MACHIDA CUP vol.16

審査員コンテスト後インタビュー

SHINJI/MIZUE/KAZANE
(インタビュアー AC)

※コンテスト後のインタビューは対談形式でMC ACがインタビュアーを務めました。

<MC AC=以下AC>
皆さん1日お疲れ様でした。

<審査員全員>
お疲れ様でした。

<SHINJI>
とりあえずOPENソロ部門eigh10の早取りがちょっと良くなった。

<AC>
いきなり!笑

<SHINJI>
ソロでは順位付いてたのかな。

<MIZUE>
それ多分ぶちのめされてましたよね、(チームで)優勝したのに(ソロで)俺入ってない、ということは…ですもんね。

<SHINJI>
OPENチーム部門Freihightではどっちかって言ったら女子達が引っ張ってた感はあったよね、おとなしくしてたから。

<AC>
今Freihightさんの名前が出ましたが、全体を通じて今日の優勝したチーム、ダンサーの大きな勝因、要因みたいのは皆さんそれぞれどんなところにあったのかなぁっていうのが
お聞きできればと思います。

<SHINJI>
自分は気持ちのインパクトというか大きさと、それとはまた逆にその中でも余裕さがあったり、遊びをしてたりする子は勝ってるかな、チームも。
多分キッズの子達は実際相当練習した後に先生がここは自由で良いよとか言ってあげてるんだと思う、そこはあえてふざけちゃっていいよとか、そういうスパイス的な感じで。
恐らくそういう作り方をしてるんじゃないかな、1度多分思いっきり練習させてみたいな。

<MIZUE>
なるほど。
間違いなくチーム力が無いと上には上がれないのかなっていうところは、勝てないのかなって言うのは、だから1位取ったところはチーム力はキッズにしても
大人にしてもあったと思いますし、ソロに関してはやっぱりスキルの安定感っていうのは、見てて不安が無いというか1分半が本人のものになってるかなっていうのは
スキルは1番安定としては大事なところですよね。
あとはプラス独創性だったり個性だったり、どうでしょうKAZANEさん。

<KAZANE>
そうですね全体的にでしたら、チームでしたら自分達の強みを分かってるかどうかじゃないかな、もちろんスキルとかもありますし、でもスキルとかは練習をしたら
付くものだとは思うんですけど、多分自分達の強みって自分達で分かろうとしないと分からないっていうか。

それはどこから見つかるか分からないですけど、分かんない遊びから見つかることもあるだろうし、練習から見つかることもあると思うんですけど、
でもそこが多分チームの中でズレちゃうと結局何が見せたい、伝えたいのかが分かんなくなっちゃうかなって言うのは感じました。

<AC>
ありがとうございます。
では続いて、入賞しなかったけど気になったチーム、ダンサーがいればポイントも含めて教えてください。

<MIZUE>
さっき3人で話してたHOUSEのチーム、女子3人の、U-15チーム部門Flava。
あそこはもうホントに作り方次第で全然入賞できた感覚ですよね。

<SHINJI>
実力は相当あるの分かった、伝わった。

<MIZUE>
すごい良い例じゃないですか?実力あるのに勝てないって。
狙いすぎて裏返ったって感じですよね。

<KAZANE>
まさに。
もう少し素直に踊って、あの曲聞いて素直に踊ったら多分バッチリ。

<SHINJI>
でもみんな経験してる、それは。
俺もそう、絡まっちゃう、絡まっちゃってるんだよね多分。

<MIZUE>
そこ通らないとそれ以上にはなれないから正解ですよね、逆に言うと。

<SHINJI>
そうそうそう。
みんなそれは経験済みだけどみたいな。

<KAZANE>
多分自分達で気づいた時にすごい変わる。

あと個人的にはU-15チーム部門の2番に踊ったCamtypas。
Camtypasの子達も上手だったんですけど、この子達だったらもう1個可動範囲大きく動いたらもっと良くなるかなって言うのが。

