ドラドラ2022 8th PERIOD

審査員コンテスト後インタビュー YAZAKI/SHINTARO/Mana PART1

※コンテスト後のインタビューは対談形式でMC ACがインタビュアーを務めました。


<MC AC=以下、AC>
はい、ということでドラドラ8回予選ジャッジお疲れ様でした。

<審査員全員>
お疲れ様でした。

<AC>
長丁場お疲れ様でした。
80組チーム、ソロ合わせてあって、かなりレベルが高くて大変だったと思うんですけども、色々とこれから聞いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

まずは本日の優勝の決め手というのをチーム部門だったり、ソロ部門だったり、まとめてというか教えてただけるとと思います。
よろしくお願いします。

こういうのはもう早い者勝ちですね。笑
ぜひ皆さんで話していただければと思います。

<YAZAKI>
U-12は優勝が引田天功みたいな子でしたね。笑

<AC>
(笑)
希月

<Mana>
あーソロ、はい、そうでしたそうでした。笑

<SHINTARO>
はいはいはい。笑

<YAZAKI>
僕はベージュのジャケットの黒ハンチングのグルーブ系のダンスをした女の子かな、KEOが、2位だった、僕はそっちを1位につけてたんですけど。
こういうの言っちゃって良いですか?

<AC>
大丈夫です。

<SHINTARO>
僕もその年代はいや、KEOちゃんじゃなくて僕はYUZって子でしたね。
一応2位を付けてたんすけど、賞入ってなかったんすけど良いフィーリングしてたと思います、めちゃくちゃ。

<AC>
はいはい。
でもその中でも優勝の決め手というと、今日全体的にでも良いですけどもどんなところでしたかね。
総評でもかなりその話はしていただいたとは思うんですけども改めてというか。

<YAZAKI>
みんな自信ありましたよね、全体的にはね。
1位2位3位くらいまではもうなんか玄人。笑

<SHINTARO>
僕もいくつかそうやって書いてあるところがあります、玄人だなっていう。

<YAZAKI>
やっぱそれはもう年齢関係なくそういうのはありましたかね。

<SHINTARO>
そうっすね。

<Mana>
迷いがないですね、動きに。

<SHINTARO>
そうっすね、ホントに。

<AC>
確かに動きだったり体のコントロールだったりとか、あとはステージに出ることに対する迷いのなさとか。

<SHINTARO>
そうっすね、1個やっぱレベル違うっすよね。
出て音楽をちゃんと感じて、ちゃんと表現をするっていうところまでいけてるか、頑張って踊ってるかの差でもあると思います、それは、はい。

<AC>
確かに。
やっぱ優勝、今日のレベルで上に突き抜けるにはそういうところが必要だったってことですね。

<SHINTARO>
そうですね

<AC>
なるほど。

では次の質問です。
今日入賞惜しくもしなかったけれども気になったダンサー、もしくはチームというのをお一方二組程あげていただけると嬉しいです。

<YAZAKI>
僕はOPENのチームのUPDRAFT、LOCKの。

いやまだスキルは全然すけどなんかあのまんまいってほしいなっていう。
シンプルだけど振り切った感じで、すごい良いLOCKダンスをしてたなーて。

僕がLOCKダンスなんで、今日ちょっとLOCKダンサーで良かったなっていう子が正直僕の中ではいなかったに等しかったので。
だからこの子達にはホントにあのままいってもらいたい、うん。

あれにだからもっともちろんレッスンだったり色々なものが積んでスキルを磨いて、だけど今持ってるあの純粋な感じを忘れずにやってもらえたらなーて思いますね。

<AC>
なるほど、OPENチームのUPDRAFTですね、はい。

もうどんどん出していただいて。

<YAZAKI>
あと1個あげなきゃいけないんすよね。

<SHINTARO>
僕はOPENのチームのdizzyはすごく良かったと思ってて。
単純に好きだったっていうのもあるんですけど、優勝してほしかったなーみたいな、上手だと思うんで。

自由が多いとか色んなのが作品を見てて色々思うことはあったんですけど、個々のスキルとかそういうものとかをもっと爆上げすればすごいことになりそうなんで
頑張ってほしいなって思ってます、はい。

<AC>
なるほど。

<SHINTARO>
あとU-15のソロの大河くん。

<Mana>
うん。

<SHINTARO>
ちょっとこねすぎたりとかはしてるんでバランスの見直しとかはめちゃめちゃ必要だとは思うすけど。
でも結構僕もソロっていうものを踊るっていう時には半年から1年くらいで結構全然違うものになると思うんすよ。

