★登竜門★ vol.47

審査員コンテスト後インタビュー

※コンテスト後のインタビューは対談形式で行いました。

<町田おどり場建設スタッフ=以下、おどり場>
本日ジャッジしていただきありがとうございました。

<審査員全員>
ありがとうございました。

<おどり場>
★登竜門★ vol.47、2025年4月6日。
まずお聞きしたいことが2点ありまして。

まず最初に全体を通して優勝したチーム、ダンサーの勝因というものはどういうところにあるのかなっていうのをお聞き出来たらなと思うんですけれども。
どなたから言っていただいても大丈夫です。

<HisayO>
じゃぁ私から良いですか。笑
これってでも付け方が1位とかじゃないじゃないですか、同じ点数付ける可能性もある付け方、審査の仕方だから。

自分がこの子1位って、この人がこのチームが1位って思ってなくても結局高い点数入れた人が優勝してて、入賞もしてるからそういうことなのかなっていうか、ちょっと上手く言えないですけど。
でも自分が高い点数付けたのはやっぱり全体的にバランスが良かったところ、ソロもチームも。

スキル性と構成と見せ方ととか、それも含めて衣装とかみたいな、曲だったりとか全てのバランスが良かったところを点数高く付けてるので自分はそういうところが勝因かなって思ってます、
バランス良く全部のバランスが良いところ。

あとチームバランスも。
1人だけ上手いとかじゃなくてみんな同じように出してるとか同じように出来てる、そういうチームバランスとかも見て自分は点数高く付けたのでそこが優勝してるから私が勝因はそこかなって思ってます。

どうですか?笑

<ちっひー>
はい、私も見た感じでバランスとやっぱりスキルが高いと自然と良く見えるのはそうだなーと思うし。
振付の中でどこ表現したいのか、音だったり。

そういうのがハッキリとクリアに見えてくると自然とやっぱ良いなって感じれたので。
そういう分かりやすいキャッチーな部分も大事というか。

すごいことしてるんだけどずーっと一緒だとやっぱメリハリなく見えちゃうし、そういう振付の構成の組み立てのバランスとかもやっぱ良いところがシンプルに自分の中に気持ち良く入ってきたなって思うので
私もそういうバランスが良いところとほんとスキルが高いところが良く見えました、はい。

<HAL>
自分は、そうですね、優勝を今一通り見たら今日の傾向としては確かにそこ。
技術があるっていうのがやっぱり見えやすかったのかなっていう傾向にありました。

技術高いっていうのは体の技術とあと音感、音の取り方が全部の優勝者とは言えないんだけどすごい良く見えた、高得点の中には単品で音を取ってるだけじゃなくって、それもありなんだけど大きなグルーヴの中に
めっちゃ細かいのも混じってて絶対に乱れないとか。

多重音取りみたいなところまでいってる子とかは、それがスキルとしてちゃんと成立してる子はやっぱすごい上に見えました。

あとはみんな本気なのは分かってるんだけど、その本気度の勝負があって。
ガチのガチのガチでやってきて今ここに来たなっていうのはあったんじゃないかな今日っていう。

<HisayO>
確かに。

<HAL>
みんなやってんだろうけどその中でも、はい。

<HisayO>
でもさっきのU-12のソロの優勝したMioちゃんは私すごい自信が満ち溢れててGOODって自分で書いてて。
すごいやったるぜ感みたいのがすごいあって。

だからあんな風に泣いてることがすごい、表彰であんだけ泣いてたから、そんな思いで来てた、もっと余裕、おはようございます、みたいな感じなのかなと思ったらえーみたいな感じだったから
すごい今日にかけてたんだなっていうのがすごい見てちょっと感動しました、表彰で。

<HAL>
U-12で言うと最後のYuzki*ちゃんも良かったなっていう、3位ではあったけど、はい。
多分すごい色々細かいことをトライしてそれを成立させ、見えるように工夫したっていうものを自分は受け取りました、はい。

<おどり場>
例えばなんですけど、今バランスっていう言葉が出たんですけど、特に今日1日の中で優勝したチーム、入賞したチームでも良いんですけど特に印象に残ったなって言うチーム、ダンサーいたりしますか?
ここが特にバランス良かったなって。