<SHINJI>
そう、かっこいいんだけど、もう…違う、今までガシッとしたのを見てたから、多分ネタ変わってて、おそらく変わってて前回見た時よりかは弱かったのかなっていう感じはあったかな。

<KAZANE>
すごい個性とかもあって。

<SHINJI>
前回スーパーキッズで見たんだけどネタ違かった気がするんだよな、衣装は一緒でみたいな、わかんないけど。

<MIZUE>
U-15チーム部門のASTERは上手いんですよね、。
上手いしチーム力あるのになんか足りない感じが、自分達でその何かを見つけてくれたら、さっきKAZANEが言ってたみたいな自分達しかない強みが出て来たら無敵になるタイプだなぁ
っていう。

でもこのまま頑張り続けてたら見つかる感じがするから変にひねっていくよりこのまま頑張り続けるのが1番ベストなのかなぁと思う。だから今耐え時。
多分優勝できなくても耐え時で自分達信じて頑張ってほしいなっていう。

<KAZANE>
私そのASTERで思ったのがキッズ、小学生の頃からASTER知ってるんですけど、多分小学生の時は小さくて、でもめちゃくちゃ大きく動けてみたいのが
もしかしたら強みというかキャラみたいなのがあったのが、大きくなってその見せ方じゃなくなった時のもしかしたら今そこなのかもしれないなって。
上手いの前提で、次!みたいなのの多分枠にやっと入ってきたんでこの子達が、そういう風に感じました。

<SHINJI>
指先が気になった、ポイントじゃなくて普通に踊ってる時の指先が、文字じゃ伝わらないけど。

<MIZUE>
クセですよね。

<KAZANE>
それハウサーもめちゃくちゃいるんですよ。

<MIZUE>
子供のもしかしたら癖なのかもしれないです、JAZZもいます。

<SHINJI>
固まっちゃうんだよね。

<KAZANE>
調べたんですよ、これなんだろと思って調べたら、人間が楽な姿勢らしいんですよ。

<MIZUE>
赤ちゃんってお腹いっぱいになるとこうなるんですよ、多分その本能のままに踊ってる。

<KAZANE>
逆に意識してないとこうなっちゃう。

<MIZUE>
こうなるって言うのは指が固まって不自然な形になるっていう感じですよね。

<SHINJI>
だからポイントしてる手あるでしょ?左手がしてました、右手こういう感じなんだよね。

<MIZUE>
右手が不自然なポーズに感じになる。

<SHINJI>
パドブレのときもこういう感じだったから、指がすげぇ気になった。

<AC>
フレミングの法則の手って言ったら伝わりますかね。

<SHINJI>
ホントなら直接言ってあげたいっていうくらい良かったからね。
良かったからこそ細かいところが気になった。

<MIZUE>
OPENチーム部門monolith。
ここはやりたいことがはっきりしてるけど、プラス何か出てきたらあの男の子達2人がもっとかっこよくなるのにっていうところなんで、自分探しの途中だと思うんで
そのまま探し続けてもらって。

なんか難しいな、なんて言ったら良いのかな、好きなものしか追ってないとこうなるんだろうって思う。
だから自分達が興味ないもの見てみると感覚変わって良いと思う。

<KAZANE>
いや、間違いないと思う。

<AC>
食わず嫌いをせずにというか、そんな感じですかね。

<MIZUE>
そう!そんな気がする。
例えば分かりやすく言うと、良いモノしか食べてない人って屋台の焼きそばの美味しさ分かんないじゃないですか、そんな感じ。

<KAZANE>
若い頃にその感覚になっちゃうのもったいないですよね、若い頃って色々…。

<AC>
ガッツリ他のジャンルやらなくていいけど色んなもの見て聞いて体験してみて…。

<MIZUE>
そうすると1個のダンスのカッコよさが増すと思うんで。そんな気がしました。

<KAZANE>
私JAZZじゃないんで自分の観点なんですけど、U-15チーム部門grels。
私個人的には前半好きだったんですけど、後半すごいもったいないなって思っちゃいました。