なんでこっから3年とかかけて多分何周も色んなことにこだわって何周も何周も多分してこの子のスタイルは出来上がってくと思うんで、また違うところに目を向けてちょっと
努力してやってもらったら新しい大河くんが見つかってそっちの方がすごいってなる可能性があるんじゃないかなーと思ってます、はい。

<AC>
おー、なるほど、持ってるものはすごく良いと。

<SHINTARO>
すごく良いです。
ただ、こねすぎちゃうんすよね。

<AC>
こねすぎる。

<SHINTARO>
こねすぎなんすよ。

<Mana>
こねるって言うんだ。

<AC>
それは体の使い方が、それともネタの作り方が?

<SHINTARO>
フィーリングの仕方が基本的にこねるとか、中側でイマジネーションわかせるっていうことが多い。
けど、それって本来めちゃめちゃ良いことではあるんすけど、アプローチの見せ方が常に体の中心からあるっていう基礎ではなく、もう応用ができる子なんで。

それが足元だったりとか、それが逆にストレートな見せ方だったりとか、いつも自分が見せてない見せ方のクオリティーを上げると多分とっつき方が変わると思うんで。
得意な曲調とかも変わると思います、はい。

<AC>
なるほど、新しい大河ということで。笑

<Mana>
私U-15チームのKalmia。

FREESTYLEと書いてあるけどJAZZのスキルがちゃんと2人ともあって、すごい見てて好きな、2人共表現力がすごくあって素敵だなーと思うんですけど、結構4、5回PUNKINGのような
仕草が結構度重なって出てきて。

もしかしたら彼女達の得意なムーブなのかもしれないんですけど、きっとあの表現力があってあの作品力があるともうちょっと色んな引き出しがあるだろうなと思っている。

思ってしまうんですけど、そうそう、だからそういう部分とかを曲の見せ場とかでおりゃーおりゃーおりゃーて3回やるのと、全体を通して あ、同じ振りが繰り返し来るなって思うのは
印象としては違うのかなーと思っていて。

作品も良い、表現力も素晴らしいっていう感じだから、それこそさっき総評で話してたようなちょっとした引っ掛かりみたいなところが、どっちも素敵なんですよ、音楽も素敵だし
作品も振付も本人達の表現力もめちゃくちゃ素敵だから、ちょっと変わったらめちゃくちゃ順位変わっていくだろうなって思うチームなので。

好きなんですよ、とっても、好きなので。

<AC>
U-15Kalmia。

<Mana>
はい、出してみました。

<AC>
ちなみにU-12チームとかどうですか?そしてU-12ソロ。
U-12から1名ずつ出たりすると嬉しいんですが。

<YAZAKI>
あ、僕はあれですね、DANCEHALLのリルバンガ。
あれホントにあの子達は4人?なんか5人なんじゃない?

<AC>
本来は5人です。

<YAZAKI>
そうだよね。
多分構成が明らかにちょっとおかしいなって、5人の構成じゃないかなって思って見てたんで。

<AC>
直前で1人出られなくなってしまったみたいで。

<YAZAKI>
やっぱそうなんだ、なんかそれがすごい感じて。
でもDANCEHALLでコンテスト出るって中々いないと思うんで、あの子達はちょっと頑張れって言葉あんま好きじゃないんですけど、挑戦してもらいたいなっていう。

全然踊り自体はもっと研磨すれば良いことできると思うんで。

<Mana>
うん、すごい良いエネルギーでした。

<YAZAKI>
あとは、だから恋をすることですね。

<Mana><AC>

<YAZAKI>
ああいうダンスだから、いや、ホントに。

<Mana>
でもそうですね。

<YAZAKI>
うん絶対的に。
セクシーさがやっぱまだ足りない、これセクハラになっちゃいますけど。笑

<SHINTARO><AC>

<AC>
ここはWAN-CHAN次第でカット入るかもしれないですけど。

<YAZAKI>
でもああいう、もちろんJAZZもそうだしああいうPUNKING、WAACKとかもそうですけど、女性、男性も色気が必要なHIPHOPだったりLOCKもそうですけど、そういうのってやっぱ
恋愛だったりそういうのもやっぱ必要だと思うんですよ、にじみ出るものって。

