インタビュー終了後、オーガナイザーWAN-CHANからジャッジに質問が投げかけられました。

<WAN-CHAN>
突っ込んで良いですか?

ボクが思うに成功するダンサーさん、又は実績を長く積めるダンサーさんって努力する才能とか、追求、探求する才能のある人が多いなっていう気がしてるんですね。
皆さんも多分謙遜はちょっと抜きにしても、したとしても多分どっか自分のそういった部分があるって感じられてる3人だと思うんですけど
そういう部分ってどうやって磨いたらいいと思いますか?

持って生まれた性格ももちろんあると思うんですけど、今日も総評で言った方もいたと思うんですけど子供達、キッズダンサーとか今後のためのダンサーに
そういうポイントを磨くにはどうしたら良いかなみたいな。

<YUTA>
あー。

<WAN-CHAN>
自分はこうやって、気付いたらこうなってたもあると思うんですよ、きっと。
あとは環境もあるだろうし、一応インタビューだからYUTAさんだったら大学のサークルとかで結構体育会系で行ったとか、例えばですよ?ちょっとイメージですけど、とか。
AKIHITOさんだったら結構若い頃から上のダンサーさんにすごく鍛えられたとか色々それぞれあると思うんですけど、どういう環境でそういう部分って
磨かれるとかなんかヒントあったりしないっすかね?

<YUTA>
なんか僕はとりあえず何においてもダンスが好きだったし

<AKIHITO>
そうですね。

<YUTA>
楽しかったから追求せざるを得なかったというか、楽しいからこそ追求する。

例えば新しいゲーム買ってもらったらずっとお家でそれをやり続けたいけど学校行かなきゃいけないし、やらなきゃいけないこと他にもあるけど
でも帰ってきたらすぐやる、それって楽しいから熱中できる、で僕はそれがたまたまダンスだったっていうだけの話なんで。

今好きなこと、ダンス以外でも全然良いと思うんですよ。
ダンスもやってるけど他にこれも好きだあれも好きだ、好きなこととりあえず全部やれるだけやれば良いと思いますね。

それがなんかダンスの道にハマればそれで続くと思うし、ハマらなくても好きで熱中する熱量って子供すごいと思うんで、ホントに。
だから好きでいることというか、強制じゃないですけど、好きなことをずっと続けるっていうのが1番僕は良いのかなーって思います。

<AKIHITO>
そうですね、僕も全く同感ですね、やっぱ好きかどうかってすごい重要なところで。

ダンサーとして自分が成功してるなんてまだ1ミリも思えてはないですけど、よくたとえとかである、たとえ、いや、その前に僕がそもそもダンスの才能とか、要はもって生まれたもの
ってほとんど何もなかったと思うんでみたいな、そういう意味でやっぱこう何がここまでやっぱこれたか、何を持ってここまで続けれたかっていうとやっぱYUTAさんと同じように
僕は好きやから出来たっていうところ。

これもよくたとえ話でするんですけど、これもうすごい僕の偏見ですよ?
偏見の中で話すんで皆さん否定はしないでください。笑
僕ので言わせてほしいです。

よく友達と家族っていう比較をするんですけど、友達ってすごく楽しいんですね、何も考えなくて深く考えないで良いんで。
でも家族ってすごいもう毎日ムカつくことあるし、兄弟もおれば毎日なんか色んな逆境というか、毎日毎日が何も考えず過ごせるわけじゃないじゃないですか、
その向き合うとかっていうところで。

でもやっぱり家族っていうのは楽しいんじゃなくて好きとか、愛の部分だと思うんですねみたいな。
だからそれが違いの部分で。

ホントに上を目指す、要はそういう成功を目指すっていうものであるならばやはり好きであることが大事。
それは即ちその嫌な部分も何も全て踏まえて好きでいないといけないみたいな。