<ちっひー>
私はU-12のcappuccino。

<HAL>
うんうん。

<HisayO>
あー、そうですね、私もそうかも。

<ちっひー>
ここはすごい1人1人も、例えばオシャレで、パッと見た瞬間にもう、うん。
やっぱ衣装可愛いとかすごい良かったですけど、小っちゃい子達。

そういう一発目の印象もやっぱ大事じゃないですか。

<HisayO>
うん。

<ちっひー>
一発目に、見たいなってまず思わせるところから入って更にダンスが良いともっとすごく良い感じになるので。

<HisayO>
確かに最初すごい良かったですよね。

<HAL>
うん

<ちっひー>
印象。

<HisayO>
最初の出だしがめっちゃ。

<ちっひー>
1人1人が魅力的な感じで良かったです。

<HisayO>
そうですね。

<HAL>
ひたすら攻めるだけじゃないオシャレさが多分、うん。

<おどり場>
ありがとうございます。
他にもし印象に残った、ここ良かったとかあれば。

<HAL>
じゃぁ自分U-15チームの優勝のRugaLuganはやっぱちょっとすごい考えられた構成というか組技というか海外っぽい感じ。
あんま日本でやってる子達あんまいないんじゃないかなみたいな繋げ方とか構成があってそこがちょっと面白かったっていう感じでした、はい。

それをちゃんとバランスに取り入れてるというか構成の一部に出来た上で作品になってた、うん。

<ちっひー>
確かに。

<おどり場>
ありがとうございます。
そうしましたら2つ目の質問に行かせていただくんですけども、入賞しなかったけど良かったチーム、ダンサーを1、2組あげていただけたらなと思うんですけれども。

<HisayO>
はい、じゃぁ私からU-12のソロのRёN君。

<HAL>
うん。

<HisayO>
すごいアーティストっぽくて、こういうアーティストいるなみたいな感じがすごい良かったなって思いました。
個性がちゃんと出てて自分の見せ方っていうか得意な感じがすごい分かっててやってる感じが良かったなって思いました。

<HAL>
トータルパフォーマンスとして良かったっすよね、めちゃくちゃ服も派手だし表情もイケてるし。笑

<HisayO>
そうそうそう、なんか歌とか歌いそうみたな。

<HAL><ちっひー>
確かに確かに。

<HisayO>
そんな感じのイメージでした。

<HAL>
ジョジョの奇妙な冒険に出てくるバスーンってした奴みたいなくらい成り立ってるキャラというか。笑

<HisayO>
そう、なんか見えました、彼がライブしてる姿が。

<ちっひー>
良い意味のナルシストみたいな、なんでしょうか。笑

<HAL>
良いっすね。

<HisayO>
思いました。

<おどり場>
逆にRёN君が入賞とかするためにはアドバイスありますか?
これがあったら良かったのにみたいな。

<HisayO>
でもさっきのそういう面ではスキル性とかをもっと見やすくした方が良いんですかね。
アーティストとしては良かったけどってことですかね。

スキル性で促せるところを作ったらいいのかな。

<HAL>
そんな気が、うん。

<ちっひー>
思い返した時にやっぱ仕草みたいのは思い浮かぶんですけど、ダンスの何をやってたかって言われるとちょっとパッて出てこない、うん。

<HisayO>
そこですかね。

<ちっひー>
うん、そうですね。

<HAL>
これから上がると思います。

<おどり場>
ありがとうございます。

<ちっひー>
じゃぁ私は個人的に好きだったのは1番年上の1番最後のピンクグレーのJAZZの。笑

<HisayO>
うん、SWEET MEMORIESですよね?違いましたっけ?

<HAL>
あーSWEET MEMORIESの子。

<ちっひー>
多分足りないものとか隙がある感じも分かるんですけど、あのゆっくりなる瞬間にグッと来ちゃって。
曲とマッチしてたのかな?あの衣装の色味っていうか全体が柔らかい感じだったのが。