<AC>
ときめきだったりとかそういうところは。

<YAZAKI>
そう、特にDANCEHALLのダンスっていうのはもっとそういうセクシーな部分もちょっと、学ぶわけじゃないけど、自然に導いてあげれれば良いのかなって、教えてる先生が。
ここの使い方がやっぱね、ダンスになってなかったんで、ここから出る。

<AC>
振付というか

<YAZAKI>
そうそう、アイソレーションやってますって感じがちょっと出ちゃった、動けてるんだけど。
でも動けてるんだけどっていうニュアンスになっちゃうんすよね、うん。

だからそこをホントDANCEHALLのダンスっぽくしてフルのメンバーでまた挑んでほしいなって、スキルアップして。
それはすごい思いましたね。

<Mana>
それすごい思います、めちゃくちゃ。
DANCEHALLとか特に曲の内容も歌詞もちょっとピーだったりするじゃないですか。

だからこそ理解があったらもっと。
彼女達のパッションがめちゃめちゃ良かったからと思って。

普段こういうJAZZとか、ちょっとそういうセクシー系のジャンルだったりっていうのはコンテストで敬遠されがちなんですけど、私全くそれ思わなくて。

<YAZAKI>
うん俺も思わない。

<Mana>
コンテンポラリーとかだとどんどん脱いでっちゃうじゃないですか、JAZZとかもね。
極まるともうどんどん裸に近づいていくから、そこに対して別に。

<YAZAKI>
うんうん確かに。
あれは良くてこれはダメなのかって話ですよね。

<Mana>
そうですね。
そう、だからなんか。

<SHINTARO><AC>

<YAZAKI>
いやホントに。

<Mana>
そういう、あたし露出がダメって思って点数が付かないんじゃないっていうことを子供達にも分かってほしくて。

<AC>
うんうん。

<Mana>
今日のOPENで2位だった雛さんかな?もわりとセクシー系のジャンルだったと思うんです、HIPHOPですけど。

<AC>
うん、確かに、準優勝の。

<YAZAKI>
あー、はいはいはい。

<Mana>
ちょっと。

<YAZAKI>
ちょっとスキルもあったから。

<Mana>
ちょっとレゲエな感じもあって。

<YAZAKI>
うんうん。

<Mana>
そこに大人?大人さとスキルが合いまったので合致した感じがしたんですよ。

<YAZAKI>
そう。

<Mana>
だからそれってめちゃくちゃ、ただセクシーなだけじゃなくて、そこもスキルだなーって、普段めちゃくちゃ感じます。
入りにくいって思ってそう、子供達が。

<AC>
中身のあるセクシーさというか。

<Mana>
うんうん。
入賞しにくいと思ってそうだから。

<AC>
そうではない。

<Mana>
うん、そういう部分がめちゃくちゃ、さっきYAZAKIさんが言われたみたいに恋をしたりとか。

<YAZAKI>
うん、ホント恋をしたり、もっと遊んだ方が良い、うん。

<Mana>
あと悲しみを知ったりとか。

<YAZAKI>
ちょっとそういうのはある、やりすぎは良くないかもしれないですけど、なんか1つの、ダンスも、やっぱ表現なんで、内から出る。
そこをあの子達には健全な形でそれを学んでもらって。笑

そう、ダンスに活かしてもらえればなって思います、はい。

<SHINTARO>
確かに。

<AC>
なるほどー、リルバンガ。

<SHINTARO>
そればっかりだったんすけどね、自分達の時代は。

<AC>

<Mana>
ね。

<YAZAKI>
いや、モテたいとかクラブでナンパしたいからとか多分そういうのがやっぱあったと思う。
お酒はいっちゃうとみんなね、なんか野獣のようになるとか女の子もそうだったと思うし。

<SHINTARO>
だって踊ってる時にそういうガールズ系とかセクシー系とかのダンサーの子達とか見てやっぱ、うわーあの女の子良いなー、だけど自分のダンスしょぼかったら絶対無理だろうな
だからダンス頑張ろうだったと思うし。

今度ダンスで自分ちょっとイケてるかもって思うようになてきたら多分もっとモテたいとか、もっと自分だけを見てほしいとかってやっぱチームやっててもみんなが多分思ってたと
思うんで。

そこで自分なりのカッコ良さとかセクシーさとか分かんないすけどトライ&エラーとしてちょっとウィンクとかをしてみるわけなんですよ。
だけどそれでわかない時もあれば、あ、こういうの俺もその路線いけるの?みたいなのが開拓されて。

