ドラドラ2022 6th PERIOD -東北予選-
審査員コンテスト後インタビュー MAA/だーよし/MIZUE PART2
<AC>
最後に僕から1個ちょっと質問をさせていただきます。
今日全体を見ていただいて勝つためではなく、例えばこれからまぁコンテストに挑戦していくとか踊りを楽しくしていくためにこれやった方が良いよ?今日の子達を見て
これやった方が良いよっていうことを1つあげていただけると嬉しいなと思います。
<MIZUE>
えー1つ?ムズ。
<AC>
あえて1つ。
<MAA>
まぁちょっと自分的にはちょっとズレてるかもしんないすけど、親御さん、ほとんどキッズだったじゃないですか、一般、一般つうか
<AC>
まぁOPENは人数少なかったんで。
<MAA>
そうですよね。
まぁほとんどは親御さんありきの状態なので、親御さん目線っていうところで考えれば、例えばコンテストの結果が上手くいかなかったからつってブチ切れるお母さんとか
でも練習しなさい、っていうかしてほしい=子供達が優勝とか入賞とかする、自分嬉しいだからそこだから結局自己満足なんですよ。
子供がめちゃくちゃもうダンスやりたくてしょうがなくて、でも自分はもう面倒くさい、引率するの面倒くさいし、でも子供やりたいって言ってる、そういう状態だったら
また話違うけど。
結局のところ自分がやらせたいんでしょ?っていうのに、そう、あなたが頑張ってるから、なんだろう練習しなさいとかだとすり替わってるなと思って。
<AC>
子供のことを
<MAA>
俺はやってほしかったの、だし子供がやっぱり賞取ったりバトルで勝ったりしたら嬉しかったし、うん。
だし、負けたらやっぱりなんかイライラしちゃったりしてたわ。
<MIZUE>
ふーん。
<MAA>
うん。
でも今となっては違うなと。
だからホントに続けてほしいとか好きになってほしかったら、もう全然気にしないし、なんならもうとにかく子供がちょっとでもダンスに関わることした瞬間に大喜びみたいな。
でよく質問されるのが妹がやりたがらないとか、下の子が。
だってそりゃそうだよ、お姉ちゃんがめちゃくちゃ怒られてて死ぬほど練習してる姿なんか見たらやりたいと思うわけないじゃんつって。
(一同爆笑)
<AC>
そうですね。
<MIZUE>
うんうん。
<MAA>
もう逆にお姉ちゃんばっか、もうすごい扱い受けてたら私もやってやりたいんだけどみたいな。
そういうなんかちょっと、なんだろうな、もうちょっと面白くとらえてっていうか。
<AC>
そうですね。
<MAA>
そしたら多分家族全体でも楽しめるようになるし、でも結果ばっかり気にするなっていうのも、難しいのも分かるんですけどもっていう。
でもやっぱ不幸になる、それだと。
<AC>
結果だけ見てるとってことですよね。
<MAA>
も含まれちゃう、結局ほんとに。
<AC>
よく最近話出ますけど結果は結果でみんな目指して来るじゃないですか。
だけどその日1日がとかその努力が結果でダメになるわけじゃないじゃないですか、やっぱ、コンテストってそういうもんじゃないっていうか。
<MAA>
だからまぁ難しいのは分かるけどね。
ほんまに結果だけ求めるんだたら、もう究極結果出してる先生のとこに行ってその先生に認められてチーム入れてもらうのが確率としては1番高いよね、やっぱり。
<だーよし>
まーたしかに。
<MIZUE>
まーね。
<MAA>
究極を言うとね。
<MIZUE>
それだけを求める
<MAA>
そうそう、極論言うと。
だから実際うち大阪から来てる子もいるしやっぱり。
<だーよし>
はー、なるほどねー。
<AC>
そうっすね。
<MAA>
極論言うとね、でもそういうことじゃないじゃん。
<AC>
そうっすね。
<だーよし>
そうっすよね。
<MAA>
結果出してもさ、仲悪くなったりとかさもめたりしてまで結果出す意味がないし。
<MIZUE>
うんうんうん。
<MAA>
だからちょっとズレたかもしれないけどみんながハッピーになることを言うとみたいな、はい。
<AC>
なるほど、ありがとうございます。
<MIZUE>
良いですか?私言っても。
<MAA>
どーぞどーぞ。
<MIZUE>
とにかく遊べですね。
<AC>
遊べ
<MIZUE>
遊べ、全力で遊べですね。
ダンスも友達との遊びも家族との遊びも遊び切る楽しさを知ったらダンスでもそれできるし、やりきる、なんか遊び上手なやつはダンス上手に感じてるところもあるんですよね。
女とかじゃないですよ?女遊びとかじゃないですよ?
<だーよし>
(笑)
<AC>
キッズの
<MIZUE>
キッズの遊びですよ?
分かんない大人はそうかもしれない、女遊びとかもあるかもしれないけど。
<だーよし>
そうね、大人はね。
<AC>
芸の肥やしにみたいなこと言いますからね。
<MIZUE>
でもその遊びは親の解釈によっては え、遊び?って思う親もいるかもしれないけど、でもそうじゃなくて私は生徒とめっちゃ遊ぶし生徒同士がめっちゃ遊んでんのも嬉しいし
ダンスのリハだけの空間だけの繋がりなんてめっちゃおもろいと思ってんですよ私。それだけの繋がりはね。
じゃなくていろんな時間を共有することで見えないその子の良さと、逆に言ったらその子の短所も見えるし、そうやってなんか人間で繋がったチームも私は好きだから。
やっぱり自分がダメな時に救われたり、相手がダメだった時に救ったりしてチームになるかなと思うから。
それをつなぐのは遊びだと思ってるから、まぁ優勝入賞に関わらずっていうダンスを続けてく、遊びがあることで続ける繋ぎにはなると思っているからやっぱり遊ぶことは忘れずに
やってほしい、子供には。
大人になったらお金がかかる遊びが多くなってくるしね、子供の時はタダ遊び超楽しいし、まぁ大人も楽しいけど。
いっぱい遊んでほしいなと思いますね、はい以上です。
<AC>
なるほど、はい。ありがとうございます。
ではだーよしさん
<だーよし>
まぁなんか大体同じことですねお二人と。
なんか僕の場合はよく言うのは子供に多分言ってもあんま分かんないと思うんすけど、心技体ってあるじゃないですか、武道には。
それがもうまさにその順番で当てはまるなーなんですよ、僕の場合は、ダンスに。
ハートがないと技と体が育たないよっていう。
なんか体から鍛える人とかもまぁ中にはいると思うんですけど、ジャンルによって。
だけどね、うちらがやってるのはストリートダンスって別にそこにこだわりがあるわけじゃ全然ないんですけど、なんかまずハートがそこに向かないと技を練習しようとも思わないし
技練習しなかったら体も出来上がらないし、そもそも体鍛えようとも思わないし。
だから全てはもう心から始まるって思ってるので。
なんか今日コンテストね負けた子がすごい悲壮感漂う感じでどうやって改善すれば良いですかって言ったら、やっぱり改善することは先生に聞いてください。
でもただ1つ言えるかもしれないところはさっきもうホントMAAさんも言った通りで遊べってのもそうだし、だからその心の部分ですよね、うん。
だからダンスを楽しいって思うことだけを忘れないようにやってけば良いと思うよっていうそれだけですね。
<AC>
なるほどー、はい、ありがとうございます。
ということで今日の東北予選お疲れ様でした。
ありがとうございました。
<審査員全員>
ありがとうございました。