多分好きな曲で踊ってるんだと思うんですけど、曲が変わったけど表現の仕方が変わんなかったのが、なんかずっと詰められちゃってこっちが見る余裕がなくなっちゃった。

<SHINJI>
あぁ隙が無かったんだね、そういう系ね。

<KAZANE>
隙が無かったんですね。
自分達の踊りをすごい客観的に見たらまたちょっと変わるのかなと思いました。
多分やりたいことをいっぱい詰めていっぱい詰めてドーンみたいになっちゃって。

<SHINJI>
点数はね普通に高かった、個人で付けた点で。

<KAZANE>
スキルも別に私が見た感じ別に下手とかっていう感じもなかったんで、上手かった。

<MIZUE>
惜しいよね、全体的に。
多分作品の作り方の勉強をすると自分達のスキルが生きるかもしれないですよね。
音楽の選び方、好きなものを全部重ねたら最強になるわけではない足し算の難しさを学んでる途中なのかもしれないですね。

<SHINJI>
U-12チーム部門Minouっていうのが、やってることはかっこいいからもっと個々に体を鍛えてというか運動神経がもっと良くなると。
動きとかはすごいかっこ良かったんだけど、身体能力がもっと高くなったら強いかなっていう、踊りというよりかは。

ソロはU-12だったら3番のBeri-ちゃんはもっと見たかった、短かった気がする、多分1分くらいで終わってんじゃないかなあれ。
1分半は絶対やってないと思う、あれは。

<KAZANE>
短いと思いました。

<SHINJI>
ね、めっちゃ短かったよね、もったいない。
短いから、ちょっとそこで結果なっちゃったみたいな、もう少し見たい。
時間ギリギリまで使ってほしいって書いても良いかもしんない、そんな感じで。
多分1分で切れてると思うんだよな、あれ。

<MIZUE>
あとU-12ソロの望恵ちゃん、FREESTYLE JAZZ踊ってた子なんですけど、JAZZってほんとにいろんなスタイルがあるし、感じ方があるけど、ちょっと音がBGMすぎて
多分ストリートダンサーの人がジャッジで勝っていきたかったら自分の感覚をもうちょっと勉強していかないと音楽とダンスのリンクする部分がちょっと少なすぎて。

スキルもあるし技術を音で活かせてないのがちょっともったいなかったかなっていう。
せっかくこういうコンテストに出るから、いろんな感じ方を学べるチャンスだと思うので、例えばJAZZだけのコンテストだったら通用する順位でも
ここのコンテストに入るとちょっとまた感覚のレベルが違ったりするじゃないですか。

そういうのをぜひ今日ので学んで次に活かして作品を作ってくれたらもっと自分の違う道も開けて良いかなと。
今がダメなんじゃなくてもっと色んな道があることをぜひ見て学んでほしいなって思いましたね。

JAZZの子結構多いですよね、コンテ系だったりホントにモダンジャズとかだとBGM感で体を動かすとなかなか順位に食い込めないから。

<SHINJI>
世界観的なやつでしょ?入り込んで、あれムズイよね。

<MIZUE>
難しくないですか?ジャッジの仕方。

<SHINJI>
うんむずい。
でもやり切ってたりしてて空気を掴んだなと思ったら結構評価する。それがざわざわってなるかは…。

<KAZANE>
感情みたいなのたまにわざとすぎる子もいますよね。

<SHINJI>
そうそうそう。
おぉーみたいな感じだと良いんだけど、子供らしさを残しつつの方が良いと思うんだよな、若い時は。

俺全然関係ない、これ書かなくていいんだけど、15年くらいジャッジやってて、キッズがやる口紅濃いーやつあんじゃん?
あれがどうしてもかき氷のブルーハワイとかを食べた後にしか見えないんだよね、あれでプラスになった子達をあんまり見た時がないというか。