<YAZAKI>
確かにね。笑

<SHINTARO>
ちょっとアイドルっぽいわけじゃないけど研磨されてくこともあると思うんすよ、そういうところで。
だから多分モテるとかエロとかは大切ですね。

<AC>
自分の欲求というか、そういうところはやっぱり踊りをする上では人格も生活も乗るわけで、踊りに。
だから大事かなーとは。

<SHINTARO>
まぁそうっすね、はい。

<YAZAKI>
まあだからそういう映像を見せるとか、昔の文化でこういうのがすごい、私達はこれを見てやったんだよみたいなのを生徒に見せるとか。
そういうのも1つの手かなと。

<AC>
知ってもらう、そういう知識を。

<YAZAKI>
そうそう。
まぁ夜行くわけにはいかないからね。

<AC>
そうですよね。

<YAZAKI>
今は色んな手段があると思う、YouTubeだったり他にも動画あると思うんで、そういうの見せれると思うんで。

<AC>
知ることで変わるっていうか。

<YAZAKI>
うん、と思いますね。

<AC>
なるほど。
最後にU-12ソロはいかがですか?

あとそこだけだと思うんすよ、入賞してないけども気になったダンサーというのは、1名だけで大丈夫なのであげていただけると。
SHINTAROくん誰かいますか?

<SHINTARO>
最初YUZちゃんを言ったんですけど、もう1人言うんだったらMOMOAちゃん。

<Mana>
あ、あたしも思いました。

<AC>
19番U-12ソロの1番最後に踊ったMOMOA

<SHINTARO>
はい。

<YAZAKI>
金髪のね。

<SHINTARO>
この子上手だったな、まぁ惜しいんすよねー。

<AC>
惜しい。

<YAZAKI>
そ!なんかね、ちょっとしたあれだよね、あの子は。

<SHINTARO>
はい、そうっすね。

<YAZAKI>
オシャレだし空気感持ってるから多分何か、なんかそう惜しい。

<SHINTARO>
あと3ヶ月から半年くらいでもう1、2個上に上がれてんじゃないかなーて思う、そんな感じなんですよね。
ただ、そのもう少しは多分僕らが言って気づくとこよりかは、自分で肌感で感じて僕らが言ってることと全く違うことでも良いんで自分が感じたものちょっと努力すればすぐ縮まる。

そのなんかなーていうとこだと思うんすよ。
だからこの子は自分で変われる気がします。

<YAZAKI>
なんかハマったら化けそうですよね、あの子は。

<SHINTARO>
うん、そうそうそうそう。
そうですそうですホントに。

そういう子多くなかったですか?他も。

<YAZAKI>
多かった多かった。

<SHINTARO>
他もホント多かったっすよね。

<Mana>
U-12のソロは結構そういう傾向に。

<SHINTARO>
惜しい、惜しいんすよね。

<AC>
惜しいっていうところが。

<Mana>
あった気がする。
なんかベースかっこよくて、きっと新人戦とかだったらポンポン勝ってるような子なんだろうなって。

<YAZAKI>
そう、確かにYUZって子とかもそうね、ノーチカの子ね

<SHINTARO>
そう、ノーチカの子っす。

<Mana>
そう。

<YAZAKI>
雰囲気は。
なんかあとちょっとなんだよね、みたいな。

<SHINTARO>
そうなんすよ、あとちょっとなんだよなっていう、そうなんすよね。

<Mana>
うんうん。

<AC>
なるほどー。

<Mana>
そう、あの11番のモアナみたいだったmeimi→ちゃんとかもパッションめちゃくちゃ良くて体もきく。

<SHINTARO>
コントロール。

<YAZAKI>
ちょっとアフリカンみたいだった子。

<Mana>
そうです、そうです。
だから別に選曲も悪くないし。

ちょっと衣装が変わったりとか、ちょっと抜きがあったりとか、そういう少しの差っていうのが拮抗してた気がします、12のソロは。

<AC>
あとちょっと、へー。
でもそれはまぁその部門に出てた子達にとっては朗報なわけで。

<Mana>
そうですね。

<AC>
あと一歩で惜しいところがあったっていうのは。

<Mana>
うん、だからすぐひっくり返りそうな順位だなって、12のソロは。

<YAZAKI>
うん。

<AC>
うーん、なるほど。

<Mana>
思いました。

<AC>
ありがとうございます。

 

<PART2へ続く>