<HisayO>
分かります。

<ちっひー>
多分人柄も出てんのかなとか思って。

<HisayO>
確かに。

<ちっひー>
すごいグッと来ました。

<HisayO>
板付いた時と動きだした時の私はギャップがすごいあってっていうか、こんな感じなんだみたいな私はギャップで良かったって感じですね。

<ちっひー>
うん。

<HisayO>
体きいてて。

<HAL>
ね、音楽とマッチしてるとか風景が近いというか密着してる感じっていうのがありましたね、うん。

<HisayO>
確かに。

<HAL>
僕もじゃぁ次。
U-12チームの5番chispa、HOUSEの子達でまだ、もっと技術は高めてってほしいんだけど。

<HisayO>
確かに。

<HAL>
チーム感というか、このメンバー6人のメンバーのキャラ性とかめくるめく展開を作ってあげててそれがすごい本人達も分かっててどんどん上手くなっていけばすごい気持ち良いチームになるんじゃないかなって
思って気になりました。

<ちっひー>
うん、分かります。

<HisayO>
でも私も書いてます、それ、個性が出てるって。
流れに勢いがあって良かったみたいな感じで、確かに。

ただこの子達が上手くなったらすごい良い、良くなりそうだなーって。

<ちっひー>
ノリが結構ホント出てて。

<HAL>
出てました。

<ちっひー>
多分呼吸がもっとみんなの合えば。

<HAL>
そうですね、うん。

<ちっひー>
ちょっとまだ粗さがありましたけど。

<HAL>
まだある、うん。

<ちっひー>
でも良かったですね、このチーム、はい。

<HAL>
まさに。

<おどり場>
他にこの子良かったって子います?

<HisayO>
私12のチームの7番のDooooφも良かったです。

<ちっひー>
私も良かったです。

<HisayO>
さっきのchispaじゃないですけど、出だしがすごい良かった。
急にボンみたいな感じでしたよね、始まりが。

<HAL>
気合入ってましたね。

<ちっひー>
衣装教えてもらって良いですか?点は高いんですけど。

<HAL>
デニムっぽい、上下。

<HisayO>
デニム、繋ぎっぽい、背中に。

<ちっひー>
柄が、はいはい。

<HisayO>
8人、大人数だし、ボーンっていうのが最初に来て、ちゃんと大人数活かした構成で良かったかなって。

<HAL>
うん。

<HisayO>
ナイスパワーって。

<ちっひー>
私もパワーって書いてます。

<HAL>
(笑)

<HisayO>
パワー、ですかね。

あと18のチームのSilver
すごいHIPHOP系なのかと思ったんです、黒い革ジャンみたいの着て男の子1人とLOCK。

<ちっひー>
あーLOCKのやつ。

<HisayO>
LOCKのやつ、そう、LOCKなんだーって思って。
出だしそんなLOCKじゃなくなかったですか?

<ちっひー>
うんうん。

<HisayO>
その意外性も面白いなって思って。
どう?

<HAL>
例えばLOCKの人から見てああいう工夫の仕方とか、ある意味外し方かもしれないけど、みたいのってどう見えたりします?

<ちっひー>
私は結構LOCKとか技も1つ1つ多分好きすぎてだと思うんですけど、やっぱLOCKで表現しなくても良いんじゃないかなってちょっと思っちゃうんですよね。
ああいう中にちょっとトゥエル入ったりとかも、別にトゥエルじゃなくても良いんじゃないかなって。

それはそれならそれのLOCKに対した愛をもっと感じたいなっていうのはあったり。

<HisayO>
なるほどなるほど。

<ちっひー>
最後の曲がナイトフィーバーみたいな、曲の組み合わせにちょっと違和感感じちゃって。
始めあの曲と衣装とすごい合ってる感じだったんですけど最後の曲だけめっちゃファンクで来て。

<HisayO>
確かに確かに。

<HAL>
うん。

<ちっひー>
そこでちょっと違和感は感じちゃったなっていうのがちょっと自分的にはあったんですけど。

<HAL>
なるほど。

<ちっひー>
やり切ったらすごい良かったかもしれない。
ああいうスタイリッシュな感じでちょっと入れながら自分達はこういうスタイルですっていう感じで全体を通して一貫性があった方が良いかなーってちょっと私は専門ジャンル的には思いました。

<HAL>
うんうん。

<HisayO>
確かに。
私普通にHIPHOPのチームなのかなって思って見てこれ見たらLOCKで、LOCKしだしたからあれ?って。
FREESTYLEなのかなって思って見たらLOCKって書いてあったからLOCKをあえてこうやってんだみたいな感じで思ってたからそれはそれで面白いなと思ったんですけど確かに深いとこいくと難しい。

<ちっひー>
FREESTYLEって書いとけばまた見え方違ったかもしれないですね。

<HAL>
あーなるほどなるほど。

<HisayO>
そうなんですよね。

<ちっひー>
はい。

<おどり場>
ここで例えばFREESTYLE LOCKって書き方すると何が違いますか?