もしそれを成功と望まずにその場でホントに楽しいダンスをこれからもずっとやり続けたいと思うならもう楽しいだけを追求すれば、何も考えず追求すればいいと思うんですよね。
なんかそれがよくこれ分かれ目でもあると思うんですけど、将来それこそじゃぁダンサーとして成功したいって思ってないのに、楽しい、要は楽しいダンスをし続ければ良いのに
好きになりたいっていうか、辛いことと向き合ってしまってるみたいなっていう子中にいるんですけど僕はいつもそれ反対してて、僕の個人の考えですけど。

いや、考えなくて良いよみたいな、楽しいことをしてればいいだけの世界やから、ダンスはみたいな、基本的にはみたいな。
けどそれがこれをちゃんとお仕事にして誰か、それこそ後輩とかいるならばその後輩とかのちゃんと面倒を見れるようにしてとかっていうことを考えるなら
であればやっぱり辛い事と不自由な事と沢山向き合わないといけないと思うんで、自由になるために。

だから好きでい続けるってことがやっぱ何よりもの大事な要素なんじゃないかなーっていう風に僕も全く同感です。
回りくどいんすけどごめんなさい。

<Mana>
そうですね。
もちろん私もそうで、きっとお仕事にし続けて来られてるのは何よりも好きだから研究する、その研究するっていうことに気付けたきっかけ?
あーちょっと日本語直してくださいね。笑

<AKIHITO>
私もお願いします。笑

<Mana>
お願いします。笑

なんでかって気付けたのはなんて言えばいいのかな?
考えないようにする時間を作らなきゃって思うぐらい24時間ずっと考えてるからです。笑

え?これ行けますか?日本語。笑

<WAN-CHAN>
考えてしまうもとはなんでしょう?

<Mana>
お仕事のことだったりとか作品を作りたい、こんな表現をしたいっていうことを四六時中考えていて、いや考えるの止めなきゃって気づいた時にずっと考えてる時間がある

<YUTA>
考えんの止めなきゃいけないけど考えちゃうっていう哲学の話ですよね。笑
その時点で考えちゃってるってことでしょ?

<WAN-CHAN>
考えんの止めようって思うくらい常に考えてしまってる自分がいたと。

<Mana>
常に考えてしまっているから好きなんだろうなということに気づいたんです。

<YUTA>

<WAN-CHAN>
同じ話を別視点から言う感じ。笑

<YUTA>

でも好きでいることとか好きなことが大事とかってこれ言うとダンス今やってるから好きにならなきゃって、その勘違いはしないでほしい。

<Mana>
そうです、そうです。

<YUTA>
無理に

<Mana>
そう、日本語難しいな。

<YUTA>
そう。

<AKIHITO>
そうっすね、てかまず言えることは、こういう人達、要はこの上がっていく人達っていうのになりたかったら向いてることも不向きなことも絶対あるので
向いてる人は僕がハッキリ言えることはこうやって言語化できない人だと思うんですよ。

要は本能的に好きでいるから。

元々僕らはなんでダンスが好きかで、上がってくかってこと考えてないから言葉にしにくいんですよね、どうしても。
だから逆に今奇跡的にお仕事が出来てるのかなっていう観点にたどり着けるんですけど。笑

<YUTA>
シンプルに好き、だけだから

<AKIHITO>
これがダンスのこういうところがこうで、こういうところがどうでとかって逆に言えてしまったら多分僕らいれないっすよね

<YUTA>
確かに。

<Mana>

<AKIHITO>
多分良い意味でも、いや良い意味でですね、良い意味でアホなんですよ。
要はそこの部分のネジがちょっと外れてしまってるというか。

<Mana>
確かに。

<YUTA>
それはあるよ。

<AKIHITO>
そうですよね。

<Mana>
どの時間に変えてでも今考えたいって思ったら食べること止めてでも寝ること止めてでもやっちゃう。

<AKIHITO>
あーそうっす。

<YUTA>
うんうん。

<WAN-CHAN>
分かります、分かります。

<Mana>
っていう時間の使い方をしちゃいます。
だからなんか、よく好きじゃないなら辞めちゃいなって生徒達にも言うんですけど、それはなんか厳しくとか冷たい意味での辞めちゃいなじゃなくて他にもっと好きなことが
ある、きっと。

