コンテスト後インタビューPART3

<AC>
それではちょっと最後の質問をさせていただいて、これはもう個人的なというか。
この前新人戦でもジャッジの皆さんに聞いたのですが、これはちょっとFINALの場でも聞いてみたいなと思ってまして。

今日ジャッジの皆さんにコンテストを通じて身に付けてほしいものはなんでしょう?という質問をちょっとさせていただきたいなと、今のキッズの子達に。

<HASE>
キッズの子に?

<AC>
はい。
ま今日OPENは高校生とかもいるんですけど、もう高校生になるとキッズじゃないかなーとも思ったりもするんですがU-9今日は9は無いですけどU-12、15、今日のOPENと
ちょっと見ていただいてその出てたコンテストに出る、ダンスを通じて、コンテストだけではなくコンテストを通じて身に付けてほしいものはなんなんだろうというのを
ちょっと1つ絞って教えていただきたいなと思ってまして。

<HICKY>
僕言っていいすか?

チームは団体行動なので上手く自分がこれやりたいって言っても通らない時もあれば我慢をしなきゃいけない、そういうことがダンスじゃなくて
そういう人間関係のコミュニケーションを徐々に徐々に取って行くのが外見から見ると良い空間になると思ってるので、僕は人間関係が育つかなって思ってて。

団体スポーツとか僕もすごい好きだし、それと一緒だと思ってるので。
自分の好きなもの言ったら全てが上手くいくっていうことが成り立たないので、すごい良い意味で我慢とか喜びとか失敗とかそういうのが勝手に身に付くのかな。

続けることですよ?ただ1年くらいじゃダメなんですけど続けることによってまぁ3年くらいやるとそういうのがじわじわくるんじゃないかなって僕は思ってます。

<SHINTARO>
はい。
コンテスト、まぁコンテスト、ダンスそうっすねー色々あると思うんですけど、最終的にはもうほんとトライ&エラーでしかないと思ってて。
そのトライ&エラーの中に今HICKYさんが言ったようなことだと思うんですけど、優勝するっていうのが最終的にホントに目標なら優勝するまで辞めない方が良いと思います。

でその優勝するまで辞めない方が良いって言うのは、そこへのプロセスの中で自分が折れなきゃいけない瞬間とか、要は自分だけでは絶対ホント無理なことがあって。
どういう立ち回りをするかって言うのでも、要は結果って言うのにコミットが出来てる人は色々変化が出来る人間になれると思うんですよね。

だけどエースみたいな奴が沢山見てきたけど、じゃぁみんなそこにそのコンテストが良い、良かったのかとかっていうと多分人間性の部分で
なんかめっちゃ苦悩してるんじゃないかなってところが良く見えるなーて思ってて。

だからそういうところとかでも人間の成長にはなると思うんで、勝つっていうことに良い意味でこだわればもっと変化はあるんじゃないかってとこがあるんで
なんかちょっとそういうような目線で見ていただけたらなと思ってます。

<HASE>
勝つまでやるって。だから嫌やねん

(一同爆笑)

<SALLY>
まじかー!笑

<HASE>
HASEさんまだ(DANCE DELIGHT)vol.30まで出ようとしてるから

<SHINTARO>
いや、すごいっすよ、それがすごいっすよ。
出ちゃうともう出れなくなっちゃうじゃないですか。

<HASE>
言えねぇもん、優勝するまで辞めないって、さすが!

俺喋っちゃったから言おうかな。
俺はもうずっと色んな人に言ってるけど自己分析力。

自分がどこを失敗したか、まぁもちろん周りとの、チームでもそうだけど特に俺個人で例えば自分が振りちょっと間違えた時ね、練習、これ練習でも使えるけど
むしろ本番がどうやったかはみんなで話し合って後でやれば良いけど、これは日々の練習とかで自分が今何足りないかとかチーム、個人やったら何が足りなかったか
ちょっとできなかったなー振り、じゃぁなんでできないんか、どういう練習すれば良いか、そこも自己分析やし。

それはだけど小っちゃいとできないからそれはお母さんが促してあげる、親御さんが、先生もそうだと思うけど

<AC>
サポートを受けながら

<HASE>
そうそう自分で自分のことを分かるようにならないと、ここが大事。
でチームももちろんそう、チームで、これはキッズはちょっとあれかもしれないけど、そりゃ先生方ももしかしたら振付師の人もそうかもね。

もしかしたら振付師の人が俯瞰で見れてなくて自己分析が出来てなければ、チーム自己分析じゃないけど、キッズやったらもしかしたら先生かもしれないし。
個々の練習でもしかしたら親御さんかもしれない。
一般はもうチームでも個人でそこは一般は大人はもうそれは出来てないと社会人としても言われるから。笑