<HisayO>
それってもう何やるか分かんない。

<ちっひー>
FREESTYLEで良いかもしれない、うん、っていう。笑

<おどり場>
コンテストシーンにいるとFREESTYLE JAZZとか結構いますよね。

<HAL>
自分で造語みたいに作っても良いっちゃ良いと思う。
全然違う感じとかにしちゃえば良い感じもしますよね。
もうどこにも寄ってないんだったら宇宙とかにしちゃって。笑

ジャンル宇宙とかにしちゃえば文句言えない誰も。

<ちっひー>
見る前にめちゃくちゃハードル上がりますよね。笑

<HAL>
(笑)
確かに。笑

<HisayO>
アクロバットとか入ってるような人がFREESTYLE JAZZって言ってるのかな、そんなことないか。
アクロバットっていうか技。

<HAL>
アクロバット入ってる人もいるんじゃない?

<HisayO>
でもそうですよね。
私も普通にJAZZで良くない?って思うんですけど、でもホントのJAZZの人にしたらJAZZじゃないってなる人もいるってことですよね。

<HAL>
でもHIPHOPでもそれはありそうだし。

<ちっひー>
そうですね。

<HisayO>
ムズイっすね。
だからFREESTYLEが便利説ですよね。笑

<HAL><ちっひー>
便利説。笑

<おどり場>
最後に1個聞いて良いですか?
多分今ちっひーさんが主ジャンルについて言ってくれたんですけどHisayOさんからして例えば今日JAZZで出てた子で。

<HisayO>
JAZZ HIPHOPみたいな。

<おどり場>
ここすごい良かったとかいらっしゃったりします?
逆にHALさんにはHIPHOPで。

主ジャンルが1番言いやすいんじゃないかなって。

<ちっひー>
確かに。

<HisayO>
そうですね。

<HAL>
ある意味厳しくもなってしまう瞬間も絶対にあると思ってて。

<おどり場>
はい。

<HisayO>
でもJAZZ HIPHOPも、これもFREESTYLE JAZZと似ててっていうか。
それもどこからどこがHIPHOP JAZZなのかなって自分も出す時HIPHOP JAZZで出すんですけど。

<HAL>
そうでしたっけ?そっかそっか。

<HisayO>
でもJAZZ HIPHOPで出してたりとかするんですけど、自分はすごいドJAZZじゃないからと思ってJAZZ HIPHOPにしてるんですけど。
HIPHOPの要素って言ったらちょっとおこがましいですけど、ちょっとノリっぽい感じのとことかもGIRL'S HIPHOPっぽいかなーってGIRL'S HIPHOPとは言わずにJAZZ HIPHOPっていう風に言っちゃってんですけど。

ちょっと私からすると結構JAZZよりだなって思ったんですよね、今日の。
だからちょっと難しいなって思いました。

<HAL>
ムズイっすねー、もはやそれが俺らが気にしちゃうとなるともうジャンルって書かなくて良いんじゃないかっていう説も出てきちゃう。

<HisayO>
確かに確かに。

<HAL>
見て判断してください。笑

<HisayO>
確かに。

<HAL>
難しいっすね、でもそれを言うからこそそこに文化と覚悟が生まれるんで。

<HisayO>
そうですね、ジャッジが柔軟にですね。

記憶がムズすぎて、衣装書かないとホント分かんない。
でも入ってますもんね、ARIAちゃん。(U-9ソロ部門)

<おどり場>
全然入ってても大丈夫です。

<HisayO>
この子は大人っぽくってクールですごいクリアだなって思いました、動きが。
めっちゃ良いなって思いました、自分も高い点数付けて。

クリア度が結構気になるかもしれないです、そうしたら。
シルエットだったりとか、ごちゃごちゃってなっちゃう。

<HAL>
あんまりボヤかさないというか。

<HisayO>
そうです、ちょっと自分にも言い聞かせてるんですけど、早いテンポにしすぎて1個1個の動きが間に合ってないっていうか。

<HAL>
うん、あるあるですよね。

<HisayO>
それ他のジャンルもそうかもしんないですけど、それが結構JAZZ HIPHOPの子達は気になった。
シルエット、多分女の子らしいことをやる人が多いじゃないですか、JAZZ HIPHOPって。

