ドラドラ2021 4th PERIOD

審査員インタビュー

だーよし

■総評(OPEN部門)
(※密回避と時間短縮のため各表彰ごとに1名に総評をお願いしました。)

皆さんお疲れ様でしたー、長丁場お疲れ様でした。

あのーですねーえっとーコンテストって良いよなぁっていうのがすごく毎回審査させていただくと思うことで、この何かにチャレンジすることって結果はどうあれ
すごい素晴らしいことだと思うんですね。

みんなで1つのことをやる、まぁソロの場合はね、まぁソロなんですけど、まぁ決して自分1人で踊ってる訳ではなくて、キッズなんか特にね、お父さんお母さん
先生の力があって、このダンスが出来る場を作ってもらってるってことと自分がダンスを出来てるってことにすごく皆さん改めて感謝しましょう、はい。
ていうことがまず1つですね。

内容的にはコンテストって優劣を決めるものではなくて、僕の中では、劣ってことはないんですね、何がどう頑張っても。
みんなが頑張ってやってきたものが優れていないとか劣っているみたいなことは絶対になくて、皆さんの頑張りは本物なんで。
この結果の先にあるものをしっかり見据えてほしいなっていつも思いますね。

負けてやっぱ悔しいんだけど、何か1つのことを成し遂げるっていう経験があなたの人生の全てを作っていくので、まぁ勝てたなら良しだけど、まぁ負けても決して腐ることのないように。
自分も先日コンテストちょっとチャレンジして、まぁ3位だったんですけど、あのーめちゃ悔しいんですよ。

今コンテストで例えば負けたとして、これあの態度に出しても僕良いと思うんですね。
なぜってコンテストに負けるって別にあなたのせいじゃない、先生のせいでもない、審査員のせいだから、コンテストで負けるのって。

ただ、そこまでのことを自分がやってるかどうかなんだよね。
審査員のセンスに合わなかったから負けたんだって言えるぐらいのものを見せてくれってことよ、逆に言えば、うん。

だからイベント開催してもらってます、でも順位を決めるのは審査員でしかないから。
で結局はその審査員が何を見てるかって言うと、まぁダンスのスキルはもちろんなんだけど、優勝したい気持ちとか、あと他のチームよりもここが印象に残ったとか、
もうダンスの上手さがある程度のとこまで来たらそういうところになっていくんですよね。

そういう感じで言うと別に辛口で言う訳じゃないんですけど結構普通に踊ってるダンスチームが多かったのかなーていうのは思います。

なんか僕らが若い頃っていうのは今みたいにダンスを教えるシステムが整ってる訳でもないし、それこそなんかその辺で練習してるちょっと不良くさい兄ちゃんに
あのーダンス教えてよ、みたいな感じで習っていくみたいなのがほとんどだったので、なんかスタイルで言うとあんまりこうなんて言うんだろう、目新しさがないのかなと思います。

その分好きなことが見えにくくなってると思うんですよね、うん。
チームでダンスをやってて、いや自分はホントはこんな曲で踊るのが好きなんだけど、チームでこういうダンスをやってて、それもすごく大事なことなんだけど。

よくなんか日本って個性出せ出せ言われるけど集団の中で生きることはしっかり学びなさいって言われるじゃないですか。
まぁそれもすごく大事なことなんだけど、やっぱり例えばね、特にソロなんかは自分のやりたいことを100%出来る場なんだから、なんかもっと突拍子もないことをやる人が
いたり、その、ねぇなんか失敗しないように少し踊ってるように見える人がいるのかな?と思いました。

僕自身もめちゃくちゃ失敗してきたし、今では絶対に人に見せられないショーケースもたくさんあるし、そういうトライ&エラーをして自分がホントに何をやりたいのか
ダンスを踊る人として何を人に伝えたいのか、みたいなことを学んでいけると、お父さんお母さんも高いお金払ってダンス習わしてる意味があるかなっていう、はい。

ま何より本人がダンスが好きなのが1番なんで、ダンスを嫌いにならずに。

でこれなんでこういうことを言うかっていうと、僕がすごく好きなストリートダンスの世界ね、ま最近はJAZZもすごくこっちのねぇダンスコンテストの世界に入り込んできてるけど
あのね別に先輩後輩とかないんですよ、実は、このダンスの世界というのは。

上手いやつがすごいし、うん、っていうところで言うと、なんか今日1段上がって偉そうな所から喋らせてもらってるけど、僕もあなた達もダンス仲間なんだよね。

だから、なんかそういうところで、例えばじゃぁ審査員を今日やってる人っていうのは変な意味じゃないけど、みんなよりも考える頭があったのかもしれない、
みんなよりも体がたまたま効いただけかもしれない、っていう立場でなんか審査員と出演者、出場者みたいに分かれてるけど、これはもうみんな仲間だから
すごいやつにはすごいってちゃんと言える人間でありたいと思うし。

えーなんかあとはなんて言うんだろうな、他のチーム、まコンテストだと見なくっても別に良いんだけど、なんか勉強になることも沢山あるから、
出番が終わってどっかご飯食べに行ったりとかもちろん良いんですけど、お腹減ったらご飯食べたいし、だけどなんかそういうところでできた仲間とかが今も自分の身の周りで
ダンス始めた頃から自分の人生の仲間になったりしてるから、こういうところで見つけた仲間ってすごく大事だと思いますよ、はい。

であとはもう何よりね、このオフラインで人前で踊れるっていうことがすごく、自分もこの前踊ってみてめちゃくちゃ幸せだなって思ったから、それを噛みしめて明日から
生きていく~♪つって。笑
これ締まってないですよね、大丈夫ですか?はい。

ですね、あとごめんなさい、ちょっとじゃぁ手短にですね、それの観点で言うとOPENで優勝したUrslagnaさんですか?はちょっとチームとして頭一つ抜けてかなーと思います。

もう動画で優勝するって相当ね、差が付いてないといけない、あぁ差がつ、うんまぁそうですね。
なんかダンスチームとして、やっぱOPENだから先生に習ったものより1歩先を見たいなってちょっと思っちゃうんですよね。

そういう意味で言うと彼らはすごく、こういう音楽が好きで、こういうファッションが好きで、こういうダンスが好きなんだなって。
それを素直に審査員に分からせるって結構大変だと思うんですね。

なんかそういうのがするっと入ってきたのですごく僕は好きでした、はい。

じゃぁ気を付けて帰ってください。
はい、以上です!