8/30(日)★登竜門★vol.6 審査員インタビュー

WAN-CHAN

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<総評>

みなさんお疲れ様です。

多分うれしい人も悔しい人もいると思うんですけど、それもすべてひっくるめてみんなにとって実り多い一日になるといいなーと思ってコンテストをやっています。 なので、思うような結果が出ても出なくても「出し切る」ことだけはやってほしいなといつも思っています。

たとえば「今日は出来があんまりよくなかったなー」って後悔するんじゃなくて、どんな結果であれ「これだけ出し切ったんだ!!」ってみんながやってくれたらうれしいなと思ってます。

…これはオーガナイザーとしての気持ちも含めてしゃべってます。

審査員としては…

いろんな色のチームが見れて楽しかったです。 流行とかもあるし同じスタジオからいっぱいチームが出たりとかっていうと似たようなチームが多かったりってことがあったりするんですけど今回はそれぞれに色があって…

うまいへたではなくどんなチームでもスタイルと言うか味が違うところが近年増えてきていいなーと思ってます。 みんな右向け右とかよりはそれぞれが出会って「いいな」って思うジャンルをやってほしいなと思うのでうれしかったです。

いろんなコンテストで審査員の方々が、今がんばってることを続けてほしいって言っていると思うんです。 オレもそう思ってます。

ちょっとやってもうダメだって言う前にがんばってつきつめるところまでやってみたらもう一個ちがうものがきっと見えると思うので、 肝に銘じてもらいたいと思います。

やった方がいいよ☆

と言うわけで、お疲れ様でした!!

 

<優勝したチームのよかったところ>

U-12ソロ部門 KEIKO

個人的に「やりたいこととやれること」のバランスが気になって見ているんですけど、パワーもあるし出し切っている感があって、やりたいことを発揮している印象がありました。

かっこよかったです。

U-15ソロ部門 Myu

感覚的な表現で言うと…見ていて気持ちよかったです。その一言ですね。

安定していて隙がないし気持ちよく踊っている感も出ているし…自分の中でがんばっているっていうより外に出て伝わっているかっていうのがダンスでは大事だと思うしHOUSEというジャンルはそういう部分向きではないジャンルだと思うのですが、出せているのはすごいなと思いました。

U-10チーム部門 B☆lazerz

スキル的な部分と気持ちを出しているのがふたり揃っているのが伝わりました。

一見してガチャガチャになりそうないろんなものを取り入れた作品だけど、最後までやりきったっていうのはふたりが作り上げてきたものがまとめているのでそういう(優勝という)評価になったのだと思います。

U-12チーム部門 SP!CE

見ていて安定感があって、ちょっとした粗というものも目立つわけでもなく、曲がかわったときに衣装・雰囲気・全体の空気がスパっとかわって…そういうところまでしっかりオーガナイズされていたのでよかったと思います。

U-15チーム部門 A

どの部門も優勝しているところは安定感というか…スキルだったり練習量だったり気持ちだったりっていうところに雑な部分が見えないチームが優勝に近づいていったなっていう印象なんですけどここもそうで。

特に見せ所もしっかりしていて、お!!と言ってしまうようなところもつくれていました。 セリフが途中が入っても違和感なく表現できていたのもよかったです。

<印象に残ったチーム>

U-15ソロ部門のLio

コンテストっていう感じで作ってきている人が多い中で…それも必要なんだけど…「ダンスしてるぜ」っていう感じをそのまま持ってきた感があって見ていて楽しかったです。

U-12チーム部門のNIXX CREW
U-12チーム部門のCOLAVE

流行りの黒いHIPHOPっていうよりは音ハメだったりデジタルな感じだったりフリースタイルな感じのHIPHOPを持ってきていたんですけど、個人的にはけっこう好きで。 その分音のハメどころが多くなるので大変なんだけど一生懸命作り上げてきたのはいいなと思いました。

もう少し完成度を上げていくとグッといけると思いました。

U-15チーム部門のDANK-U

踊りだったり気持ちだったりに勝ちに来ている感が出ていてよかったです。 ひとりひとりのスキルを意識して磨いていくと化学反応が起こせるんじゃないかなと思いました。