そこの自己分析は全部に必要だから。
ダンサーだけじゃなくてスポーツ、他の部活やってても違うし、勉強もそれなかったら成績上がんないから。

何が出来てなくて、何が出来てなくてどういう今の勉強方が合ってるかどうか。
これはダンスも勉強も全部一緒やから、やり方が間違ってたら伸びるもんも伸びんから、間違ったことをずっとやってたって

<AC>
そうですよね。

<HASE>
そう!
でその導きをしてあげるのが親御さんだったり先生だったり、もし苦しんでたら自己分析を。自己分析かなり苦しいから。
だけどその苦しさも、の中にもしかしたらHICKYが言ってたみたいに仲間が助けてくれるかもしれないし

<HICKY>
そうですね。

<HASE>
SHINTAROくんも言ってたみたいにこだわりが自己分析をもっと深く意味のあるものにしてくれるかもしれないし、ただ自己分析がないと、この力を付けないと絶対大人になってからも
いるから、かなと思います。

<SALLY>
じゃぁ私が。
ダンスを通じて学んでほしいことは1つにはやっぱ絞れなくて、先輩方達も言ってるように一緒に踊る仲間がいることで、元々ダンスは楽しくて始めてると思うんで楽しさは
忘れないでほしいなとは思うんですけど、それを共有出来る喜びを

<HASE>
現代の教育で1番それが大事だから。

<SALLY>
好きで始めたものを色んな人を巻き込んでコンテストに出てるわけだから、やっぱり他の人に対してのリスペクトっていうか感謝だったりとか、それが音楽だったり
作ってくれる人だったり、そういう刺激を与えてくれた人に、仲間だったり戦友?ライバル達にも色んな時を経て今の自分のダンスがあると思ってるんで。

そういう風に、なんか負けたから悔しいキーてなってると先に進めないから。
でもここに出てる時点でもうみんなすごい上に向いて歩いてってると登ってってると思うんですけど、やっぱりそういった意味で色んなところに感謝して気付けて
でHASEさんが言ってたように俯瞰で見れたりとかすると自分も楽しくって、且つ人も楽しませられるダンスになるのかなって思うので

でそれを仲間とシェア出来るってすごいダンスって素晴らしいなって思うから何に対しても振付1つ曲の選びから編集からっていうものも楽しめたらなんかここの子達もまた
変わるのかなって思うし。

せっかくやるんだったらやっぱりファンは絶対忘れちゃダメだよねっていうところと、まぁ1人じゃ頑張れないところをみんなだったら頑張れるっていうところと
1人で出てるけど戦いに出たら戦友がいるって言うのはもうそれは仲間なので
そこに気付いてこれからも楽しく、辛い事の方が多いと思うんですけど、楽しくダンス続けてほしいなっていうのが

ホントに色んな学びのが吸収できるのがダンスだと思うんで、はい、そんな感じですね。

<AC>
なるほど。

<HASE>
ここ4人は戦友じゃん、まぁ言ったら一緒に出てたんだから

<SALLY>
はい、めちゃめちゃライバル

<HASE>
そうだもん、確かに、共有した仲間だもんね。
でその場を作っていただいたのが

<SALLY>
あざす!

<MASA>
いや僕は。

<AC>
それではMASAさん。

<MASA>
もうそうですね4人のジャッジの方が言ったままだと思います。

(一同笑)

<MASA>
ちょっと角度は違うんですけど、僕なんか例えばできなかったことが出来るようになるのはまずダンスの、まぁ色んなダンスだけじゃなくてスポーツもなんでもそうですけど
ただ、ダンス、他のスポーツもそうですけど例えば1つのステップを覚えました、でもそれで出来たって言う子供達とそこからさらに磨いていくと同じステップでもやっぱり
またちょっと上がってったりとかする。

磨けば磨くほど1つ1つの動きにまた違った見え方があるとか、そういう1つのものを突き詰めることができる。
やっぱりそれって好きなものじゃないと続けられないじゃないですか。

だからそういう突き詰めれば1つのものもなんか例えば石もホントにダイヤモンドになるじゃないですけど、なんかこうすごくそういうのもなんか頑張れば到達できる
見れる世界があるって言うのも知れる良い機会なのかなって思ってます。

はい以上です。

<AC>
はい、ありがとうございます。

<HASE>
おっしゃる通り。

<SALLY>
本に出した方が良いと思う。
我々のコメント

<AC>
ほんとにこれは誰が1番聞きたかったかって僕が1番聞きたかったことなんでホントに得な立場だなーと思ってます。

はい、ということで今日皆さん1日ありがとうございました。

<審査員全員>
ありがとうございました。