ドラドラ2021 1st PERIOD

審査員インタビュー

SHUHO

■総評(U-15部門)
(※この日は密回避と時間短縮のため各部門ごとに1名に総評をお願いしました。)

お疲れ様でした!

この部門1番多かったですね。
それだけにすごくレベルが高かったです、はい。

全体見て思ったのは、やっぱりこのU-15ってなってくると結構みんな体できてくる子が多くて、やっぱ体がまずそもそも出来てる子と出来てない子、単純なその筋力とかだけじゃなくて
基礎的なアイソレーションだったりリズムだったりとかボディコントロールとかもやっぱり大分差が出てきて、やっぱ上位に入ってきてる子達はそういうのがすごくまず前提として
土台があるなっていうのは感じました。

あとは見せ方の部分でいうと、優勝とかしてるチームはそうだったし上位に来てるチームはちゃんと見せる意識がすごく高くて、みんなで踊るんだけれどもその個が光ってるというか
ちゃんと1人1人の印象がすごくバンと入ってくるような気がして。
それってやっぱ混じってというよりはちゃんと、1人1人がちゃんと見られてる意識で踊ってるっていうのがすごくこれ大事だと思ってて。

特に大所帯のチームとかになってくるとちょっとこうコンテストっていうよりはナンバーぽくなる子が多いんですけど、今日はなんかそういう感じじゃなくて
すごく個を活かした構成だったりとかそういうのがすごく良かったなと思います。

ソロに関してはそうっすね、もう上位5位、6位、5人、6人くらいは自分の中ではもう誰が1位になっても良いんじゃないかなっていうくらいすごいもう僅差で。
まずとにかくさっき言ったみたいに体も出来てるし、やりたいスタイルっていうのがすごく明確に見える子はすごく良いなぁとやっぱ思いますね。

自分のやりたい踊りっていうのがちゃんと見つかってて、それぞれね、そういう価値観も変わっていくんですけどね、大人になったらこういうのもやりたいとか
それはもちろんあるんですけど
今やりたいその自分のスタイルとかそういうものをすごく感じてやっぱそこも大事かなと。

ただ上手いだけではこういうコンテストってなかなか勝てないし、見てる方もそもそも感動させることもできないし、だからやっぱそこの部分ですかね、
自分がとにかくやりたいこと、こういうダンスが好きでこういう踊りをするためにじゃぁ何をすればいいかっていうのが明確に分かってる子と
ちょっとこう漠然と先生から言われたことをやってる子との差はすごいここら辺くらいからかなりガッと開くので、いかに自分でちゃんと考えられるかとかが
大事かなと思います。

先生の言うことを聞くっていうのもすごい大事なんですけど、それプラスちゃんと自分でそれをどういう風に自分の中に取り入れて自分らしく表現できるかっていう風に
「考える」っていうのがすごい大事かも、はい。

もちろんこうやるんだって言われてはい!とは言いつつもでも…みたいなのがあっても全然俺は良いと思ってるんですよね、それが普通だと思うんで。

逆にはい、分かりました!つって指こうですね、みたいな、そういうところじゃなくてみたいな、なんかその自分のその意志というか、こういう踊りをやりたいからみたいな
だからそれをしっかり自分でしっかり考えた上でやれるようになってくると。

普段の結局取り組みだと思うし、コンテストもバトルもショーケースも全部、全部普段の準備で決まるので、それがただここで出るだけと。

あとはもちろん運もあるけど正直準備が出来てる人は運も味方にいるのでそういう部分で言うとしっかり普段から取り組んでやるっていうことがこの
1番コンテストで勝つことの1番大前提かなと思うので、こうやってみんなが現場に来て色んなショーを見て多分色んなインスピレーションもらったと思うんで
あとそれを糧に自分はじゃぁこの中でどうやっていくのかってまた考えられるようになると1個また次のステージに行けれるんじゃないのかなと思うので
頑張ってほしいなと思いました!

お疲れ様でした。