<MIZUE>
なんか身の丈に合ったものをっていうところがありますよね。

<SHINJI>
キッズのソロの1番の子はもっとすごかったけど、口が。

<MIZUE>
そうですよね、口だけじゃなく、

<SHINJI>
あれはもう塗りすぎてたから違うあれで見れたけど、なんかあの紫色のやつね、俺はだけど、男としてだけど、普通になんかもったいない感じがするんだよなっていうのは。
けど何回か言った時あんの俺、言った時あるんだけど、あれはもうファッションのあれで。

でもコンテストで1度もプラス、それがプラス、良いって思った時が無いんだよね。
だから自分の中で消すしかない、その踊りが良かった場合ね。

<MIZUE>
そういう感じ方のジャッジがいるのは絶対確かだと思いますしね。でもそれはすごいなんか理にかなっていると思う。
子供だから普段毎日化粧するわけじゃのに、やっぱ塗られるから不自然じゃないですか。

不自然なものってダンス以外の影響を脳に与えてくるじゃないですか、私達に。だから別のことを考えさせる隙を持たせちゃったからそれでNGなのかなって、その瞬間。
ダンスが見えなくなっちゃうので、その1つなんですよね、SHINJIさんは。

<SHINJI>
うん、感覚も変わってくるからあれだけど。
だって5、6年くらい前からOKだけど、10年前はTシャツインだったらやばかったじゃんHIPHOP、そういう感じだよね。
それも徐々にじゃん、あったじゃん、これ今良いんすよーみたいな。

そういうのを経て今自然だけど、そういうのもあるのかなとは思うけど、感覚が、でも慣れないね、っていう感じなの、子供にはね。それ似合う子と似合わない子といるから。
それも多分ファッションの1つなんだろうけど、似合ってないと駄菓子屋にいる子にしか見えないから。笑
っていう人もいるっていう。

<AC>
ありがとうございます。

ちょっと総評の中で気になったワードがあって、「遊び方」っていうもの、「ダンスで遊ぶ」。
子供達はコンテストに臨む上で先生の伝え方で差が出てくるかもしれないですけど、
レッスンの中で遊ぶ感覚を養うってどういう風にやったらいいのかなーっていう僕個人の疑問でもあって、教えていただければと思います。

<SHINJI>
1番早いのはもうノンストップで10回ループさせるとか。
その振りを2分半、2分でも1分でも良いからショーの振りをとりあえずぶっ倒れるまで永遠ループでやると段々アドレナリンが出すぎてふざけてくるから、
それが俺が10代の時、それでビデオ撮っとくの。

段々笑いに走ってったりとか本当の自分が出てくるから、倒れるまでやれっていうわけじゃないけど、エンジンがフル回転で振り切った後、
2回、3回終わった後くらいにもう一回フルでやるっていう。

<MIZUE>
限界を行けってことですね。

<SHINJI>
そうそう、その時に見えるところだと早いかな。そこに行った時に勝手に出たやつ。
作ってるのってすぐ分かるから、今アドリブで出たなみたいな。

遊びっていうのはそういうことで、音遊びとか、その空気で遊ぶってことね。
例えば誰かが帽子を落としてそれをいじるとか、子供にはそれは無理かもしれないけど、そういうくらい、それが遊びだから、そういう場の空気をちゃんと。

<MIZUE>
私もしかしたらSHINJIさんと180度真逆なんですけど、子供達にコンテストの振りガッツリ作ったその曲を練習中に急に流して はい、全部自由に踊ってください、
でコンテストに付けた振りを一切入れないで、私の振りとかを入れずに自分の感覚でこの音じゃぁ踊ってみてって言った時に初めて遊びが生まれますね。

自分の感覚で初めてコンテストの音がメイクされるから、それで あ、自分の心のダンスはこういうのなんだって本人達が理解して、じゃぁソロの時そういう感覚で踊ったら
自分の良さ出るじゃんとか。

自分が好きに踊りたい時にその感覚で良いんじゃないって、別に私の振付じゃないんだよ、自由の遊びのとこで自分の好きなままに踊りなよって言って
コンテストで踊り慣れた曲を自由にすっごい踊らせますね。
で感覚を磨かせて理解してもらうっていうやり方で遊びは教えてるかもしれない。
だから、自由と不自由を極端に与えますね、っていう感じです。

