MACHIDA CUP vol.10

インタビュー

KAZU

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■総評

お疲れ様でした。
選ばれなかった方たちも、良かったなと思うチームがいくつもありました。

U-15では「185」すごく良かった!
お母さん来てる?どこ?お母さん達見てみたかった。なぜかって言うと、 頭(髪型)大丈夫?学校怒られない?今日だけ?そっか(笑) お母さんもこんな感じだったら「あ、お母さんにやらされたのかなぁ」って思ったんだけど、お母さんはちゃんとしてるのに子どもがこうだからねぇ、すごく可能性を感じます。

U-12では「BUCK WILD」とか良かったですよ。あと「J.K.P」、すごく生命力を感じた、すごくいい雰囲気を出してました。 本当にいいチームが多かった。

今日子供たちを見て思ったのが、空気感ですね。 出てきたときにスキルだけじゃなくていい空気を送ってくれる人。 たまにスキルは良いんだけどちょっとどよ~んとした空気がくる感じとか、ね。
やっぱり見てる人も人間なんで、そういうのは踊りを見て敏感に感じると思います。なんだろう。受けるイメージかな。自分たちのやってきたことを楽しんだ!っていう気持ちだったり、今日ここで自分を表現、発散するんだ!っていう気持ちがね、こう風に乗ってね、さらっていくと思うんでね。

普段から人間性も鍛えていかないとどよ~んとした空気が出てしまうのでね。 そんなところも鍛えていったほうがいいかと思います。みんな良いことしようね。そんな感じです。

あと最後に、OPEN部門で優勝した「ABANDON」、すごくクリエイティブで良かったと思います。 始め出てきたときに「あ、あの手の感じね」って少し俺は思ったんだけど、でもそのあとすごくリズムとグルーヴを感じたんで「お、イイネ、イイネ」って2回書いちゃいました(笑)大体一回なのに。(笑)

そんな感じです。皆さん最後まで長い間、応援本当にご苦労様でした。 ありがとうございました。

■優勝チームのよかったところ

<ソロ部門…1ppei>
みんな他の子がルーティーンを作り込んで選んだ音楽に当て込んで踊っている中、彼だけは音だけ覚えて自分の中で踊った、それがいい方に繋がったんじゃないかなと思います。 中から出てくる新鮮なものが皆に伝わったんだと思います。

<U-12部門…BUDDY★HEAD$>
全体的に構成と振りの力加減、強弱も良かったしステップからの流れとか構成・チームワークも良かったんじゃないかなと思います。

<U-15部門…IRiS>
とにかく自分の中で感想が、ダンスがうまい!うまいなって。 グルーヴ・リズムとか色々ありますけど、踊り自体がとにかく踊り込んでいて洗礼されていてうまさが出ていた。 この年代でうまいなって感じられる人ってなかなか少ないと思うんでね。 その部分がよく出ていて優勝に繋がったんじゃないかなと思います。

<OPEN部門…ABANDON>
彼らはクリエイティブで、しかもあーゆう似たようなスタイルは見たことあるような感じではあるんですけど… その中にグルーヴ・リズムを感じられて、あーゆう中からそれを感じさせるような展開に持っていくのはなかなか難しいんですよ。 そこはすごい出来ていてびっくりしたというか、自信を持ってオリジナルな方向に持ってってるんでね。 日本だけじゃなくね、海外にも見せてあげたいなっていうね、そんなようなオリジナル性を感じました。1番印象に残ったチームでした。

■入賞しなかったけどよかったチーム

<ソロ部門>
「△〇↑」
「#TOMOYA#」
空気がすごく良かった。 賞には入れなかったですが、ソロ部門の中でこの2人は僕の中ですごく良かったと思います。

<U-12部門>
「Tight Shawty」
空気がすごく良かったです。

「BUCK WILD」
ここもイイネイイネ、ソウルをすごく感じました。

<U-15部門>
「185」
先ほども言いましたが、すごく可能性を感じるんですね。 ストリートダンスの根本的な、なんていうんだろうな…こう、粗削りなんだけどもパワーがある、みたいなとてもストリートのパワーを感じました。 賞には入れなかったけれども、これからが楽しみなんじゃないかな。 可能性を秘めてるチームだと思います。

「Under goes」
楽しい感じの、いい空気を感じました。

「J’scream」
華がある。衣装も良かった。 見ていて華やかでね、ファ~っとなる感じでね、良かったです。

「DANK-U」
リズムの見せ方が良かった。

<OPEN部門>
「Rather Liberty」
シンプルなんだけど動きがなめらかで、最後までグルーヴを感じられました。

「UPGROUND」
「FAB」
そのままクオリティを上げていけば、もっと上位に食い込めると思います。