分がそれになれてるか、なるためには何をしたら良いかてなったら
やっぱり地味に努力をしたもん勝ちだと思うので、これからも頑張ってほしいなぁって思うし、勝つためだけにやってるとホントに嫌になっちゃうから自分がこのダンスで勝ちたい、
こういう風に見せたい、こういう風に感じてもらいたいってものを明確にパフォーマンスするっていうことをどれだけ頑張れるかっていう風に今後変わってくると思うので
楽しみつつね、この環境に感謝してこれからもダンスを続けてってください。

ありがとうございました。

■総評(U-12ソロ部門、OPENチーム部門、OPENソロ部門)

お疲れ様でしたー。
入賞者の皆さんおめでとうございます。

さっきとちょっと違うことを言いたいなと、今日3回くらいあるんで。

じゃぁちょっと先にさいちゃうんだけど、OPEN部門のチームにアドバイスね。
2チーム今日来てたチームで入ってたじゃない?

すごい個人的に気になっちゃったのは優勝したチームの1人だけズボンが違うのは気になる。
こないだ私お客さんとしてMACHIDA CUPを見に行ったんだけど、どっちも多分出てたのかな?2チームとも。
そん時も あ、なんか衣装汚しちゃったのかなーくらいに気になっちゃったのね。

でもそれって人間の心理というか、気になるところをそこに持っていかせないための何か表現だったり、その人がそれを履いてる意味?
やっぱ衣装って大事だから、靴もそうだけどジャズスニーカーぽい人がいたり、ザ!スニーカーの白ソウルの人がいたりっていうのは気になる。

そこまでこだわったチームが出てきた時にこだわりで負けてほしくないから、勝負の場所だから勝負するんだったらそういう細かいところにも
意識をしても良いのかなって思いました。

やっぱステップも踏んでたから足元も気になったのと、自分達の何を見せたいかによって衣装の形だったり色だったりとかオリジナリティを出してくると思うんだけど
どの大会に行っても小学生が1番オシャレっていうか、衣装に、まプロデュースが入ってるからなのか分かんないですけど、ちゃんとこのジャンルでこういうので今回はこういう風に
見せたい、足をこう見せたいからこういう形にしましたっていうようなものがすごいはっきり分かってスキルとかも見やすい。

逆にそれを隠したいから先生の思考で長袖にしてるんだろうなーとか、あんまり胸が動かないから見えにくい幅にしてるとか、パワーを出したいからダボダボ着てるとか
それぞれあると思うんだけど、そういうのも加点になる場合もある。

ならないときもあると思う。
でもそういうのが気になっちゃって見てる人もいると思うからこれから考えてほしいなっていうのと、髪型。

髪型も衣装だし、ちょっとザ!学生感がすごい出てて衣装すっごいファビュラスでカワイイのに、キレイなのに、やっぱそこで自分達の見せたいイメージなのか、
こっちが受け取るのに多分届いてない。

もっと多分みんなビシーッてやってきたらイメージ変わるのかなって思ったのでトータルでプロデュースしたらもっと映えるかなっていうのと、あと全体的に表現?
なんかちょっとこっちのU-12の子達で緊張してるなーていうのが今日はすごい感じました。

オンラインの映像からっていうのもあると思うし、少ないっていうのもあるかもしんないけど、さっきもSHUHOさんが言ってたけど、やっぱここに立つには勝負しに来た方が良いから
自信を持って、やるだけのことはやった、じゃぁ伝えよう、見せようっていうダンスに変えないと、その緊張で優勝っていうのはちょっと難しいかなって思うから、
もうやってきたことには自信を持って、せっかくねマスクとって踊るわけだからちゃんと、しっかり顔をあいうえおを動かせっていうわけじゃないけど
曲や自分のダンスに合った表現をしたらもっと良くなるかなーっていう風にはU-12の方には感じました、はい。

細かいんですけど、細かいところで順位は変わってくると思うし、どんどんどんどん極めて楽しくダンス続けてください。

ありがとうございました。

■総評(U-15ソロ部門・U-15チーム部門)

入賞した皆さんおめでとうございます。

今日3回目の総評なんですけど、楽しみにしていた中学生部門なんですが、やっぱり衣装とかもOPEN部門の時にちょっと私指摘したんですけども、ちゃんと自分達が見せたいものを
世界観に合うようにちゃんとクリエイトして1パケにして表現してるチームが多かったかなーて思います。

優勝したチームの(salamandra)子達に関してはやっぱスキルもあって見せ方もあって先生のコーディネートなのかなっていう部分もあったんですけど、とてもグンてくるものがありました。

色んな方向から見てもすごいなって中学生でここまでできるのかっていうところではすごいズシっとくるものがあったんですけど、これからファイナルがあるのでアドバイスとしては
やっぱ自分達しかできない自分達だからできる表現っていうのが何かっていうのを、例えば同じジャンルのチーム、例えば5人でそれにも勝たないといけない。

同じジャンルだったら絶対比べられるので、これ他のチームにも言えるんですけど違うジャンルだったら良し悪しっていうのはちょっとジャッジの好みにも
あったりはするんですけども、絶対に比べられるので、まず自分のジャンルで1番を確実に取りに行かないと優勝は難しいのかなって思います。

なのでターンする時の1人がブレたりとか1人がヒールが落ちちゃったりとかしてるのも減点じゃないけれども あって思わせないようにやっぱ基礎トレとかをしっかり
やってった方が良いのかなっていう風には、私もJAZZをかじっているもんですから。
そういうところをどんどん突き詰めて練習したら良いのかなって思いました。

他のジャンルに関してももっとチームはスキルをガンガン見せてくれるチームがあっても良いのかなっていう風には思ったので、このままパッションを忘れずにね
頑張ってほしいなって思います。

ソロの方がダンスはすごいしっかり踊ってる子は多かったのかなっていう風には個人的に思いました。

これからも楽しみながら頑張ってください。

お疲れ様でした。