MACHIDA CUP vol.16

審査員インタビュー

MIZUE

 

■総評(U-12部門)

お疲れ様でーす、MIZUEでーす。

皆さん結果を受けて色んなことを感じていると思いますが、
この状況の中で自分の中でどのくらいどんなダンスがこのステージの上で出来たかなっていうのがまず1番の結果なのかなと思いますので
この1位、2位、3位とか数字の結果も大事だし、自分のここで踊ってみてどうだったかの結果と照らし合わせてぜひ見てほしいなと思います。

今KAZANEが言ってくれたように私も少し似たような部分を感じたんですけども、やっぱコンテストの振りって何回も練習するじゃないですか、何百回も、毎日踊って。
やっぱ本人達があきてるんですよねステージの上で、それに。

1つ1つがダンスが伝わってこないって多分私が思うに飽きから来てるんですよね。
自分が心躍らないとジャッジの心も躍らされない、これが多分敗因になるんじゃないかなと思うので、やっぱ今一度。

でもそれってすごい難しいんですよ。
毎日毎日踊ることを飽きない、難しい、でもその難しいことをクリアすると絶対誰よりも1個上の心を持てるようになるので、人によってこれをやると飽きないってのは多分違うから
私がこうやると良いんじゃない?っていうのは答えをみんなに差し伸べてあげあれないんですけど。

飽きないように踊るってどういうことなのかをぜひ次みんなが踊る時に見せてくれると、おぉなるほど良いダンスをだなっていうのがシンプルに伝わってくると思うので、
次はみなさんのそのダンスが見れるのを私は期待しています。

皆さん12歳以下なのでまだまだ成長中で今頑張ってるところだと思います。
音楽とダンスと、すごく大事な部分でそれがしっかり重なって飛んでくることが大事で、12歳以下なので振付してもらってる子も多いと思います。

その先生がやりたいことと自分達が思ってやってることがズレるとやっぱりそこもしっかりジャッジに伝わってこないので、先生が子供達をどういう風に見てあげるかも大事だし、
子供達が先生の振付をどう理解するかも大事。

それをどう親御さんたちが見守るかも大事で、多分この3つのバランスってすごく大事なので、ぜひそれをまた考えてコンテストにめげずに挑んでもらえると、まだまだみんな
12歳以下だから、未来しかないから。

みんなは今スポンジみたいな感じで全ての負けも勝ちも全部吸収して良い方に向かえると思うので、良い未来を築き上げて頑張ってください。

お疲れ様でした。

 

■総評(U-15チーム部門、OPENチーム部門、OPENソロ部門)

はい、お疲れ様でしたー。

全部門に関して思ったことが結構1つ大きくあったので、細かいことはKAZANEちゃんがいっぱい言ってくれたので分かりやすく言うと、
皆さんもうダンスは長くやられてる方が多かったのかなと見てて思いました。

やりたいもの好きなものがしっかり決まっていてこのステージの上で表現して踊っていた人が多くて、なんだかすごい自分と違う感覚を持ってる人達もいっぱいいて
すごい面白かったです。

ただ、1つみんなにアドバイスが出来ることがあるとするならば、例えばこれが好きで…の他に、で、はい、っていうのがすごく見たかったかなと。

わかりやすく言うと、じゃぁ例えばKAZANEちゃんの良いところを、チームで言うと3分踊るから3分で説明してくださいって言われた時に
KAZANEちゃんダンス上手いです、しか言わなかったらもったいないですよね、っていう感覚です。

じゃぁ例えばKAZANEちゃんダンス上手いです、別に好きなもの1つでも良いんですよ。
好きなもの1つなのがダメなんじゃなくて、その3分でどうKAZANEがダンスが上手いかを説明できるか、KAZANEちゃんは努力家なんですよ、世界大会にも出るけど、日本の大会、
日本の国のこともリスペクトしてるんですよ、とか。
別にダンスが上手いことって色んな角度から説明出来るじゃないですか、そんな感覚です。

好きなものをただポーンと放り投げるだけじゃなくて、その好きなものをどれくらい好きか、それを3分使う1分半を使う、それだけで良いと思うんですよね。
シンプルで良いと思います。複雑で良いと思います。

ただ、伝えることがホントに大事なのがコンテスかなと思ったので、そこを今一度シンプルに考え直してもらうときっと伝わっていくのかなと思いました。

でもやっぱり感覚とかセンスも磨いていくっていうのはすごく大事なので、こうやって皆さんが足を運んで直接見るっていうことは絶対に自分の感情に
何か思いが触れるからすごく意味があったことだと思うんですよね、結果が繋がってこなくても

なのでぜひ自分で感じることを忘れないで私もダンスをやってこうと思ってるので皆さんもその感覚を、少しでも私がアドバイスとして皆さんにできるならば
その感覚をちょっと分けたいなと思って話しましたのでぜひやってみてください。

もちろん、そういう部分が長けている子達もたくさんいました。
正直、このブロックの前半に子供達U-12見させていただいたんですけど、上手いのはもしかしたら子供達かもしれない。
だけど面白かったのは私ダントツでこっちだったんですよ。っていうことは感覚なのかなぁって。

やっぱ生きてくのが長ければ長いほど色んなこと感じれるから、ダンスだけに別に執着しなくていいと思うし。

例えばこうやって1個ずつ席に貼り紙(蜜を避けるため1席ずつ貼紙をしている)してあってパッと見た時に綺麗だなって思うのか、わースタッフの人すごい頑張ったんだなって思うかって自分の感性の違いじゃないですか。

そういうのが多分ダンスでも出てくるから、同じダンスの踊り方でも絶対その人が踊ることで全然違うダンスとして前に出てくるから諦めないで自分を持ってダンスし続けてください。

お疲れ様でした。