<YUTA>
うん、きっとそうそう。
そう思いますね、俺も

<AKIHITO>
そうですね。

<Mana>
そう。
それくらい、なんて言うんだろう、好きな気持ちをって言うとちょっと恥ずかしいんですけど、なんかだって好きだったらずっと考えてるもんって思っちゃう。

<AKIHITO>
そうですねー。

<Mana>
きっとキッズ達とか初めて好きな子が出来たらずっと考えてると思うんですよ、好きな子のこと。

<YUTA>

<Mana>
きっと学校にいる間とか目で追っちゃうし、お家に帰っても、えっ連絡先聞きたいなとかずーっと考えてるのが大人になってそれがダンスだったみたいな、そんな感じです、
きっとその好きに気付くきっかけは。

<WAN-CHAN>
恋愛みたいな感じですね。

<Mana>
いや、ホントそう、そうですね。

<AKIHITO>
YUTAさんが言ってたさっきその要は考えてしまう、好きでいないとって多分考えてしまってる人は多分向いてないです。笑

<YUTA>

そう。笑

<AKIHITO>
それは言えますよね。

<Mana>
そうですね。

<AKIHITO>
僕ら3人ともそれが、多分そのどっかのネジがとれてるんですよ、大事な部分が。

<WAN-CHAN>
聞いてると好きって気持ちはでも大なり小なりみんなあってあの場にいると思うんですけど、夢中になれるかどうかなんじゃないかなってちょっと思って。

<AKIHITO>
そうですね。

<WAN-CHAN>
一気に没頭出来るタイプの人っていうのはそこでやっぱクイッてスイッチが入りやすいんじゃないかなって

<AKIHITO>
難しいのはやっぱ続けることだと思うので何よりも難しいのってやっぱ上手くなるとか成果を出すとかっていうことよりも続けることだと絶対思うので。

<YUTA>
間違いない。

<AKIHITO>
それを続けてる認識を持ってないんですよね、多分そういう人達って。
続けてるなぁダンスって振り返ったらなんか長い事やってんなーとかっていうことはあっても

<YUTA>
確かに。笑

<Mana>
うん。笑

<AKIHITO>
でも基本的によし何年やった、よし!て言わないですよ。

<Mana>
あーでもホントそうかも!
なんか何年生までとか卒業までとかいつ辞めるとかを考えたことない。

<WAN-CHAN>
ないっすねー。
あ、俺も。笑

<Mana>
ですよね。

<AKIHITO>
そうなんす、そーなんですよ。

<Mana>
まずそれがないかもしれないですね。

<WAN-CHAN>
確かに。

<YUTA>
うん考えないっすね。

<AKIHITO>
うんそれが、こう要はダンスってそういう理屈、今でこそ、今の時代でこそしっかり言語化して色んなことの時代の進みを見直してすごいもっとこうダンスももっとこう形にしていく
世界になってるというか。
ですけど元々で言えばそういう理屈でない部分でだと思うんで

<YUTA>
理屈じゃない部分。

<AKIHITO>
そういう部分で言えばやっぱり続ける為に夢中になれてるか?すごいそこの部分が大事な気がする。

そしてあとはあなたがダンスが好きかどうかってことっていうのははたからしたら何も気にされてない、周りは誰もなんとも気にしてない。
ほんまに好きな人ってドゥワーって自分の真っ直ぐ進んで行くと思うんで、それをこの記事を読んだからと言ってじゃぁ自分が好きなんかどうかってことを気にしなくて全く良くて。

あくまでそんなことを大人が言ってたなーみたいのテンションで聞いてもらって。
好きにも形が色々あると思うんですよ。

<WAN-CHAN>
そうですね、さっき向いてる向いてないの話もありましたけど、これを聞いてる人がじゃぁ自分は向いてないとか思わせたいわけじゃないですよね。

<YUTA>
そうです、そうですね、はいはいはい。

<WAN-CHAN>
こういうタイプの人が多かったよ今回はってくらいの話で。笑

<AKIHITO>
そうですそうです。

<WAN-CHAN>
なんかもっと思い切って夢中になるっていうところがみんなあったらもっと良いんじゃないかなって僕は思ったりするんですけど。皆さんくらい没頭出来るように。
好きになれって言うのは多分違いますよね。

<YUTA>
違う。

<AKIHITO>
でも僕ダンス嫌いやったんで元々

<WAN-CHAN>
あっそうなんですか?