<KAZANE>
いやぁなんか2人ともわかります。
自分も、まぁHOUSEっていうのもあるんですけど、結局HOUSEってショーケースっていうよりセッションとかが良いんですよ、やっぱり、ワクワクするのって。

そこの楽しさを知ってる子がショーケースやるとすごい良い踊りになるんですけど、ショーケースだけをやってる子ってフリースタイルになった時も
ショーケースみたいな踊りになっちゃうんで。

これは私の生徒っていうより自分がLUCIFERの時そうだったのが勝手に自分達がめちゃくちゃアーティストみたいな感じで はーい2階席の人~とかって言いながら
踊ってみたりとかして、て感じで遊びながらやってたんで。

遊びをなんかやるっていうよりかはシチュエーションとかをめちゃくちゃ、じゃぁ今コンテストだけど、もうお客さん全員自分らのファンだと思って踊ってって
言ったらなんかこう勝手にテンション上がっちゃうとか、どっちかっていうと自由にっていう部分をすごい大事に。

だから、すごい苦しそうに踊ってんなって思ったら1回セッションしよっかみたいな、じゃぁ縄跳び持ったまま踊ってとか棒持ったまま踊ってとか
そのフラフープの中だけで踊ってみたいな、そういう振付っていう概念から一回外れると。

<MIZUE>
ダンスに縛られ過ぎると自由なんてこれくらいしかないですよね。
だから別にダンスじゃなくったってダンスになってくっていう感覚なんでしょうね、みんな、遊んでくる。

<KAZANE>
でもこの限界まで行くとちょっと狂うみたいなのは私すごい分かります。
バトルとかで延長、延長、延長みたいになって。

<MIZUE>
深夜練と同じくらい。笑

<KAZANE>
とんでもないことするなぁって。

<SHINJI>
ぶっ壊れるところまで、で体に入るわけじゃん。

<MIZUE>
心が1番強くなるのは確実この方法ですからね、メンタル面。

<SHINJI>
1番体力ないんだけどね、チームの中で1番。
男同士だったら例えば普通に深夜練の後とかさ、パンツで踊ったりとか。

<MIZUE>
え、女子でもそれやりますよ。

<KAZANE>
LUCIFERもやってました。

<SHINJI>
そういう空気感ってチームで大事なの。
そのチームでしかないことだから、あんま小っちゃかったらあれだけど、ある程度までいったらやっぱりメンバーだけで集中させることもあっても良いかなって思う。
小学生にやれとは言わないけど、多分中学生の男の子くらいだったらやるんじゃない?

<MIZUE>
いけてるチームって練習の時やばい面白いですよね、ホントに。
上手いチームほど練習すっげぇ面白いですよね。

<SHINJI>
そこはでかいんだと思うよ、多分。

<MIZUE>
ただただ真面目にやってるだけじゃ得られないものを知ってますよね、みんな。

<AC>
ありがとうございます。

もう1つ今日総評の中で例えばU-15とかOPENとかで年齢が上がって来るにつれて体がきかなくなるっていうお話が出たんですけど、
体をしぼるとかじゃなくて使える体にしていくために何かみなさんが大事にしてることとか大事にしてきたこととかがあれば男性目線、女性目線両方お聞きしたいなぁと思います。

<SHINJI>
まぁストレッチくらいしか思いつかない。

<MIZUE>
私これ声を大にしてオススメしたいのがマジで裸で踊るの最高ですよ。

(一同爆笑)

<MIZUE>
え、私マジでそれで自分の体を教えてもらってる感じですね、基本お風呂場なんですよね、練習するのが。

是非お風呂1人で入るタイミングがある子はあんま自分の体をジロジロ見るっていうよりも形として見るだけで、あ、こう動いたら面白いとか、今の自分をただ受けとめてるだけで。