だからそれがちゃんと出てないことの方が気になっちゃうのかも、そうしたら。
女子、それってでもシルエットだったりとかすると思うんでそこかもしれないですね。

ジャンルにこだわってどこ見てるってなったらそういうとこかもしれないですね。

<HAL>
うん。

<おどり場>
HisayOさんのところ見るとすっごい説得力ありますよね。

<HAL>
うん、まさに。

<HisayO>
ホントですか?でもそれしか。

<おどり場>
すごいっすよね。

<HAL>
クリア。

<HisayO>
いやいや全然ですよ。

<おどり場>
すごいなって思います。

<HAL>
じゃぁ自分のHIPHOPの方で良かったところはU-9ですね、の1位の子、RINOちゃん、10番の、この子は文句なしかなって思います。

<HisayO>
うん、小っちゃい、何年生なんだろう、すごい小っちゃかったですよね。

<HAL>
ねー。

<ちっひー>
すごかったですよねー。

<HAL>
うん、もう全部見えたし音の取り方とか。
さっき自分が勝ったのこうじゃないかみたいな時に言った、ちゃんとこういうのが繋がってるのにも関わらず細かい音が今この音聞いてんだなこの楽器弾いてんだなとか、それ見せたいんだなっていうのが
ちゃんと技術で伝わってきて良かったっすね、うん。

小っちゃいともうほぼ完成。
あの子はおっきくなったらもう1個見つけなきゃいけないかもしんないけど今んとこもうあれでめっちゃ良い。笑

<ちっひー>
めちゃくちゃ良かったですよね、ホントに。

<HisayO>
確かに。

<おどり場>
そのまま行ってくれみたいな。

<HAL>
そうそう。

<ちっひー>
全部を通して1番高い点付けた気がします、はい。

<HAL>
おー。

<おどり場>
すごい。

<HAL>
U-9が今日はもしかしたら自分の感想っすけど、普段入れるような子も入れなかったんじゃないかなって思って。
だから上手な子が集まってきたんじゃないかな。

<HisayO>
確かに、9はチームもレベル高く。

<HAL>
高く感じましたね。

<HisayO>
ですよね。

<HAL>
全然違う話もう1個しても良いですか?笑
しなくて良いんすけど、さっきHisayOさんが言ったようにジャッジしてる側でもあるし生徒を出したりもする時もあるんですけど。

すごい思うのが色んなジャンルの方に見てもらうジャッジしてもらうってなると、さっき言ったように誰もが分かる分かりやすいものっていうのを入れると思うんすよ。
でもそれがホントに上手くいけば自分がこだわってるもしかしたら深いかもしれないような使い方とか見せ方っていうのを一緒にそういう分かりやすい使い方の中でどっちもあるみたいに出来たら1番理想なんですけど。

どっかで魂を売んなきゃいけない時もあるのかなっていうのは。
売らないでめちゃくちゃここのこのズレが1番カッコ良いんだよみたいなことを言いだしてパッと見他ジャンルの人から見たら何やってるのか分かんないとかまでいったらカッコイイけどどうなんだろうとか。

とかどう思われますか?笑

<HisayO>
HALさんでも両方兼ね備えてる気がする、HALSHIPは。

<HAL>
いや全然。

<ちっひー>
そういうこだわりをホント突ききってみたいなとこまでいくか伝わらないまま、突ききれるか突ききれないかみたいな。
先生から見たら良いよってなってることがってことですよね。

<HAL>
かもしんないですね。

<ちっひー>
でもそこはずっとやり通してほしいと思いますね、1人のダンサーとしてというか。

<HAL>
あーうん。

<HisayO>
確かに確かに。
評価されないから変えなきゃいけないみたいなってことですよね。

<HAL>
うん、それが圧倒的にもし先生とか言ったらレジェンドみたいな人から見たらそのジャンルの、だとしてもこのシャバのコンテストに出たら別に評価されないっていうのが結構あると思うんすよ。
分かんないっすよね、それって。

<HisayO>
あー。

<HAL>
そこがすごい迷うのが、これがこだわってるんすよみたいな、例えばこのボールペンのここの模様のこれを表現するのに5年使ったんですみたいなことをし続けるのはカッコイイんだけど
それが本当に誰も気付かないとすると1人で踊ってるわけじゃないですか、もう、うん。