<AKIHITO>
ずっとダンスもう小学校からダンス、3年生からやってますけど、みんなが今の年ごろの時に全然嫌いやったんでダンス。
でもやっぱ変わるんですよ、感覚って。

その時とか境遇に合わせて、レッスンとかでなんかすごい戦いみたいなレッスンが始まりだしたらそこでダンスの火が付いてみたみたいな。
どっちかっていうと好きですより先に燃えるベースで来てしまって、燃える先行で来てしまって。

そういうところで言えば今なんかまだまだみなさんその好きになるかどうかなんて人のスピード全然違うから、そういう意味でも仕事として向いた時に向き不向きがあるくらいの
話しなだけで

<Mana>
なんかね、お母さんとかの悩みもよく聞いたりとかするんですけど答えは出さなくて良い、今すぐに。

<YUTA><AKIHITO>
あー。

<Mana>
なんかそれは別にいらない。
どこの学校受験しようかくらいじゃないですか?絶対決めなきゃいけないことって。

なんか今すぐに、特にダンスのことなんて今すぐに決めることは1つもないと思います。

<WAN-CHAN>
お母さん達が、ホントに好きなの?って言っちゃうときって多分お母さん達が思うタイミングで練習してない時だと思うんですよ。

<YUTA>
はいはいはい。

<Mana>
うんうんうん。

<WAN-CHAN>
大丈夫なの?みたいな。

<YUTA>
はいはいはい。

<WAN-CHAN>
気持ちも分かるんですよね、多分。

<YUTA>
分かります、分かります、うん。

<WAN-CHAN>
だけど好きじゃないわけじゃないんですよね。好きじゃないわけじゃない。
そこで自分でスイッチが入る瞬間夢中になる瞬間が訪れたらさっきAKIHITOさんが言ってましたけど、それぞれのスピードで

<AKIHITO>
そうですね。

<WAN-CHAN>
っていうことですよね。

<YUTA>
うん、だと思います。

<AKIHITO>
ね、今の時代ね、人気とか人気ないとか、フォロワーおるとかおらんとか、なんかそんなことでなんかちょっと勝ち決まりがちな世界観、ある世界してるじゃないですか。
だからそういうので決めてるうちは絶対夢中にはなれないと思う。

もっとダンスってそういうコンテストの審査員ではいますけど結果を出すこと以上にその結果を出すまでの過程が夢中になれたらそれである種向いてると思うんすよね。
それが出たから、優勝したらこの人がどうだこうだとかっていうことではなくてみたいな

<YUTA>
うんうん。

<AKIHITO>
その過程をしっかり楽しめる人であればだれでも多分なる可能性は秘めてると思います。

<WAN-CHAN>
そうっすね。

<Mana>
なんかそれでね、きっと好きで継続してたらコンテスト負けてた子の方がお仕事してるかもしれないですからね。

<WAN-CHAN>
あー全然ありますね、全然ありますあります、それ。

<AKIHITO>
ありますあります、それは。

<Mana>
それはほんとに。

<AKIHITO>
あります。

<YUTA>
うん。

<Mana>
今プロの人達はそっちが多いかもしれないですね。

<YUTA>
あ、そうですねー。

<AKIHITO>
始めからそんなに勝ってる人誰もいませんよ?。
そんな甘くないよ?笑
そんな甘くない甘くない。

<Mana>
うん。

<YUTA>
間違いない。

<WAN-CHAN>
みんなのスイッチが入るきっかけになれば良いなと思いまーす。
WAN-CHANから質問させてもらいました。

ありがとうございました。

<審査員一同>
ありがとうございましたー。