<SHINJI>
動きの確認を裸でした方が良いってことね。

<MIZUE>
最強に細かく見えるんですよ、服着てるよりごまかせないていうか、ピッタリ服を着るよりも確実に100%にシルエットが見えるから。
女の子ってホントに日に日にホント月替わりって言って良いくらい体型が変わるから、今の自分を受け止めるのが大事なのか、自分の理想に変えていきたいのが大事なのかは
人それぞれですけど、私はそうやって自分の体型を受け止めるか あ、なんかちょっと太りすぎたなとか あ、なんか瘦せすぎて体気持ち悪いな踊り方、自分の感覚的に
って思うとそこでコントロールして確かめますね。

あとは踊りまくって体力付ける。使う筋肉が、もちろん筋トレもしましたし、走ってたし子供の時も、でも結局ダンスで使う筋肉ってダンスでしか養えないところもあるので
それ以外で補う必要もありますけど、踊りまくって筋肉つける、細かいところはひたすら裸で練習してました、てかしてます。
なう。かな、進行形ですけど。

チャンスがあれば意外に病みつきになるので、みなさんやってください、男性もぜひやってみてください、ホントに。

<SHINJI>
誰かに見られた時。

<MIZUE>
ただおっきな動き一切できないですよ?笑
おっきな動きは裸はちょっとNGですけど、そんくらいのおっきなお風呂に入ってる人達は出来ますけど、残念ながらうちはそこまでめちゃくちゃ大きいお風呂ではないので
細かいとこに関してのアドバイスです。

おっきいところに関してはじゃぁKAZANEさんが。

<KAZANE>
どのダンサーの世代でも絶対体幹は必要になるんでそれはあれですけど、結局その体が動かない時に動かないからじゃぁこんくらいで良いやが多分積み重なると
体動かなくなってくるので、その普段踊ってる、1個レッスン受けるのもちょっといつもより頑張って沈むとか、ステップとかもいつもよりこうするとか、JAZZとか
WAACKやってる子はいつも手こんくらいなのにちょっとここまで出すとか、その1個の意識を自分で出来るか出来ないかで変わるんじゃないかな。

何かをやるからっていうよりかは、そういう風に練習とかレッスンを受ける時に意識してれば勝手にその体で動くのが得意になるのかなって思って。

HIPHOPとかだとやっぱりRUSH BALLの2人とか、KYOKAとかMAiKAとかの生徒って別にセンスとか関係なく体すごいきいてるイメージがあって。
それとかって多分1個限界まで動かせってのをやってんのかなみたいな、すごいトレーニングをやってるとかじゃなく、そういうのを感じるダンサーとかもいるんで、
なんかそこを、でも絶対しんどいと思うんですよ。
そこをしんどいと思ってやるか、やらないかってのはその子しか選べないんでそこなのかなって感じ。

HOUSEに関してはつま先強ければ何でもできるんで、つま先さえ強いと、言ったらタメるような動きもできるし迫力が出ると思うんで、HOUSEはここが強ければ大丈夫ですよ
って言いたいです。

<MIZUE>
じゃぁかかとを上げて生きていきましょう。

<KAZANE>
だからランニングとか縄跳びとかのトレーニング良いと思うんです。
ここ強ければホントにフローとかでも出せるんで、HOUSEに関しては私はそこかなと、他のジャンルは分かんないですけど。

<MIZUE>
でもJAZZも同じかもしれないですね、かかとつま先のコントロールできたらやっぱ繊細に動けるからもしかしたら似てる要素があるかもしれない。

<SHINJI>
1番早いのは、手っ取り早いのは好きな子に踊りを見てもらうのが1番早い。

<MIZUE>
あー正解!!

<SHINJI>
好きな女の子に見てもらえれば勝手にかっこよくなる、勝手に上手くなる。
その感覚が分かんないんだったら、多分付けた方が良いその感覚を、くらいの感じ。
やっぱりちょっとそっちの感覚、人に見せるってのはそういうことだから、くらいの感じで。

<AC>
なるほど。ありがとうございます。
ということで皆さんありがとうございました。

<審査員全員>
ありがとうございました。