でも俺達は生まれた時みんなと会うっていうことがもうすでに社会的なんでどこでそこの折り合いを付けていくか。笑

<ちっひー>
あー。

<HisayO>
でもあれですよね、キッズってその期間しかないじゃないですか。
だからそこ1年をみんなその1年にかけて1年やったりとかするから。

<HAL>
ずっとやるわけじゃないからとかっていうことか。

<HisayO>
長くかかるものをやり続ける、でもその子達がおっきくなってもそれをやり続ければ良いんですけどね、そうですよね。

<HAL>
やり続けるならまぁうん、分かんないなー。
ずっと迷ってます。

<HisayO>
目先の結果が欲しい人も多いじゃないですか。

<HAL>
うん、でも目先の結果、さっきその話をちっひーさんとしたんですけど。
結局目先の結果受けが良いやつばっか選んでくと多分その子のダンスはなんの芯もないスカスカなダンスに成り下がってしまうと思うんですよ。

そこのバランスとか、芯を保ったまま世界と繋がっていかなきゃいけない。笑

<HisayO>
確かに。

<HAL>
どう思われますか?笑

<ちっひー>
(笑)
でも私だともう絶対これっていうのが突き通してほしい、突き通す派かもしんないですね。

バランスでそういうとことジャッジのとことじゃないですけど、まぁこの3分を。

<HAL>
なるほど、キャッチーなとこも入れるけど。

<ちっひー>
うんうん。

<HisayO>
見せたいところを。
そればっかりで勝ってもね。

<HAL>
そうっすよね。

<ちっひー>
うんうん。
難しいですね、そこは。

<HAL>
難しい話を。笑

<ちっひー>
(笑)
でもすごい分かります。

<HAL>
歯切れ悪いっすかね。笑

<おどり場>
いえ。

<HisayO>
ちょっと離れちゃった。

<おどり場>
ちっひーさん他にもしLOCKで何かありますか?オールドスクールでも良いですし。

<ちっひー>
LOCK少なかったんですけど

<おどり場>
そうなんですよね、そうですよ。

<ちっひー>
少なかったからもっとここが良ければ良いよみたいな感じでも良いですか?

<おどり場>
もちろんです。

<ちっひー>
おっきい人で、5人組くらいの女の子の

<おどり場>
U-18の2番とかじゃないですか?MayOs。

<ちっひー>
あー18の、はい。

<HisayO>
あー。

<ちっひー>
振付の意図はすごい分かったんですよ、そう。
なんだけど音ハメで音をハメて踊りたい、特に1曲目の出だしとか。

そことリズムで踊ってるのが一緒になっちゃってて。
スキーター1個するのでも例えばちょっと上半身固めて手までしっかり付けるのとラフに踊るのとそういうちょっとしたことで見え方って変わると思うんで、そこがちょっと惜しかったかなみたいな。

作品的にはすごい良かったのにちょっと見せ方がみんなそこまで追いついてなかったなっていうのがあったんですよ。
分かります?

<HAL>
固めてる子もいるし揺らしてる子も同時にいるしってこと?

<ちっひー>
多分みんなそういうツ、ツ、タンのとこでツ、ツ、タンってやりたい、多分振付師的には多分やりたかったと思うんですよ、なんとなく。
なんですけど、他のリズムのとこと同じように

<HAL>
平坦なグルーヴに見えちゃったってことか。

<ちっひー>
はい、音を表現したいところと音楽でリズムで踊りたいところの踊り方が一緒になっちゃってて。

<HAL>
なるほど、うんうん。

<ちっひー>
振付師の意図はすごい分かったんですよね。
だから作品は良いけどそれを上手く表現出来てなかったのがすごい惜しかったなって思っちゃって。

でもそういうのってちょっとした肘の使い方とかだけでちょっとアクセントつよっく取るとかホントちょっとしたことで良くなるなって思ったんで。

作品はすごく良いなと思いました。

<おどり場>
ありがとうございます。

<HAL>
めっちゃ良い話。笑

<HisayO>
確かに。

<おどり場>
では本日これで終わらせていただきます。
ありがとうございました。

<審査員全員>
ありがとうございました。